【社員インタビュー】300 名→800 名の「爆速採用」と、博報堂グループの「厳選採用」。両極を知る私が、スタートアップの TOKUMORI で人事×RPO に挑む理由。
株式会社 TOKUMORI に新たなメンバーがジョインしました。
向 遥香(むかい はるか)。
新卒入社した会社(WEB マーケティング企業)では、社員数が 300 名から 800名へと倍増する急拡大フェーズを牽引。その後、博報堂グループの PR 会社で「個」に向き合う厳選採用を経験。
「カオスなベンチャー」と「整った大手」。 全く異なる 2 つのフィールドで人事としての足腰を鍛えてきた彼女は今、自社の採用担当として、そして企業の採用を支援する RPO(採用代行)コンサルタントとして、そのノウハウを還元しようとしています。
なぜ彼女は、創業間もないスタートアップである「TOKUMORI」を選んだのか。そして、彼女がこれまでの経験で培った「採用の勝ち筋」とは。
彼女が目指す「最強の人材像」と共に、じっくりと語ってもらいました。
■研修制度ゼロ・社員数2倍。カオスな環境で磨いた「巻き込み力」
── まずは、これまでのキャリアについて教えてください。
向: 新卒で広告代理店に入社しました。最初は営業配属だったのですが、当時の会社は急拡大中で研修制度がまだ整っていない状態でした。そこで「研修制度をなんとかしたい」と声を上げたところ、副社長に引き上げていただき、人材開発課の立ち上げメンバーとして人事に異動することになったんです。
そこからは怒涛の日々でした(笑)。
約 2 年間で社員数が 300 名から 800 名へと倍増するフェーズだったため、中途採用を中心に年間約 300 名の採用とオンボーディング、新卒研修などを担当しました。
── 年間300 名の採用となると、オペレーションだけでも相当大変だったのではないですか?
向: そうですね。ただ、数を追うだけでは採用は成功しませんでした。特に当時意識して鍛えられたのは「巻き込む力」です。
スタートアップやベンチャーでは、事業の状況によって「欲しい人物像」が毎週のように変わります。そこで私は、求人票を送って終わりにするのではなく、エージェント様と「毎週の定例 MTG」を実施していました。
── 毎週ですか!かなり密ですね。
向: はい。「今週は事業目標がこう変わったので、ターゲットもここを重視したい」「このポジションは今、熱量が高い」といった社内の生情報を、電話やMTG で泥臭く共有し続けました。 その結果、エージェント様も当社の優先度を上げてくださり、母集団形成に繋がりました。
この「外部パートナーを自社のファンにし、並走してもらう関係構築」は、今の RPO 業務でも、母集団形成に苦戦されている企業様に対して即戦力として提供できる強みだと自負しています。
── さらに、入社後のオンボーディングも担当されていたとか。
向: はい。当時は自分より年上の候補者の方ばかりでしたし、月 20 名以上のペースで入社が決まる中、「制度がないからできない」ではなく「ないなら作る」という精神で、入社初日の設計から研修までゼロから企画・運用しました。 ここで人事としての足腰が鍛えられたと思います。
■「量」の次は「質」。徹底的なリサーチが生む「口説く採用」
── その後、博報堂グループのPR 企業へ転職されています。なぜ環境を変えたのですか?
向: 前職での経験を経て、「もっと人事としての専門性を高めたい」と考えたからです。組織が大きくなるとどうしても業務が細分化されてしまうため、より一人ひとりの候補者と深く向き合える環境を求めて転職しました。
こちらの会社では新卒採用を担当したのですが、ここでは「面接の質」が全く違いました。前職ではスピード重視で 1 日何件も面接を回していましたが、ここでは学生一人ひとりに 1 時間じっくり時間をかけます。
── そこで得た新たな気づきはありましたか?
向: 「アトラクト(魅力付け)」の重要性についてです。 尊敬する上司が、学生の心を掴むのが本当に上手な方で。「自社の説明」だけでなく、「その学生の人生」に寄り添って話をするんです。その背中を見て、私は改めて、受けてきてくれる学生のキャリアに対して本当に自社を選択をすることがメリットがある選択なのか。を踏まえて話すようにしました。
── 確かに大切ですよね。具体的にはどのよなアクションをしていたのでしょうか?
向: 「この方はきっと、言語化できていないけれど、将来こういうキャリアの悩みにぶつかるはずだ」という仮説まで立てて面接に臨みます。
そうすると、面接での逆質問にも 120%で答えられますし、「〇〇さんの志向性なら、うちの会社でこういう挑戦ができる」という提案が、より刺さるようになるんです。 単なる会社説明ではなく、「その人の人生にとっての最適解」を提案することで、内定承諾率を高めるだけでなく、入社後のミスマッチも防ぐことができます。
■「常に燃えている会社」で、もう一度成長痛を感じたい
── そして、現在は株式会社 TOKUMORI へ。大手グループからスタートアップへの転身ですが、決め手は何だったのでしょうか?
向: 友人が働いていたのがきっかけですが、話を聞く中で「すごく燃えている、熱い会社だな」と感じたのが一番の理由です(笑)
2 社の経験を通じて、私はやっぱり「常に成長できる環境」に身を置くのが好きなんだと実感しました。TOKUMORI はまだ社員数も少なく、整っていないことも多い。でも、だからこそ「やりたい」と手を挙げれば何でも挑戦できる環境があります。 大手ではできないようなスピード感で、自分の経験を活かしてゼロから仕組みを作っていける。そこに惹かれました。
── フルリモート環境への不安はありませんでしたか?
向: 最初はコミュニケーション面で不安もありました。でも入社してみると、中の人たちのレスポンスがとにかく早いんです!そしてオンラインオフィスの活用なども積極的で困ったことがあればすぐに誰かが助けてくれる。物理的な距離があっても、心理的な距離はすごく近い会社だと感じています。
■「代行」ではなく「人事の一員」として。とくもりで目指すRPOの形
── 現在は自社の採用だけでなく、RPO(採用代行)としてクライアント企業の支援も担当されています。どのような価値を提供していきたいですか?
向: これまでの経験を活かして、単に採用実務を代行するだけでなく、「成果を出すための人事パートナー」になりたいと考えています。
クライアント様の中には、「採用体制が整っていない」「何から手をつけていいかわからない」という課題をお持ちの企業様も多くいらっしゃいます。 そんな時、1 社目で経験した「カオスの中から仕組みを作る経験」や「泥臭いエージェントコントロール」、2 社目で培った「候補者体験(CX)を高める面接手法」を、その企業のフェーズに合わせて提供できるのが私の強みです。
── クライアント企業にとっては、向さんのノウハウを自社にインストールできるような感覚ですね。
向: そう思っていただけるようになりたいですね。「もし私がこの会社の採用担当だったらどうするか?」を常に考え、時には単なる代行の枠を超えて、採用フローの改善やブランディングの提案、組織にとってプラスになる提案まで踏み込んでいきたいと思っています。
■目指すは「働くママとして最強の人材」
── 最後に、向さんの今後のビジョンを教えてください。
向: 個人的な目標ですが、「働くママとして最強の人材になること」が夢なんです。 私の母もバリバリ働いて私を育ててくれた人で、ずっと尊敬していて。20 代のうちに人事として、人として圧倒的に成長して、ライフステージが変わっても「向さんにお願いしたい」と言われるような、子どもからも尊敬されるような存在でありたいです。
TOKUMORI には、そんな挑戦を応援してくれる土壌があります。 採用に課題を感じている企業様のお力になれるよう、そして自社も最強のチームにできるよう、これからも走り続けたいと思います。熱量を持って働きたい方、カオスを楽しめる方と一緒に働けるのを楽しみにしています!