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会社忘年会について、セキララに語ろう。忘年会が面倒だと思っているすべてのサラリーマンの皆様へ。

こんにちは、トーコン ホールディングス前原です。今朝の寒さ、尋常じゃなかったですね。朝あまりの寒さにパーカーのフードをかぶっていたら「エミネム」と呼ばれました。

今年の残り営業日は15日です。あっちゅう間で終わりそうな予感ですが、これから忘年会なんてところもあるのでは?そもそもこの時世、「会社の忘年会はオワコン」みたいな意見も多いですよね。ホント、世の中の皆さん忘年会行きたくなさすぎでしょ・・・>【忘年会大嫌い!マジで出席したくない人必見】欠席理由の参考まとめ

ちなみに弊社では先月末で忘年会を終えております。なんと、今年の忘年会、参加者アンケートで「来年の忘年会も参加したい!」と98%の人に言っていただくことができました!!・・これ意外とすごくないですか。ここで、世の中の幹事の皆さんに、我々の忘年会の工夫なるものをちょっと紹介させていただきます。もしよければぜひパクっていただきまして、せっかくなら楽しい忘年会にしちゃってください。

取り組み①幹事で事前にゴールのイメージを決めた

そもそも、何のために忘年会をやるんでしょうか。我々は忘年会の目的を「部署を超えたコミュニケーション機会の創出」と設定しました。顧客・市場の声に徹底的にフォーカスできるためには社内でのストレスがないことが重要。組織の壁を越えても相談しやすい、協力を仰ぎやすい環境にするためには、安心して会話ができる土壌が必須だと考えました。終了後、参加した▲▲さんが「正直行くかどうか悩んでたけど、話したことなかった○○さんとめっちゃ盛り上がって、ホント来てみてよかった!明日お礼のメールしよう」みたいなことを帰り道話している。そんなイメージを設定しました。

取り組み②ゴールを阻害する要因を洗い出す

そもそも、なぜ忘年会が盛り上がらないのか。いろいろブレストしながら、結果「話題が浮かばない」ことに諸悪の根源があるのではと推察しました。共通の話題がないから仕事の話をせざるを得ない、これが役員と若手とかだといわゆる「おじさんの過去の武勇伝」「おばさんの昔話(内輪トーク)」「若手へのダメ出し」という最悪の事態に陥りがち。・・・もっと、ノーリスクな話題で且つ楽しいものを事前に設定してはどうか?そこから「テーブルトーク忘年会」の企画がスタートしました!

こんな感じで社内SNS(TALKNOTE)にて告知。とたんに社内からいくつかのリアクションが。

そこから当日を迎えます。会場はこんな感じでテーマを上部に掲示、入り口にも会場全体の見取り図を貼り、幹事で誘導。

あっという間にフロアは埋まりました。人気だったのは、「ディズニー」「旅行」「音楽」あたりでしょうか?ディズニーは特に人気で、座りたいけどなかなか席が空かない状態だったみたいです。何度か全体アナウンスを入れ、席替えを促すなどしてより多くの人と話してもらえるようにとアクションしました。

3時間はあっという間に過ぎ、なんとか無事終了。のべ150名ほどにご参加いただきました。実施後は、アンケートをとってみました。結果はこんな感じ、約60名ほどの方に回答いただけました。

おおむね満足頂いた様子。やはりポイントは、今回「部署を超えたコミュニケーション」にありますのでその点はどうだったか?

これは狙い通り、多くの人が「普段話さない人」との会話ができた様子が見えます。半数は6名以上と話せたとのこと。さらには、「自分から席を移動した」という人も7割近くおりました。

結果、『次の機会も参加したいと思いますか?』という問いには1名以外すべての方から「参加したい」との回答を得ることができました! 下記は、自由に書いてもらった感想の抜粋です。

・テーマトーク、とても良かったです。来年の忘年会も期待しています(気が早い)

・個人的には短かったイメージです。あっという間に終わってしまった。企画が良かったのだと思います。席はもっとランダムになるようにしたほうがとも思いました。

・今回のテーマが決まってなかったら、こんな話できなかっただろうな〜という方、話題でたくさんお話が出来たのがとても楽しかったです。

他たくさんの感想をいただきました。もちろん、「もっと席替えをしたほうがいい」「結局仲間で固まっている場所もあった」などのご意見もありましたが、それは次回への改善に活かしていきます。でも、帰り際に大きな声でお礼を言ってくれる若手社員や、あとでこっそり「友達ができてうれしい」と報告してくれたスタッフさんや、ここ最近の行事ごとのなかでは一番のリアクションだったのでは?と思います。

ここ最近の風潮として、いわゆる社内行事や社内ルールなど、「意味のないことは止めてしまえ」って感じのことが多いなと思います。もちろん無駄な慣習を見直すことは大切だと思うんですが、何でもかんでもやめてしまうと、副次的効果で支えられていたことが崩れてしまうというような事態にもなりかねない。だからこそ、安直に止めてしまう前に、そもそもの目的や効能、意義などを多方面から考えたうえで決めるということが重要だと思います。

そして、「おもしろきこともなき世をおもしろく」といったのは高杉晋作だったかなと思いますが、せっかくやるならみんなにとってハッピーで、且つ役に立つものにする。これはうちの社風による部分でもあると思いますが、社内コミュニケーションの活性化なるものは意外と身近な場面を少し工夫するだけで変わることもたくさんあるのでは、と感じた師走でした。

皆さんの会社忘年会が楽しいものになりますように!

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