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【内定者紹介】私が土屋を選んだ理由 Vol.12 平井 杏花莉『迷った上の就職』

皆さま、こんにちは。平井杏花莉と申します。今回は土屋鞄製造所の内定者としてお話します!

国際基督教大学 神奈川県出身で絵を描いたりものをつくったりすることが好きです。しろくまと猫が好きです。インドア派ですが猫が好きで野良猫の写真を撮るためなら遠出します!自分自身の興味関心や好きな気持ちで動いていた学生生活だったと思います。

(もやしのマナー講師の役)

表現者として体を張ったお笑い研究会

サークル活動ではお笑い研究会に所属していました。
元々お笑いに興味があったわけではなく、ライブの宣伝フライヤーがクッピーラムネのようなレトロなパッケージ調で面白くて、このような自由な表現がしたいという理由で入部しました(笑) 主にスタッフとして音響や照明、フライヤー制作に携わっていましたが…演者としてネタを作りライブに出る機会もありました。

一見結びつかない「もやし」×「マナー講師」というネタをやったことがあって、なぜもやしかというと私が昔からもやしに似てると言われ、もやしに親近感を持っていたためです(笑)もやしの立場に立つとするすると台本がかけました。
実際に取り組んでみると、ネタ作りや練習の大変さ、本番の緊張感や達成感などたくさんの気づきがあり、まさか自分が舞台に立ってネタを披露するなんて入学時には思ってもみませんでしたが自分のやりたい気持ちや好きな気持ちから、自分でも想像していなかった方向へ世界が広がっていったと感じています。

サークルのフライヤー製作はおみくじにしてみたり、パロディものを作ったり、お札風にしてばら撒くなど、楽しんでもらえるには、手に取ってもらえるにはどうしたら良いかみんなでいろいろ考えて、それを形にするのが楽しかったです。特におみくじのチラシはすごく好評で、以来こういう風につくってほしいと要望があって、それに応えることにもやりがいを感じました。

ものづくりとの向き合い方をデンマーク留学で探求

(土屋鞄の就職が決まり、デンマーク留学でレザークラフトの授業を受講)

3年生の9月ごろから説明会などに参加し始めましたが、そもそも就活をするのかという部分でずっと迷っており、なかなか身が入らない状態でした。
大学院やデザイン系の専門学校への進学、休学も視野に入れていたため、就活をすると決断したのが4年生の2月ごろ。その時期から本格的に選考に参加していきました。

しかし、周りが進学や就職に向けて動き出していた中で、なかなか決意が固まらず、焦る日々…そんな中土屋鞄にも内定をいただいたのですが、就職への決心を固める大きなきっかけとなったのは、手工芸の学校へ通うために4ヶ月間デンマーク留学を決めたことでした。デンマークでは、高校生が卒業後、大学に行く前に自分は何が学びたいのかを見つめ直すために行ったり、社会人を経験して一度立ち止まってキャリアを見つめ直すために行ったりすることが多いようです。

ものづくりは好きだけど、これからどのように付き合っていきたいのかがわからず、進路に迷う私にとってぴったりな学校だと思い渡航を決めました。当時は不安な気持ちでしたが、今思い返してみれば悩みづつけた期間は自分にとって必要だったと思います。

そこでは自分でデザインした服をミシンで作ったり、セーターを編んだりしたのですが、どれも想像以上に時間のかかるものでした。ものが生まれるまでの過程を自分の手で体験してきたからこそものを慈しむ気持ちが生まれ、作品が出来上がった時の喜びもひとしおでした。
日本に帰ってきてからも、製品を見る目が変わり、そのものの裏側を考えながら手に取るようになりました。

好きなものづくりで感じた矛盾

就活当時に話を遡りますが、ものづくりが好きだったのでメーカーに絞って探していたところ、就活サイトで、土屋鞄を見つけました。ものづくりに魅力を感じていた一方で、世界にはものが溢れていて、ものを売ったら終わり、というイメージが強く、ものを生み出した後の責任を自分が取れるのか、という矛盾でモヤモヤしてました。
ただ土屋鞄の、社会に貢献していく視点が一致し、製品を販売したあとも長く使っていただくためにサポートを続ける姿勢に共感しました。選考に進む内にモヤモヤもだんだんと解消され、ここでなら私の好きなものづくりに関わりながら、社会問題に対しても取り組むことができるのではないかと思ったんです。

ここでなら嘘をつかず、何かを誇張したりせずにいられることがすごく嬉しくて私に合っていると思いました。関心がある分野はクリエイティブワークですが、就職してからはやったことないこと新しいことだらけなので、制限をかけず何でもチャレンジしていきたいですね。

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