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土屋鞄の内定者ってどんな人なんだろう…面接の雰囲気はどんな感じなんだろう…。
就職活動中にそんなことを思っていた経験から、内定者が実際にどんな学生時代を過ごし、どんな就活をしていたのかを今まさに就活中の皆さんに伝えたい。
そんな思いから、内定者同士がインタビュ―を行い、土屋鞄との出会いや選考での思い出などをありのままに語ってもらうストーリーを企画しました。内定者が何を考え、多くの企業の中からなぜ土屋鞄を選んだのか…是非ご覧ください。
【内定者プロフィール】
- 村松 姫奈 (むらまつ ひな)
静岡大学 情報学部 情報社会学科 4年
大学ではサークルでよさこいに打ち込む。邦ロックが好きで月に一度はライブかフェスに参戦。(2021年はFUJIROCKに参加)
- 木村 志乃(きむら しの)
筑波大学 社会・国際学群 国際総合学類 4年
国際協力に興味を持ち大学に入学。インドにてハンセン病患者の支援をするワークキャンプに参加、現地に住み込みで滞在し家屋の修繕や差別意識の調査等を行う。
第3回は村松姫奈(以下、姫奈)へのインタビュー。「今できること」を積み重ねて就活にポジティブに向き合い続けた彼女に、第2回で登場した木村が今回はインタビュアーとして就活体験を聞いてみました。
「今できること」に打ち込み「かけがえのない経験」に
ーではまず、姫奈について教えてもらいたいな。自分自身どんな性格だと思う?
初対面の人にはおっとりしていると思われることが多いんだけれど、本当はガツガツしたタイプです(笑)普段からじっとしていられなくて何かしていないと気が済まないんだよね。3年生の半ばまではアルバイトにサークル、インターンと毎日予定が詰まっていたし、今も予定を次々に入れちゃうから日々忙しく動き回ってるよ。
ー学生時代色々なことにチャレンジする日々の中で、一番熱中したことは何だった?
一番打ち込んだことっていったら「よさこい」かな。大学のサークルに入ったことがきっかけで、かっこよくて力強いパフォーマンスを目指して踊り続けてたよ。
△よさこいを踊る姫奈
ーそんなにも熱中したのには理由があるの?
2つ理由があって。まず1つ目は、大学へ入学するときに「今できること」に集中しようって決めたことかな。実は第一志望校には受験で落ちてしまって、他の大学へ入学するのは嫌だなという気持ちが強かった。でも、そんなネガティブな気持ちで入学することがもっと嫌で、自分の気持ちを切り替えることにしたんだ。「どこにいるか」よりも自分がいる場所で「何をするのか」の方が大事なんじゃないかと考えて、目の前にある「今できること」に取り組んでいこうと決めたんだよね。そんな風に前向きな気持ちになった頃に出会ったのがよさこいだったんだ。大学のサークル紹介の場で見たよさこいパフォーマンスは、エネルギッシュで迫力に圧倒された。一人ひとりがキラキラの笑顔で、心の底から楽しそうに踊っている姿に心がグラグラと揺り動かされたんだ。この時の感情がずっと忘れられなかったことが2つ目の理由。パフォーマンスを見て、「私もあんな風に踊りたい!」って思った。
ーよさこいに全力を尽くしたのは、「今できること」を大切にしようという覚悟と、心を動かされたよさこいへの憧れがあったんだね。よさこいサークルではどんな経験をしたの?
希望のポジションで踊るためにはオーディションを勝ち抜かないといけなかったから、自分の振りをより良いものにしようと練習に打ち込む日々を過ごしたよ。始めのうちは自分の振りを客観的に見ることができなかったけれど、他の人に意見をもらったりしながら自分の現状を知って、上手い人との差が何なのかをきちんと理解することが大切だと学ぶことができた。その他にも、サークル全体で取り組む新歓や合宿などのイベントを企画・運営する役目も担っていたよ。
よさこいサークルを通して、みんなで一つの目標に向かってひたすら努力する楽しさを知ることができたし、自分の働きがサークル全体に影響を与えるという気づきからチームの一員としての責任感が芽生えたんだ。ここでの経験は自信の源になっているし、将来に繋がる学びを得られたと思っているよ。
△仲間達と笑顔でパフォーマンスをする姫奈
「今できること」の積み重ねで果たした「運命の出会い」
ー次は姫奈の就活について教えてください。就活はいつ頃から始めたの?
2年生の3月頃、コロナウイルスの感染が広がって行動が徐々に制限されていく中で、空いた時間に就活情報を集め始めたのが最初だったかな。その頃は将来自分が働く姿を想像してワクワクする気持ちが大きかったと思う。3年生になってから、5~6月頃に夏期インターンに応募をし始めて、そのための自己分析に特に注力していたよ。友達に自分がどんな人か教えてもらう「他己分析」を結構活用していた!自分では普通のことだとか、短所と思っていたことが、実は人からは強みと言ってもらえたりして。褒めてもらえることも多かったから、気持ちが明るくなって自信にも繋がったな。
ー自己分析って自分に足りないところに目が行きがちで、必要だとわかっていても辛い気持ちが勝ってしまうこともあるよね。そんな時に友達に協力をしてもらいながら、就活を嫌いにならないようにうまく工夫していたんだね。
そうだね。もちろんインターンの選考が思うように通らなくて苦しい経験もしたけれど、そういった時でも「参加できるものに積極的に参加していこう!」と気持ちを切り替えていたよ。
ー思い通りに行かない中でも、動くことを止めなかったんだね。ここにも「今できること」を考えて行動する姫奈らしさが表れているね。就活中にこだわっていた軸はある?
2つあって、1つは「社員の方が熱量を持っていること」、もう1つは、「人の心を動かす仕事であること」。社員の方の熱量にどうしてこだわったかというと、大学2年生の時からインターンとして働いているベンチャー企業で、社員の方がガツガツと仕事をする姿に感化されて、一緒に頑張ることが楽しかったから。人の心を動かす仕事であるかという点は、最初によさこいを見て実感した心がグラグラと揺れるような体験を、仕事を通じてたくさんの人に届けたいと思ったから。この2つの軸はぶらさずに自分に合う企業を探し続けたよ。
ー土屋鞄とはどうやって出会ったの?
土屋鞄との出会いは、3年生の9月頃に東京で開催された対面イベント。ここに土屋鞄が参加していて、土屋鞄の目指す方向や働き方について知ったんだ。それで興味を持って10月に会社説明会に参加したんだけど、そこで話されていた土屋鞄が求める人物像《熱量、素直さ、利他的、あそび心>が私にピッタリで!(笑)就活中に自己PRの中で、利他的であることと遊び心があることを強調していたし、熱量と素直さに関しても、こだわりが強いことや自分から動くことに自信があったから、この4つの要素は自分の強みが集められたもののように感じた。「これ私のことやん!」「ここでなら活躍できそう!」と思ったんだよね。諦めないで企業探しを続けてきて本当に良かったと感じた。その後選考が進む中で、土屋鞄への入社を決める決定的な出来事が...
ー姫奈の努力があったから自分のような人を求めている企業に出会えたんだね。さらに決定的なことって!?
人事の人に、「私のどんなところを評価してくれたのですか?」と面談の時に聞いたことがあるのだけれど、そこで返ってきた回答が私には衝撃的だったの。それは、土屋鞄と初めて出会った9月の対面イベントで、休憩時間に他の就活生が休んでいる中、私が会場設営を手伝う姿を見て「良いな」と思ってくれていたというもの。「土屋鞄は誰かのために一生懸命動ける人が多いから、合っていると思った」と言われたんだ。これを聞いた時に、「私の良いところを見てくれる会社だ!」と感じたんだよね。というのも、私は自分が前に出てみんなを引っ張ることよりも、誰かを支える役割になることが今までの経験上多かったし、そこにやりがいを感じるタイプだったから。初めて「自分に合う会社はここだ!見つけた!」と思ったよ。運命を感じました(笑)
ー素敵だね。会場設営を手伝うのも、その場で姫奈が、「今自分にできることはないかな?」っていうことを考えたからこその行動であったはず。就活中に上手く行かないことがあっても、気持ちを切り替えて行動することを止めなかったから、こんな風に「自分に合う会社」を見つけることができたのだろうね。
いよいよ4月から土屋鞄で働くけれど、目標はありますか?
あります!それは「土屋鞄に関わった人にときめきを届ける」こと。ときめきって、予想を超えたプラスαがあるから生まれるものだと思っていて。このプラスαを考えて生み出していきたいな。土屋鞄は、内定者一人一人の適性に合わせて職種を考えてくれていると思うから、自分のベストを尽くしてこの目標を胸に配属された場所で頑張ります!
△自然に囲まれ、心がリセットされるような空間が広がる姫奈の実家周辺の風景。(姫奈:実家を離れても、この自然を忘れずに働きたい。)
ーでは最後に、就活生にメッセージをお願いします。
まずは就活で頑張っている自分を褒めてあげてください!就活中は自分に正面から向き合うからこそ、自分の足りないところが目について、自信がなくなってしまうこともあると思います。けれど、自分が短所だと思っていたところも、見方を変えると長所になるかもしれません。だから、まずは目の前にある「今の自分ができること」に集中して日々動き続けてみてください。そうすれば、きっと自分に合った企業との出会いにつながると思います。
ーインタビューをしてみて
就活中、誰しも不安を感じることがあるかと思います。私もネガティブな気持ちになって、就活から離れてしまった時期がありました。そんな私とは対照的に常にポジティブな姿勢で就活に取り組んだ姫奈は、「今できること」を積み重ねて気持ちを切り替えることの大切さを教えてくれました。ぜひ皆さんも気持ちを切り替えられる自分に合った方法を探してみてください。それが小さな一歩を踏み出す後押しになるのではないでしょうか。
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