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【施工管理のここが面白い!#01】出張備忘録!熊本編

トヨコーを支える現場の仕事。今回はSOSEI事業部施工管理として働く、天川さんにお話を伺いました。

天川さんは今年の現時点まで(1月から10月まで)で、すでに24回出張しているそうです。泊りの現場は2週間から3週間に及ぶことも。今回は熊本出張中の休日に熊本城を訪れたそうなので、そのことについて聞いてみました。


天川雅史

山梨生まれ、静岡で育つ。土木工学を学びながら、剣道や野球に打ち込む。 建設、介護職を経てトヨコー入社。読書、ガンプラ製作(RX-78-02)、出張時の御朱印集めなど多くの趣味を嗜む。

休日は雨の日

現場では主に雨の日が休日になります…。なのでどこかへ行こうとするといつも雨。ですが最近は施工管理のメンバーが増えたことで、それぞれの現場が近いとき、例えば滋賀、大阪、京都と車で行けるくらいの距離の現場にいるときはどこかへ集まってご飯を食べる、なんてことをすることもあります。本社で仕事をしている日にはわざわざ一緒にご飯を食べるなんてことはあまりないですが、そういうときに一緒にご飯を食べたりするのは新鮮で楽しい時間ですね。

2016年地震に見舞われた熊本、その復興の現状

今回の熊本の現場には1週間行っていました。元々、せっかく現場で全国飛び回っているのでお城巡りするのもいいかなと思っていました。熊本には特別なお城があるので前から行きたいなという気持ちがあり、今回見に行ってみました。

熊本の地震は、震度7の地震が2回起こっていて、本震と言われていたものが実は余震だった、まれなケースの地震だそうです。実際に熊本城を見て、まず本当に凄い地震だったんだなと感じました。当時テレビでも、石垣が無くなるなど被害の様子を見ていましたが、生で見ると本当に迫力がありました。地震から3年経っていますが、まだ直っていないところもありました。ですが、あのとき修復不可能とも言われてた熊本城をあそこまで復元するというのはすごいなと、土木建築の技術はすごいなというのも感じました。

全国ニュースにもなっていましたが、10月から熊本城の一部公開再開されましたよね。私は時期が早く入ることはできなかったんですが、現地では非常に盛り上がっていました。
(特別公開についてhttps://kumamoto-guide.jp/kumamoto-castle/grand-unveiling/


九州の地震、でも対岸の火事ではない

今回、たまたま地元の方とお話することができました。そうすると、「10分くらい揺れた」って言うんですね、でも実際の記録を見ると揺れているのは20秒とか、1分も満たないくらいなんです。「この世の終わりかと思った」「もうだめだ、死ぬって思った」と、そういう声を聞くと、私も東海圏内に暮らしていて地震とは切っても切れないので、対岸の火事ではないとひしひしと感じました。

九州という遠い場所で、地震からの復旧・復興を目の当たりしたのは初めてだったので、熊本城の崩れた石垣、地元の方の生の声を聞いて、改めて地震の凄まじさと復旧の難しさ、被害の甚大さを痛感しました。

熊本の人って人がとても柔らかいというか明るいところがあって、地震のことをいつまでもくよくよしてなかった。地震で電気が止まったりとか、冷蔵庫が使えなくなったりとかしたら、みんなで食材を公園に持ち寄ってバーベキューしたとか、そういうことを明るく話してくれました。3年経ったということもあると思うんですけど、熊本の底力のようなものを感じましたね。こういうことを熊本の人から聞けたのがよかったなと思います。

天川さんにお話を伺ってみて、出張が多いことをネガティブに捉えるなるのではなく、発想を転換して「知らないことを学べる、地元の生の声に気付ける」という魅力に変えているように感じました。そこで感じたことを社内にシェアしてくれるのはとても素敵なことだと思いますし、全国に現場があるトヨコーだからこそ私たち他の社員も様々なことを知ることができるんだなと思いました。

そんな天川さんにSOSEIの施工管理の仕事についても伺いました。

自分の責任で現場を完結できるSOSEIの仕事

トヨコーの現場の仕事のいいところは、一人で現場を完結できることだと思っています。1から10まで、お金、工程、工期、職人さんや元請さんとのやりとりなど、すべて責任を持たされて任されているのでやりがいがあります。そして工事は始まったら必ず終わりがあります。ひと現場ごとに達成感があって、また次頑張ろう、次はどうしようかなと反省も毎回できる、これが現場の面白さだと思います。

ですが、本当は仕事はリレーだと思ってます。私の役割は、会社の中でバトンを受け取り、「現場を納めた」というひとつのバトンをつなぐことにすぎません。そしてまた、このバトンを次の人につなげていく。問題点などをフィードバックして他の人との共有を行い、同じ失敗はできるだけ繰り返さないように、よりよいリレーにしていくことが大切だと思います。


やってみる、それができる会社

品質と安全と工程と原価管理、それが施工管理の基本。施工管理に新しく入ってくる人には、トヨコー現場班の基礎を学んでもらいます。しかし、教わったことが絶対ではないこともあり、柔軟な発想が求められます。

自分の解釈を押し通しすぎるのもまた違うとは思いますが、自分はこうしたらいいのにと思うことをやってみる、そういうことができる会社です。たぶん同じ失敗を、私を含めみんなしてきているんだけど、自分が思ったことをやってみたらいいと思います。だってそういうことはすごく大事で、教わったことしかできないとか教わってないからできないっていうのはおもしろくない、これは伝えたいですね。

いかがでしたか? トヨコーでは、現場も含め様々な職種を募集しています。ぜひ一度話を聞きに来てみてください!

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