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こんにちは。
株式会社サマリーの人事・採用を担当しているカニンガムです。
現在弊社では各職種にて一緒に働いてくださる方を募集しておりますが、求人情報だけではなかなか業務のイメージを持ちにくい場合もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、サマリーでの働き方や業務の魅力など…、求人情報では見えないよりリアルな一面をお伝えしたく、弊社で働くバックエンドチームのテックリードへの密着取材を行いました。
今回は社員に密着し、「実際にどんな業務をしているの?」「実際にどんなスケジュール感で動いているの?」「どんなやりがいや面白さがあるの?」といった内容にまとめています。
皆さまの疑問解消に少しでも役立ち、ジョイン後のイメージをよりお持ちいただけたら幸いです!
バックエンドエンジニアについて
💬サマリーにおけるバックエンドエンジニアの役割を教えてください!
サマリーの開発チームは担当領域ごとにチームを結成しており、現在はバックエンドチーム、フロントエンドチーム、モバイルチームで構成されています。
サマリーにおいてバックエンドエンジニアは、自社サービスである「サマリーポケット」、および自社開発をしている「倉庫管理システム」と「請求管理システム」のサーバーサイド全般を管理しています。
💬3つのシステムですか。難しそうですがどのような特徴があるのですか?
自社サービス「サマリーポケット」
サマリーポケットは以下3つを代表するようなECシステムの性質を持っています。
- ボックス取り寄せ/集荷/クリーニング/取り出しなどのオーダーを受け付けるOMS(Order Management System)
- カスタマーサポートが使用するCRM(Customer Relationship Management)
- クーポン/ポイント/キャンペーン管理
企画チーム、カスタマーサポートチームとも連携してユーザー体験の向上や新サービスのご提供などのグロース開発や、運用業務改善に必要な機能開発に取り組んでいます。
自社開発「倉庫管理システム」
サマリーポケットでお預かりするお客様のアイテムを保管センターで大切に管理しています。この保管センターの業務を支援するのが倉庫管理システムです。所謂、業務システムの性質を持っています。以下のようなサマリーポケットという宅配型収納サービスというに特化した倉庫を強力に支援するシステムを開発しています。
- 入庫/出庫/クリーニングなどの各種作業進捗管理
- 撮影品質のリアルタイムチェック、撮影画像加工 などの撮影支援
- 複数の物流会社とのシステム連携
- 数量による在庫管理ではなく、全てが一品モノという個品管理
- 最適な物流会社/梱包形体の判断
物流チームとも連携して日々倉庫業務効率化に取り組むだけでなく、新サービスを実現に必要な新業務を実現するためのシステム開発に取り組んでいます。
自社開発「請求管理システム」
サマリーポケットや倉庫管理システムの実績を元にお客様への請求や債権債務管理を行っているシステムです。
金額計算などの数値処理だけにとどまらず、決済処理や、会計仕訳データの作成も行なっています。
サマリーポケットでは多彩な保管プランの他、日々さまざまなキャンペーンを提供しています。それらの施策を最終的に利用額や値引額、そして仕訳計上まで行っている、いわばサマリーポケットというサービスの大黒柱です。
上記の3つの開発において普段は開発計画をもとに、今週は何をするのか、今後数週間どのような流れで進めていくのか、話し合いながらタスクを整理しています。
他にはSRE関連の業務も担っており、インフラ保守運用やアラート対応もしています。
💬広範囲な業務ですね!業務時間で多くを占めている業務はなんですか?
やはり追加開発が一番多いです。3つのシステムでいうと、サマリーポケットの比率が多いです。
特に最近はオーダー周りの改善が多かったですね。お客様のサマリーポケットの取り寄せ状況を可視化したり、取り寄せをしてからオーダーをキャンセルしたりできるようにしました。
追加開発の他には、開発作業効率化やモニタリングの強化など、自分たちの業務体験が改善することにも業務時間の一定の割合(0.1~0.2ほど)を割くようにしています。
💬業務ではどのようなチームと関わりますか?
バックエンドチームは普段からも様々なチームとの関わりがあります。
(2024年1月時点の組織図)
サマリーポケット開発時
サマリーポケットの新しい施策を検討するときには、まずはプロダクトグロース部と協働します。
プロダクトグロース部の施策案を元に、「もっとこうしたらどうか」「この観点ではどうか」ということをプロダクトグロース部と開発チーム全体で議論をし、施策内容や進め方について決めていきます。
サマリーポケットのバックエンド設計を開発する際にはAPI仕様をフロントエンドチームやモバイルチームと一緒に決めます。開発が進む中で発生する仕様の修正はプロダクトグロース部と一緒に行います。
倉庫管理システム開発時
倉庫管理システム開発の際にはオペレーション部と協働します。オペレーション部に在籍している物流スペシャリストの方々とともに、保管センター内のオペレーションの課題を一緒に洗い出し、システム側からの改善を行います。
請求管理システム開発時
請求管理システム開発の際にはカスタマーサポートチームや経理チームと協働し、業務の効率化に向けての取り組みを行ったり、仕様の検討を行います。
バックエンドエンジニアの1日紹介!
自分はテックリードなので、1on1をしたり、他部署とのMTGに参加したりするので開発チームの中では比較的MTGが多めです。MTGが多い日と少ない日を両方ご紹介します。
MTGが多い日
9:00-11:00 作業時間
午前中は1日のタスクの確認から始めます。コードレビューの依頼や質問が来ていることが多いので、対応をしていきます。
タスクの確認が終わると「モノ作りタスク」をしていきます。午前中は作ることをメインにしており、APIの仕様を決めたり、実装をしたり、デザインドック(設計書)を作ったりします。
11:00-11:15 朝会
毎日11時からはバックエンドチームのメンバーのタスクを一緒に確認し、進め方や相談事などの会話を通してメンバーのフォローをします。
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 全社MTG(隔週1)
隔週で全社員が集まる全社MTGを開催しています。ここではプロダクトに関連するKPIの状況や各チームの施策進行状況を確認します。
14:00-15:30 実装時間
15:30-17:00 メンバーとの1on1(30分ずつ)
メンバーによって頻度は異なるのですが、メンバーの希望に合わせて週1か隔週で30分の1on1をしています。
17:00-19:15 作業時間
19:15-19:30 業務委託メンバーとの進捗確認(隔週1)
バックエンドチームには数名業務委託メンバーがいるので、定期的に同期での進捗確認をし、業務上の相談に乗ったりしています。
19:30-21:30 家族時間
ここで一回業務を抜けて家族と一緒に夕食を取ったり、子供の寝る準備をしたりします。
21:30-22:00 作業時間
家族の時間が終わり次第、残った作業を終わらせて退勤します。
MTGが少ない日
9:00-13:00 作業時間
「MTGが多い日」での記載同様、午前中はタスクの整理や「モノ作りタスク」をしています。
11:00-11:15 朝会
「MTGが多い日」での記載同様、バックエンドチームのメンバーと一緒にタスク確認をします。
12:00-13:00 昼食
13:00-17:00 作業時間
MTGが少ない日はシステム調査系の作業やデータ基盤周りで依頼されているタスク、定期的な運用作業など、その日の分のタスクを次から次に潰していきます!システムが確認しにくい細かいチェック作業も時間がまとめて取れる時にしています。
17:00-17:30 スタンドアップMTG(月、水、金)
開発チームでは週に3回スタンドアップMTGを実施しています。
スタンドアップでは必ずアイスブレイクをしており、その一環で「今週見つけた良いUX紹介」を持ち回りで実施しています。サマリーではバリューに「UXオリエンテッド」を掲げているほどUXを大事にしており、特に開発チームでは日頃自分達が刺激を受けたUXを紹介し合っています。
スタンドアップでは進捗確認をしたり、事前にアジェンダに記入された議題をもとに議論をしたりします。
18:00-20:00 家族時間
「MTGが多い日」での記載同様、一回業務を抜けて家族と一緒に夕食を取ったり、子供の寝る準備をしたりします。
20:00-21:00 作業時間
家族の時間が終わり次第、残った作業を終わらせて退勤します。MTGが少ない日は日中に作業時間をたくさん取れているので、家族時間が終われば作業に戻らず退勤することもあります。
バックエンドエンジニアとしてのやりがい
💬サマリーでバックエンドエンジニアとして働くやりがいや魅力を教えてください!
サマリーのバックエンドエンジニアは対応範囲が広いため、社内で関わるメンバーがとても多く、様々なチームとも協働しプロジェクトを進めることができます。
また扱うシステムの性質も様々なので、事業会社にいながらもバックエンドの色んな性質を経験することができます。
サマリーポケットはtoCサービスなので、トランザクション量を考えたり、一般のお客様に対してどのような挙動が良いのか?ということをビジネスチームと一緒に考えたりことができます。
倉庫管理システムはtoBサービスとtoCサービスの間のような業務システムで保管センター内の作業を管理するものなので、保管センターで作業員がどのように作業されているか、モノがどのように動いているのか、見ることができます。バックエンドエンジニアとしては「どうすれば作業ミスが起こらないか」「スピーディに進めるためにはどのように設計すれば良いか」を考えて改善を進めることができます。
サマリーポケットと倉庫管理システムは対人のサービスですが、請求管理システムはデータの管理がメインとなっています。過去に蓄積したデータを詳細に見返す必要があるため、バックエンドエンジニアとしては「どのように見やすくできるか」「どのデータがどこに影響するか」などを考えながらシステム開発に取り組んでいます。
開発チームと運用チームという構成ではないので 設計→開発→リリース→運用→モニター→改善(設計)→… のサイクル全てに関わることができます。そしてこれはアプリケーション開発だけでなく、インフラについても同じです。広範囲に全部楽しめる、というのはかなり魅力的だと思います。
さらにサービスの特徴として、実際の「モノ」を扱っていることも魅力ポイントだと思います。「アプリでボックスを取り寄せる」、「ボックスが届くので自分の『モノ』をいれる」、「アプリで集荷依頼する」、「集荷が来るので自分の『モノ』を渡す」、「アプリ上で預けた『モノ』を見れる」、「取り出し依頼すると『モノ』が家に届く」、そんなリアルとデジタルを合わせた魅力的なサービスを開発できるのはとても楽しいし、やりがいを感じますね。
サマリーのバックエンドエンジニアの業務についてイメージは湧きましたか?
今回はバックエンドチームのテックリードに密着し、「実際にどんな業務をしているの?」「実際にどんなスケジュール感で動いているの?」「どんなやりがいや面白さがあるの?」といった内容にまとめさせていただきました。
引き続き皆さまの知りたい情報をたくさん発信させていただきますので、次回の投稿もぜひチェックしてみてください!