文系・IT未経験でも本当に大丈夫?-現場で活躍する若手社員が語る、等身大の声。
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新年、明けましておめでとうございます。
まだまだ寒い日が続きますが、新しい一年のスタートを迎えました。
新しい環境や進路を改めて考え直すこの時期、
「ITって難しそう」「文系・未経験でも大丈夫なのかな」
そんな不安を感じている方もいるかもしれません。
そんなイメージを持たれがちな私たちの仕事ですが、社内を見渡すと、文系出身や未経験スタートのメンバーが実はたくさんいます。
特に今年入社した新卒メンバーは、ほぼ全員が文系/未経験からのスタート。
それでも今、現場でそれぞれの役割を担いながら活躍しています。
今回は、そんな彼らのリアルな声を集めてみました。
目次
Section 1|入社直後、正直つまずいたこと
Section 2|それでも評価された「スキル以外」の部分
Section 3|「自分も戦力かも」と思えた瞬間
Section 4|文系・未経験で不安なあなたに伝えたいこと
Section 1|入社直後、正直つまずいたこと
入社直後の1〜3か月は、誰にとっても一番不安を感じやすい時期。
文系・未経験で入社した新卒メンバーに、「正直、できなかったこと」「大変だったこと」を率直に聞いてみました。
- 入社直後は、業務内容そのものよりも、仕事の進め方やスピード感に慣れるのが想像以上に大変だと感じました。特に、専門用語が多い中で説明を聞きながら同時に作業を進める場面では、理解が追いつかず、「このまま大丈夫かな」と不安になることもありました。ただ、分からない点をそのままにせず、都度メモを取って後から整理したり、先輩に確認することで、少しずつ理解できるようになりました。
- 正直、開発が自分に向いていなくて、ついていけなかったらどうしようという不安はありました。周りが当たり前のように話している内容が分からず、焦ることも多かったです。
- 全てが初めて学ぶことだったので、毎日必死でした。特に、JavaScriptを最初に触って、Webページを動的に動かすことと、Gitの概念や仕組み、Javaが難しく感じました。
配属直後もすべてが難しかったです。はじめに実施するリグレッションテストやBacklogなどのツールの扱い、運用保守における問い合わせ、この3つに苦労しました。ですが、どれも先輩方に教えていただき自分自身の中で咀嚼しながら学ぶことができたので、難しかったけれど、とても楽しかったです。 - ECサイトの作成の部分が想像以上に難しかったです。
プログラミング未経験だったため、エラーがあった際にコードをどう対処すれば良いかという点が難しかったです。
大事なことは、「できない」ことをどう「できる」に変えていくか、みたいですね。
専門用語、仕事のスピード感、ツールの使い方――
どれも最初は分からなくて当たり前。
それでも、分からないことを放置せず、メモを取る、整理する、先輩に聞く。
そんな小さな積み重ねが、少しずつ「できる」に変わっていくかもしれません。
Section 2|それでも評価された「スキル以外」の部分
技術や知識は、正直まだまだ足りない。
それでも「ちゃんとやれている」「助かっている」と言ってもらえた理由は何だったのか。
新卒メンバーに、入社後に評価されたと感じたポイントを聞きました。
- 作業の進捗をこまめに共有したり、報連相を意識したことで、周囲の方とスムーズに連携でき、円滑に進んだと思います。
- 業務では論理的な思考が求められるため、常に頭を使わないといけない。そのおかげで冷静に考える癖がついたと感じています。
仕事だけでなく、日常生活でも考え方の幅が広がっているのを実感しています。 - 入社後役立ったことは、相手を尊敬することと、心を柔軟にして話を聞き入れ、実施してみるということです。相手に尊敬の念を持つと、相手の良い面がどんどん見えてくるので、仕事の仕方や考え方なども参考にしやすいです。また、「話を聞き入れ実施してみる」と記述しましたが、これは全然簡単なことではなく、行動に移すのにはどうしてもエネルギーを要するので面倒と思ってしまいます。全部が耳障りの良いことでもありませんが、行動に移そうとする意志が意識を生み、物事に対する姿勢へと繋がっていくと思います。また、行動してしまえば、体の動きに心が連鎖するように考え方も変化していくと思うので、「とりあえずやってみよ!」という気持ちは社会人として大事だと感じています。
- 研修最終日に作成したECサイトのプレゼンテーションを行うのですが、よく話せていたと言っていただけたことです。
人前で話す経験が多かったので、それが役に立ったと感じました。
今回の回答から見えてきたのは、
評価されていたのは「できる・できない」だけではなかったということ。
・進捗を共有する
・考えを整理して伝える
・素直に話を聞き、まずやってみる
・これまでの経験を仕事に活かす
こうした姿勢や行動は、文系・未経験かどうかに関係なく、
社会人として誰でも今日から意識できるものです。
スキルはあとから身につく。
一方で、姿勢や向き合い方は、入社直後からでも評価される。
そんなことが伝わるSectionですね。
Section 3|「自分も戦力かも」と思えた瞬間
少しずつ仕事に慣れてきたある日。
ふとした瞬間に、「もしかして、自分も役に立てているのかもしれない」
そう感じられたタイミングがあったみたいです。
- 以前は毎回確認が必要だった業務を、事前に流れを整理した上で自分から対応できたときに、少し成長を感じました。
また、先輩から「その対応で大丈夫です」と言っていただけたときに、自分も少しずつ任せてもらえるようになってきたのかなと思い、仕事への自信につながりました。 - 入社当初は質問してばかりでしたが、いつの間にか自分なりの知見ができ、逆に自分が質問される立場になったときに嬉しさを感じました。
- 元々文系でPCとは無縁だったので、「慣れた」という実感は常日頃あります。チーム配属初期と比べて理解速度が上がっていますが、それは案件における前提情報や決まり事をチームに配属されて以降培っているためなので、「案件に順応」という意味では進んでいる気がします。自身のスキル面においては、設計や処理フローに関して、疑問をもったり、以前より理解できたりすると、少し慣れてきたのかなと思います。
- 最近テストの工程に携わっているのですが、要件定義書と現状の画面で異なっている部分を見つけられたことです。
少しずつではありますが戦力になれているかもしれないと感じました。
皆さん、「急にできるようになった」わけではないんですね。
でも、
・確認せずに一歩踏み出せた
・自分の知見で誰かの役に立てた
・違和感に気づけた
そんな小さな積み重ねが、
「自分もチームの一員だ」という実感につながっていました。
成長の実感は、こうした何気ない瞬間に訪れるものなのかもしれません。
Section 4|文系・未経験で不安なあなたに伝えたいこと
最後に、文系・未経験として入社した先輩たちから、
これから就職活動をする方、入社を迷っている方へメッセージをもらいました。
- 分からないことをそのままにせず、周囲に相談しながら前向きに取り組める人には合う環境だと思います。
入社前に特別なスキルを身につけることよりも、基本的なPC操作や、分からないことを調べる習慣をつけておくと、入社後に役立つと感じました。 - 遊びまくるのも大事ですが、もっと入社後活躍のため、現時点で出来ることを探して、力を備える方がいいと思います!
- 会社を決めるのは十分慎重になって良いと思います。モヤモヤしてるのに焦りで入社を決めるのではなく、調べすぎだよってぐらい調べて、聞きすぎだよってくらい不安事項について聞いちゃっていいと思います。新卒は1回だけですので!
内定獲得後も、相談、内定後面談といった形で、会社の人に色々聞いてみてください。
皆さんの就職活動が納得するものとなりますように!
皆さんいかがでしたでしょうか?
今回登場したメンバーも、
入社前は「本当に大丈夫かな」と不安を抱えていました。
それでも、分からないことを聞く姿勢や、行動してみる勇気、
そして自分なりに向き合う姿勢が、少しずつ成長につながっています。
文系・未経験だから不利なのではなく、
どう向き合うかが、その後をつくっていく。
この記事が、少しでもあなたの不安を軽くできたら嬉しいです。