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はじめまして。たまたまご縁があって、今月からトリビューで仕事をさせていただくことになった淺野です。自宅の目の前のバス停からオフィスの近くまでバスが出ていることに気付いて以来、通勤が楽しくて仕方ありません。
さて、今回はトリビュー1人目のセールス担当として2019年3月にジョインした山中塔子さんに話を伺いました。新卒で就職した会社のこと、そこからなぜトリビューに転職を決めたのかなど、詳しく語ってもらいました。
新卒1年目で2億円以上の予算を任された
ーー山中さん、たしかトリビューのオフィスがある渋谷が地元でしたよね?
そうなんです。幼い頃からずっと渋谷に居ました。でも中学までの記憶はほとんど無いんですよね。身長が高いから、という理由で一応バレーボール部に入ったものの、運動が好きじゃなかったのですぐに辞めてしまいました。
ただ、勉強はある程度できたんですよね。それで都内の進学校に入学しました。高校ではいろいろあって中退してしまったんですが、そこから通信の高校に入り直して昭和女子大学に進学しました。
ーー大学ではどのような勉強をしていましたか?
大学ではアントレプレナーシップに関するゼミに入りました。アントレプレナーシップとは、日本語に言い換えると「企業家精神」のことです。そのゼミでは、企業家精神について研究したり、自分たちで実践を通して学んだりする機会が得られました。
その中でも特に思い出に残っているのは、みかん大福の販売ですね。擬似的に株式を発行して資金調達して、その資金をもとに実際にみかん大福を販売したんです。当時から営業活動は好きだったので楽しかった記憶があります。
ーー大学卒業後はどのような道に進みましたか?
動画広告を扱う代理店に就職しました。もともとその会社は学生の頃からインターンとして関わっていたので、特に就活をせずにすんなり就職した形です。みんなと同じように就活するイメージが持てなかったんですよね。そこではまず、広告運用の仕事を任されました。
ーー代理店は体力的にきついイメージがありますが、実際のところいかがでしたか?
広告運用を担当していた時は、まだ新人だったにも関わらず一人で2〜3億円ほどの予算を任されたことがあります。もちろんプレッシャーは大きかったんですが、上司とは良好な関係性を築けていたので思い切ってチャレンジすることができました。
その時の上司は「やる気がある子は育てる」というタイプだったので、私のやる気を認めてもらえたのかもしれません。なにか起きた時にはその上司が責任を取ってくれる体制が整っていたので、信頼関係は構築されていました。
でもその分、期待されるものも大きかったですね。その期待に応えようと必死に取り組んでいたので、本当に1度も休まなかったです。というか土日もずっと働いて、与えられた数字は達成し続けていました。
ーーその後もずっと広告運用を担当していたんですか?
ある時、上からの指示で運用チームから営業チームに移ることになって、そこで営業の楽しさというか、営業の魅力のようなものをあらためて感じました。
当時その会社の運用チームって減点法で、「できて当たり前」だったんですよね。結果を出すのが当然、みたいな。それに対して営業チームは加点法で、結果を出せばそれだけ評価される仕組みができていたのも営業の楽しさを感じた理由です。
もともとトリビューのユーザーだったからこその決断
ーーその後、2019年にトリビューにジョインされましたよね。
2019年の3月から業務委託で受け始めて、4月から社員として正式に入りました。今はセールスの担当として、トリビューに掲載いただける美容クリニック様の新規営業を中心に、すでにお付き合いのあるクリニック様とのコミュニケーションも行うことでカスタマーサクセス的な業務にも関わっています。
ーートリビューに転職したきっかけを教えていただけますか?
もともとベンチャーで働きたい気持ちが強くて、小さい組織が大きくなっていく過程に携わりたかったんですよね。前に勤めていた会社も入社当時は20人くらいだったんですが、ある時に上場企業に吸収されて、会社の体質が変わってしまったんです。
組織自体が大きくなってしまったので、自分が会社にどれだけインパクトを与えられてるのかが見えにくくなってしまって、それが退職を決めた理由です。
ーー自分がやりたいことと会社に求められることのミスマッチが起きてきたんですね。
あと、前職では毎日9時から終電まで働いていて、体力的にも精神的にも疲労が溜まってしまっていました。それで、売り上げは達成できていたし会社の人たちとも仲が良くて仕事自体は楽しかったものの、自分の人生の半分を使ってまでやりたいことなのか? というと、そこまでじゃないなと。
そこで転職を考え始めたんですが、実は私自身がもともとトリビューのユーザーだったんですよね。美容に関する情報はSNSで集めることもあって、たまたまTwitterを見ている時にトリビューの存在を知って登録していたんです。
それで辞めることを決めてWantedlyを見た時に、ちょうどトリビューの募集を見つけて応募することにしました。
ーー初めて会った毛(もう)さんの印象はどうでしたか?
代表の毛さんに会ったのは2019年1月31日だったんですが、以前にテレビに出ている毛さんを見たことがあって、その時から「気が強そうな人だな」みたいな印象を持ってたんです。でも実際に会ってみたらそんなことはなくて。
※画像右上=トリビューCEO毛迪(もう でい)
ーーたしかに、僕もメディア上の印象と実際に会った時の印象は少し違ったかもしれません。
その時に毛さんから、「整形って費用対効果高いよね」みたいな話をされたんですよね。「バーキンを買っても人生変わらないと思うけど、同じ金額をかけて美容医療で自分を変えることができたら人生を変えられるかもしれない」と。私も毛さんのその発言には共感しました。
今は徐々に美容医療とエステの領域が曖昧になってきていますし、美しさを保つために美容医療を選択する人は着実に増えていくと思うので、この手段を通して前向きになれる人をもっと増やしていければと思っています。
ーー毛さんとは普段どのようなコミュニケーションを取っていますか?
毛さんとは1on1の機会を設けてもらっていますが、その時は「これからどうなりたいのか」という個人のキャリアプランについても話を聞いてくれるので嬉しいです。
毛さんに関していうと、基本的には会社の目標は毛さんが決めるのですが、毛さん自身が「目標は決めたけど、この目標が正しいとは限らないから、言われたことをただやるんじゃなくて、常に『本当にそれでいいの?』って考えて欲しい」と言ってくれるので、とても接しやすいです。毛さんは自分の意見をはっきり言ってくれますが、それと同じくらい他のメンバーの意見もちゃんと聞いてくれるんですよね。
ーー社長からそのスタンスで接してもらえたら、社員としても「この人についていきたい」という気持ちになりますよね。
そうなんです。なので、毛さんのことは憧れて尊敬もしているけど、毛さんの夢の実現を応援したいし、そのための目標としてまずはこの会社を上場させたいです。
トリビューにジョインした一人目のセールス担当として
ーーセールスという職種は自身の希望で?
そうですね。とにかくなんらかの形でトリビューに関わりたかったんですが、もともと営業がやりたかったというのもあるし、自分には営業しか武器がないとも思っていました。
ーー実際に働いてみて、やりがいはいかがでしょうか。
前職までの営業との違いといえば、前職の場合は上司がサポートしてくれることが多かったので契約に繋げやすかったんですが、トリビューの場合は自分自身でやらなければならないことがたくさんあって、それがおもしろいけど大変なところでもあります。
トリビューには関わり始めてまだ数ヶ月で、営業としての勝ちパターンのようなものを探っている状態ではありますが、トリビューは一人一人の裁量が大きいからこそいろんなチャレンジをさせてくれる点はとても魅力的だと思います。
私の場合、韓国の美容クリニックの開拓を行ったのは良い経験になりました。直接自分で韓国のクリニックにLINEで連絡を取って、韓国まで直接提案しに行ったこともあります。
ーートップダウンというよりも、ボトムアップで動ける体制は良いですよね。会社の雰囲気はいかがでしょうか。
入社前は、どちらかというとみんなさっぱりした印象がありました。黙々と作業するスタイルが定着していて、お互いに干渉し合わないというか。あと、最初に毛さんからは「大学生がやっているような、ノリの良いベンチャーという雰囲気ではない」と言われていました。私は個人的に、落ち着いた雰囲気の方が居心地の良さを感じるので安心しました。
そして、いざ実際に働き始めてみると、みんな優しくてあたたかいんですよね。以前に勤めていた会社の場合は、数字を達成しなかったらとことん詰められる文化があったんですが、トリビューの場合は個人単位でなにか問題が発生したり進捗状況が思うようにいかない時も、みんなで「どうやったらうまくいくか」を前向きに考える文化ができている気がします。
ーーたしかに、ネガティブなことを言う人は居ないですよね。それは僕も働き始めてみて感じました。
あと、みんな自分の意見をちゃんと言う人が多いですね。多いというか、全員そういうタイプだと思います。事業やサービスをより良くしようとする点においては、とにかく上下関係的なものは無いと思います。
もちろんメディアへの露出が多い毛さんが会社を牽引してくれているのは間違いないですが、一人一人が主役になっている状態かなと。
ーー今後はセールス担当として、どのようなチャレンジをしていきたいですか?
与えられた数字の達成はもちろんですが、将来的にはお付き合いいただいている美容クリニックに対して、ただ「トリビューを導入してください」という話をするだけではなく、その他の面での集客支援や施術メニューの共同開発などのコンサル的な提案もしていければと考えています。
トリビューには美容医療に関するユーザーの方々のリアルな口コミデータが収集されているので、そのデータを活用して今よりもさらに踏み込んだ根本的な課題解決をしていきたいです。
トリビューに向いている人、向いていない人。
ーー山中さん個人としては、どのような人がトリビューに合っていると思いますか?
トリビューはメンバーの数が少ないので、「指示待ち族」は合わないと思います。「自分の意見も言わない」「スキルも高くない」という人に対して、現状は教育コストを割けられる状態じゃないというのが正直なところです。なので、どうすればうまくいくかを自分で考えられる人じゃないと、今は難しいと思います。
あとはサービスの特性上、やはり美容医療に興味関心が高い人の方が活躍しやすいと思います。仕事をする上で美容医療に関する専門用語が日常的に会話の中に出てくるので、特にセールスやマーケティングに興味がある人は最低限の知識を持っておくか、知識がなかったとしても勉強する意欲があることが前提になるかなと思います。
そしてなにより、トリビューの目指す方向性や実現したいビジョンに共感してくれた人と一緒に働きたいです。「美容医療に対する世の中の価値観をポジティブに変えていきたい」と思える人は、ぜひ話を聞きに来てください。