こんにちは!採用担当の石坂です!
たくさんのエンジニアの方とお会いしたいので、毎日スカウトメールを送っています!
なのですが…プロフィールで
「SESはお断りします」
「客先常駐は結構です」
と、言う記載をよく見ます。
抵抗を持たれている方は、まだまだいらっしゃるんだなぁと実感します。
SESってググろうとすると「やめとけ」「ブラック」ってサジェストされますもんね。
そりゃそうだ。
そんなことを受け、今回はSESのよくないウワサ話を、
“ぶっちゃけどうなの?”
とSES業界をよく知る営業メンバーの
“えろさん”に聞いてみました👂
【呼び名】えろ、えろちゃん、えろさん
※苗字の“江六前(えろくまえ)”が由来
【入 社】2019年2月
【職 種】営業
【前 職】大手人材広告会社(営業職)
【出身地】岩手県
【趣 味】野球・筋トレ(元野球部!ピッチャー!)
▼えろさんについて詳しくはコチラ!
最初は1本の記事にまとめていたのですが、
思いのほか、長くなってしまったので、
①スキルアップ編
②はたらき方編
と、2本立てでお送りします!
リモートワークが増えているのもあり、弊社ではクライアントワークと呼んでいますが、
イメージしやすくするため記事内では「客先常駐」「常駐先」というワードを使用します。
実態としては、SESメンバーの7~8割がリモートワークです。(2022年7月21日現在)
細かくみていくと、
・入場日から週5日フルリモート
・入場~最初の3ヶ月は出社、そのあとリモート
・週2出社、週3リモート
上記は入社時に確認して、プロジェクトを決め手いく際に
どの頻度にするか、一番やりやすいバランスを一緒に決めていきます!
📝①スキルアップ編 目次
テーマ「SESの●●ってホント?」
━ スキルアップができない
━ 評価してくれない
━ プロジェクトの一部にしか携われない
※真面目な内容なので受け答えが固いですが、
普段のえろさんはひょうきんで面白いです!笑
【スキルアップが出来ない?】
ーこれ、いちばん言われるかもしれないです。
面談をしたエンジニアの方の中には、
「いつも同じ案件で単純作業ばかりさせられる」
「やりたいこととのミスマッチが多い」という声もありました。
これは…SESのビジネスモデル上、仕方のないところもあるよね。
ーと言うと?
あくまでTres Innovationではなくて、SES業界の一般論として捉えてほしいんだけど。
クライアント(常駐先)は
「PHPを使用して一人称で開発ができる人」
「Vue.jsでのフロントエンド開発の経験がある人」って言う風に、
その経験やスキルを持っている人を求めてくるんだよね。
エンジニアとしては、
せっかく新しいプロジェクトに入ったり、転職で環境を変えるなら
「自分がやったことないことを経験したい・身に着けたい」って思うじゃない?
これはエンジニアに限った話じゃないけども。
ーうんうん。
でもクライアント側の気持ちになってみると、
「技術も経験も無い人を、何でお金を払って受け入れないといけないの?」
って話なんだよねぇ…ちょっと言い方悪いけど…。
ーたしかに!お金を頂くならまだしも、
払うならすで技術を持っている人にお願いした方がいいですよね。
だから、SESで一般的に多いのが
案件の要件に当てはまるエンジニアを、機械的にマッチングしていくSESのスタイル。
Tres Innovationでは“案件先行型”って呼んでる。
▼案件先行型
だから、さっき言っていたような
「いつも同じ案件で単純作業ばかりさせられる」
「やりたいこととのミスマッチが多い」これも、案件先行型の特徴かな。
SESの企業側としても、そのエンジニアが持っている
経験・スキルを活かせる案件にアサインする方が単価が高くなるから、売上も上げやすい。
経験のない案件にエンジニアを送り込むことは、売上が下がることに直結するから、
営業としてはむしろ極力控えたい、って企業が多い。
ー案件先行型だと…会社側は良いかもしれないけど、
エンジニアからすると自分の意見は反映されないし、キャリアアップしづらいですね…
…Tres Innovationは違いますよね…?
違うよ!!!!
Tres Innovationは、
エンジニアの希望やキャリアをもとに、そこにマッチした案件を“逆に”探してくる、
“エンジニア(技術者)先行型”のスタイル。
案件ありき、ではやってない!
▼エンジニア(技術者)先行型
ー…もしやこれ、営業めっちゃ大変なのでは…?
案件を探す時も「キャリアアップできる環境がある」をベースにする必要があるし、
クライアント側にも「Reactを触らせてあげたいんです」みたいな、交渉とか調整が必要ですよね。
さっき言っていた、営業が避けたいところに、あえて行っているという…
まぁ…案件先行型に比べると大変かもね、笑。
でもTres InnovationのHR事業部は
「キャリアを創造し、人生を豊かに」をビジョンに掲げているから、
エンジニア先行型を徹底しているし、
会社都合でエンジニアが不利益になることは無いから安心してほしいな。
ーせっかくTres Innovationに来てくれますもんね、頼もしいですマジで。
ただ、勘違いしないでほしいのは、
必ずしも最初から希望の案件に行ける訳ではない、ということ。
ー…なんか怖いんで詳しく教えてください。
エンジニアのスキルを年数で測るのはナンセンスだな…とは思いつつ、
SES業界の特色として言っておくね。
実務経験が3年ある方ならある程度(案件を)選ぶ側にはなれるけど、
いわゆる1~2年未満の経験だと我慢しないといけないことも…正直ある。
ーえ、じゃあ、1~2年未満の方はどうすればいいんですか!?!?
「実務経験が無い領域へのチャレンジ」の方法でいうと、
① 自身で学習をし、成果物を作り案件を変えてもらう
② 現場で評価をされて、そこで+αの業務を任せてもらう
この2つが一番イメージをしやすいかな!
Tres Innovationのメンバーはどちらかと言えば②が多いかな。
当初はスポット(短期)のテスト案件だったのに、
現場で評価してもらえて、上流の開発に携われるようになったこともある!
▼キャリアチェンジしたメンバーがいます!
【評価してくれない?】
ーこれも耳にすること多いです。「近くに上司がいないから評価されない!」とか。
なるほどねぇ。でもそれって、
SESの仕組みを考慮した評価制度がちゃんとしてない会社だよねきっと。
ーといいますと?
SESって、
「常駐先の評価」と「自社の評価」それぞれあるんだよね。
技術的な部分、チーム内での役割とかは常駐先の評価、
自社への定例報告とか、独学の技術キャッチアップとかは自社の評価。
ーじゃあ、どっちも見てくれる体制、仕組みがないと不満が出ちゃいそうですね…
Tres Innovationはどうしてるんですか?さすがに営業だけ全部見るのは大変そうな…
そう!だからTres Innovationは「メンター制度」がある!
▼メンター制度
▼詳細はコチラ
ー自社の評価はメンターが、常駐先の評価は営業が確認…って感じですか?
メンター制度の役割の一つにそれもある!完全に切り分けてるわけではなくて、
営業とメンターで連絡取り合うことも多いかな。
常駐先とは僕ら営業がかなり連絡とってるし、
関係ができているクライアントが多いから、けっこう突っ込んだ話もする。
「今月からLaravel使うって聞いてましたけど、実際どんな感じですか?」
「●●さん、リーダーになって今どうですか?」とか。
やっぱりさ、自分から「こんなことできます!」ってアピールしにくいじゃん?
だから、メンターと営業が協力しあってエンジニアの成果・頑張りを吸い上げる、
っていう仕組みがあるんだよね。
ーそれならアピールが苦手な人でも安心ですね!
※評価が給与にどう直結するのかは、次回の②はたらき方編でお伝えします!
【プロジェクトの一部にしか携われない?】
ーこの「一部」をどう解釈するにもよると思いますが、
たとえば、「システムが大きすぎて全体像が見えない」とかですかね。
何のためにこのシステムの処理を作っているか分からなくて、モチベーションに繋がらないとか、
金融系の基幹系プロジェクトで抱く印象です。
そうだね、サブシステムが多すぎて自分が担当しているシステム以外が
どうなってるか全く分からないとか。金融系はセキュリティの関係もあってしょうがないのもあるけど。
SES=金融系が多いみたいなイメージがあるからかなぁ。
ーあー…その印象あります。Tres InnovationはWeb系がほとんどですよね?
そう!金融系もあるけど、「Web系の開発がしたい」って転職してきてくれた人が多いよね。
もっと言うと、うちの特徴はWeb系のモダンな環境がメイン。
モダンな環境のほうが出来ることの幅が広がって、一部しか携われないってことは少ないと思う。
ー何でモダンな環境のほうが幅が広がるんですか?最新技術に触れられる、ってイメージはあります!
そもそも、モダンな環境のほうが
プロダクトがどう動いてるかとか、システムがどう構成されてるとか
全体像に触れられるプロジェクトが多いんだよね。
だからおのずと一部しかできない、ってことは少なくなる。
ーえ、でもSESは、そもそも“定められた業務範囲での作業支援”ですよね?
開発フェーズ終わったらテストは別の方っていうことも…ありますよね…?
スキルが少ない方をターゲットに想定して言えば、あるだろうね。
でも、モダンな環境だからこそ、さっき言った
「②現場で評価をされて、そこで+αの業務を任せてもらう」っていうチャンスは多いと思う。
ーなるほど…ってことはモダンな環境で色々な経験を積んでいけば、スキルも上がっていくんですかね?
そうだね、自分のできる範囲で指示されたことだけやるエンジニアは淘汰されるし、
技術力のあるエンジニアはたくさん出てくる。
だからTres Innovationとしては新しい技術に触れて、成長のチャンスをつかんで欲しいから
このモダンな環境を「利用する」くらいの気持ちで来てくれて全然いい!
ーってことは、必ずしも「自社サービス開発、受託開発じゃないと全体に関われない」
ってことは無さそうですね。比較されがちなので…
そうだねー。ってか、自社サービス開発も、リリース後で安定稼働に乗ったりすると、
追加開発メインでやってることほぼ変わらない、ってのあると思うんだよね。
使う言語も同じだし、それこそ「一部しかできない(ずっと同じ業務)」
っていう状態は起こりうる。案件のチェンジもしにくいだろうからなおさら…。
会社によるとは思うけど。
ーなんか安心できました!SES業界の構造も踏まえながらだったので、納得感すごいです。
えろさんありがとうございました!
かなり攻めた内容の記事でしたが、いかがでしたでしょうか?
あくまでイチ企業の考え方であって、 特定の業界や企業、個人を貶める意図はありません。
ご理解いただければ幸いです。
採用担当の私個人としては、「エンジニア想いの良いSESもあるんだよ」と伝われば嬉しいです!
SES経験者の方にこれを文章で伝えるのはなかなか難しいのですが…。
なので、「自分の思ってたSESと違うかも?」と少しでも興味を持っていただけたら、
カジュアル面談でお話しましょう!
▼続きはこれです!▼
■金融系からWeb系にいった谷山さん!
■産休中の五味さん!
■ってか採用担当の石坂って何者?