1
/
5

【内定者が語る 私と土屋鞄製造所vol.2】 「当たり前ってなんだろう?就活を通して出会い、そして見つけた大切な思い」

土屋鞄の内定者ってどんな人なんだろう…面接の雰囲気はどんな感じなんだろう…。

就職活動中にそんなことを思っていた経験から、内定者が実際にどんな学生時代を過ごし、どんな就活をしていたのかを今まさに就活中の皆さんに伝えたい。

そんな思いから、内定者同士がインタビュ―を行い、土屋鞄との出会いや選考での思い出などをありのままに語ってもらうストーリーを企画しました。内定者が何を考え、多くの企業の中からなぜ土屋鞄を選んだのか…是非ご覧ください。

【内定者プロフィール】

  • 木村 志乃(きむら しの)

筑波大学 社会・国際学群 国際総合学類 4年

国際協力に興味を持ち大学に入学。インドにてハンセン病患者の支援をするワークキャンプに参加、現地に住み込みで滞在し家屋の修繕や差別意識の調査等を行う。

  • 鈴木 空 (すずき そら)

三重大学 人文学部文化学科 日本中世史専攻 4年

子どもの頃から忍者や日本史が大好きで、忍者研究をするために大学に入学。机上の研究だけに飽き足らず、忍術の実践のため自ら「忍者部」の立ち上げに携わる。


第2回は木村志乃(以下、志乃)へのインタビュー。国際協力に関心を持ち、海外に視野を広げていた彼女は、なぜ土屋鞄に入社を決めたのでしょう。第1回で登場した内定者の鈴木が今回はインタビュアーとして、木村の就活体験を聞いてみました。

△インドにて子どもたちに本の読み聞かせをする木村

葛藤を乗り越え、土屋鞄と出会うまで

ー内定者として志乃と出会ってからお互いにたくさん話をしたけど、就活についてじっくり聞くのは初めてだね。よろしくお願いします!

こちらこそ!よろしくお願いします!

ーでは始めに、志乃の就活の流れについて教えてください。就活を始めてから終えるまで、いつ頃どんなことをしていたの?

エンカレッジの筑波大学支部から就活関係の案内をもらったことがきっかけで、3年生の4月頃から就活を始めたよ。最初のうちは、面接練習をしたり夏期インターンの選考を受けたりしていたな。私は元々国際協力に興味を持っていて、大学ではインドのハンセン病患者の人々を支援するワークキャンプ団体に所属していたのだけど、コロナの影響で本来予定していた現地での活動ができなくなってしまっていたんだ。その頃は就活だけじゃなく、サークルの活動方針や新歓についても悩んでいる時期だったな。

7月に入ると、とにかくたくさんのインターンに応募した。でも、ほとんど通らなくて…「これが本当の選考だったらどうしよう」と不安になったんだ。選考に通過して参加できたとしても、私が大切にしていた”国際協力”という観点を理解してもらえず悩むことも多かったな。

自分が大切にしてきた思いが企業に伝わらない、という経験は想像以上に辛くて…そのうちに就活に対する希望も持てなくなって、インターンにも積極的に応募しなくなっていたな。今思えば、分からないことを分からないままにしていた時期だと思う。

実は土屋鞄に出会ったのはちょうどその頃。大学3年生の10月に参加した合同説明会で話を聞いて、「面白そう」「もっと話を聞きたい」と思った!

年が明けた3年生の1~3月はまた精力的に就活に取り組むようになったかな。「きっと志乃の思いを分かってくれる会社があるよ」と友達に言ってもらえたことで、もうひと踏ん張りしようと思えたんだ。土屋鞄の選考は1月くらいから受けていて、3月に最終面接を受けて内定をもらったよ。

ーインターンが通らないことや自分が大事にしたい思いを理解してもらえないと、本当に自分に合う企業があるのかと不安になるよね。
秋に土屋鞄と出会ったとのことだけど、具体的にはどんな出会いだった?

土屋鞄の説明会を聞いていくうちに、「もっとこの会社について知りたい」と感じたんだ。当時説明に来ていた人事の人に「面談をしてほしい!」と直接連絡をして面談してもらったり、3年生の12月には現在土屋鞄が開催しているようなオンラインの個別会社説明会に参加したりしたよ。

出会いが3年生の10月で、最終面接を終えて内定をもらったのが翌年の3月だから、約5か月という長い時間をかけて土屋鞄を知っていったという形だったな。実は、土屋鞄から内定の連絡をもらった時点では他にも色々な企業の選考を受けていたんだ。選考を受け続けることも考えたけれど、最終的には私が大切にしている”国際協力”という観点に興味を持って私を受け入れてくれた土屋鞄に入社することを決めて、就活を終えることにしたよ。

△インドのワークキャンプにて、志乃が活動拠点の村に行く前に立ち寄っていたコルカタのハウラー橋

大切にしたい思いと向き合う

ーかなり長い時間をかけてじっくり土屋鞄と向き合ったんだね。「面談をしてほしい」と自分から声をかけたということだけど、実際に面談や選考を受けてみて印象的だったことはある?

国際協力について話した時、「その思いがものづくりをする見えない人への意識に繋がっているんだね」という様に理解してくれたことが印象的だったな。さっきも話した通り、他の企業で国際協力について話をするとあまり良い反応をもらえないことが多くて…。サステナビリティや人権問題など、社会人になってから自分が取り組みたいと考えている自分の思いを企業で働きながら実現することは難しいんじゃないかと感じていたんだ。でも、こうやって自分が持つ国際協力への思いを改めて言葉にしてもらえたことで、「この感覚を活かせる仕事に就きたい」と強く思ったよ。

ー確かに、志乃が大事にしている国際協力への思いは、会話をする中で言葉の端々に感じるよ。土屋鞄の面接はもちろん選考ではあるけど、素の自分を伝えられる場所でもあるよね。
内定をもらった時点では他の企業も受ける気持ちでいたとのことだったけど、最終的に土屋鞄を選んだ理由はある?

土屋鞄と出会い、知っていく中で、日本の技術を持った職人が失われつつある問題を知って、危機感を覚えたんだ。それと同時に、この問題を解決しようと取り組んでいる土屋鞄に憧れて、ここで働きたいと思ったよ。

私が就活を進める中で大事にしていたのは、ものづくりの現場に寄り添うという目線だったんだ。例えば、途上国の工場で働く人と日本の技術を持った職人で考えた時、両者は同じ物を作っているのに作り出した物の値段に大きな差が生まれることがあるよね。途上国の工場で働く人と日本の技術を持った職人の違いってなんだろう、同じものづくりなのにどうして価値に差が出てしまうのだろう…そういったことを常々考えていて。当たり前のことかもしれないけど、それを当たり前で済ませずにもっと考えたいと思ったんだ。それで、私が大事にしたいこのテーマに関わっていけるのは、現場でものづくりをする人の目線で考えることが出来る土屋鞄しかない、と思ったことが決め手になったよ。

△最近撮影した河津桜(志乃:大学の仲間と桜を見に行った時に撮った一枚です。これから始まる新生活にワクワクしながら桜を楽しみました。)

ワクワクを胸に

ー志乃は常にものだけではなくて、”ものの向こう側”を見て考えることが出来ているよね。
改めて、内定者になって思うことはある?

ワクワクしてます!頑張れ私!(笑)

きっと楽しいことばかりではないし、思うようにいかず壁にぶつかることもあるかもしれないけど、それでも他の内定者や先輩スタッフなどの仲間がいる。日本の技術や職人を支えたいという気持ちを忘れずに土屋鞄の一員として働いていきたいな。

ーでは最後に、就活生へメッセージをお願いします!

私は「何か分かるかも」「手掛かりがあるんじゃないか」と言う気持ちで手当たり次第にインターンや説明会に参加して、色々な人の話を聞いてみたものの「なんか違うな」という違和感を抱くことが多くて…。もしかすると、今就活を進めている皆さんの中にも同じような感覚を持っている人が少なくないんじゃないかと思います。「自分に合う会社は無いのかもしれない」と思うこともあるんじゃないかな。私もそう感じたことがあるから。

そんな時に私が試したのは「なんか違うな」を深掘りして考えてみることでした。自分が何に違和感を抱いていたのかについて明らかにすることで、自分にとって大切なことが見えてくるはず。

今は違和感の正体が分からずに苦しいと感じることがあるかもしれないですが、そこから前に進むためにも、あなたが抱く「なんか違うな」と向き合うことは必要です。あなたが持つ大切な思いに共感してくれる会社はきっとありますよ。


ーインタビューをしてみて

話を聞いていく中で、志乃が抱いていた「なんか違うな」という感情にとても共感できました。私自身もそうだったのですが、就活を進めていると理想と現実のギャップに悩むことが多いと思います。だけど、志乃が土屋鞄との出会いを通して自分の大切にしたい思いを明確にし、「なんか違うな」を克服できたように、自分の思いに向き合うことが一歩前に進むきっかけになるはずです。この記事を通して、同じような悩みを抱えた学生の方の背中を押すことが出来たら嬉しいです。

Invitation from 株式会社土屋鞄製造所
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社土屋鞄製造所's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 鈴木 空's Story
Let 鈴木 空's company know you're interested in their content