10人分のコードレビューを、すべてやめました。"圧倒的な価値"のために僕が手放してきたもの【CTOインタビュー】
半年前まで、僕は10人のエンジニアが書いたコードをすべて自分の目で確認してから、リリースしていました。今は、一切見ていません。匠技研工業CTOの井坂星南(いさか・せな)です。製造業向けAI SaaS「匠フォース」の開発を率いています。「お客様に圧倒的な価値を届ける」。この一点だけを基準に、僕はこれまで何度も自分の役割を捨ててきました。コーディングも、コードレビューも、いまはマネジメントも手放そうとしています。手放すたびに苦しいし、正直こわい。それでも、そうしないとチームは前に進まないと思っています。今回は、その「手放してきたもの」の話を中心に、匠技研の開発組織のリアルをお話しします。10...