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【内定者紹介】私が土屋を選んだ理由 Vol.7 大久保 龍星『体操競技の先に』

皆様、こんにちは。大久保です。今回は土屋鞄製造所の内定者として、しっかりと伝えたいと思っています。

駒澤大学 文学部 英米文学科に所属し、体操競技部に所属しています。
1歳で体操に触れ、3歳からほぼ毎日練習してきました。18年間過ごした千葉を離れ、大学で体操を続けるため、上京し、全日本種目別選手権や全日本インカレに出場した、そんな学生時代でした。

ストップしてしまった競技人生ーそこから考えたこと


       東日本インカレの大会にて(右から3番目)

自己紹介でもあるように体操競技中心の学生生活でした。身体が資本ということで毎日しっかりと8時間の睡眠を取り、食事を栄養素ごとに考え、毎日の気温や湿度、気圧などを測り部屋の温度を一定に保つなど、体操を第一に考えた大学生活を送っていました。印象に残っていることは、新型コロナウイルスの拡大です。思い返すと、正直色々と悔しいですが…やはり今の生活はコロナと切っても切り離せないもの。

20年弱、毎日行っていた練習が1ヶ月間ストップとなり、何もすることがなくなりました。しかしその1ヶ月間、そしてその後の時間が大切な時期となりました。体操ができない自分に何が残るか、今の自分に何ができるのか、考えても何も答えが出ず、眠れない日が何日も続きました。
オンラインでのインターンに参加したり、学生団体の運営を行なったりと自分の中の「何か」を埋めるために様々なことを行いました。

しかし、色々やってみても本当にやりたいことは結局、「体操競技」であることに気がついたんです。幾度もの怪我で、「体操を続けられることは当たり前ではない」と、わかったつもりになっていただけで、練習場を使えること、応援し合える仲間がいること、そもそも、生きていられていることに、当たり前なことなんてありませんでした。だから、自分は様々なことに感謝をするようになったと思います。


大学院か就職かー人生の岐路

始めは就職するつもりもなくて、治療師の専門学校か大学院へ行くつもりでした。ですが、人生の経験だと思って就職セミナーに参加したのが土屋鞄との最初の出会いです。「日本から世界を目指すブランド」とすごく大きなことを掲げている一方で、「目の前のお客さまを大切にしていきたい」と言っていたことが、最初はその言葉の意味が良くわからなくて......。真逆のことをしていないかな?と率直に思ったんです。
世界を目指すなら多くの人にアプローチするのが普通なんじゃないかな、と疑問だったので土屋鞄の人事に質問をしてみると、目の前のお客さまを大切にしてその幅が広がれば世界へというのを聞きました。それってすごくロマンティックだな、そんな会社が大きくなっていく未来が素敵だな、と思ったんです。数十社ある中で土屋鞄だけに興味が湧き、土屋鞄に決まらなかったらもう就職するの辞めよう、とまで考えていました。
遠い目標に向かって、目の前のことを大切にしている思いの強さが自分のやってきた信念と通ずる部分に共感したんです。
土屋鞄の人事が、就活生に向けて
「なぜあなたたちはリクルートスーツを着てるのか?そのなぜという問いに回答ができる意思を持ってほしい。スーツが悪いと言っているのではなく、そこに意思があるかどうか。ここがこれからの社会人生活で大事になります」と言っていたことが印象的で、選考に進もうと決めました。今までずっと体操をやってきてレールに敷かれた人生を送ってきたけど、これから先はレールがなくて、自分たちで選んで行動していってその行動に責任を持たなきゃいけない。はっきり言ってくれて、こども気分でいられないんだなと思ったきっかけでもあったんです。

自分自身が1人だけでできあがっていない


               成人式で祖父母とその友人と

最終面接で社長が、「どうやって1位になるかじゃなくて誰と1位になるのかプロセスの方が大切」と言っていて、社長自らその言葉を発するのが素敵だと思いました。自分の中での土屋鞄のイメージはこの社長の言葉にも影響されているように感じています。
体操競技で、今までずっと自分自身と戦ってきたのに対し、土屋鞄はいろんな人を巻き込んでいって目の前の人を大切にしながら、トップを目指す戦い方に自分と違うロマンを感じて惹かれて入社を決めました。

体操競技は自分自身と向き合ってきましたが、僕の過去の人生を思い起こすと、自分1人ではできあがっていなくて、両親だったり、祖父母(写真参照)だったり、色々な人に支えられて今の自分があります。性格的に周りから「真面目だね」と言われることが多いのですが、そう生きてきたのは自分を支えてくれた人たちに恥じないようにしたいと思いながら、ずっとスポーツを続けてきました。
人も会社も周りの人に支えられながら成長することに(最終面接を通して)気付いたんです。尚且つ、土屋鞄で同じ方向を見て、一緒に頑張る仲間がいるのは今からすごく楽しみですね。

土屋鞄では簡単じゃないことをやっていきたい、何かにチャレンジし続けたいと思っています。自分の経験上、停滞しているのが自分が苦しい時だったので、挑戦できるということは成長できてるってことなんじゃないかなと思います。
今まで体操にずっと命をかけてきたんですが、引退をしてから命の危機に晒されていないのがずっと変な感じがして、入社まで時間があるので、語学留学のためにカナダに行くことにしました!円安なので破産して帰ってきます(笑)

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