ーまずは自己紹介をお聞かせください。
袴田俊輔です。みんなには、はかしゅんと呼ばれています。静岡県出身です。
ー現在の業務内容と働き方を教えてください!
エンジニアとして働いています。
手伝っていただいている副業の方や、インターンのメンバーの技術開発のフォローや、技術仕様の策定を主に行っています!
ーCTO的なポジションなんですね。それではStroboの開発チームではどういった役割分担があるんですか?
ハードウェアとソフトウェアの開発を自社で全て行っているので、個人それぞれが多種多様な技術スタックを扱っています。
社長である業天とインターンの岩滝はハードウェア、私個人はアプリやWebサービスの開発経験や知識が豊富ですが、お互いが明確な役割分担をするのではなく、お互いの強みをうまく吸収し合いながらプロダクトを開発しています。
ーそれぞれの強みをうまく活かし合えるチーム、とてもいいですね!
そうなんです。そういった環境の中で、インターンの杉浦なんかは最初開発経験がない状態からたったの数ヶ月でエンジニアとして新機能の開発を主導してリリースするところまで驚異的なスピードで成長してくれました。
また、特筆したスキルを持つ副業や業務委託の方が、関わってくれたこともあり小規模な開発組織の中でも「良い技術選定」ができているのかなと感じています。
ハードウェアの開発を含むプロダクト開発は文字通り「ハード」であるということを、身にしみて感じるのも正直なところですが、お互いが助け合いながら、良いプロダクトを作るために泥臭く一生懸命に取り組める開発組織がStroboらしいのかなと思います。
ー「良い技術選定」のところ、いくつか詳しく伺えますか?
<Bluetooth>
Stroboのプロダクトは、スマートフォンや自社開発したホームゲートウェイと、開閉センサーや人感センサーといったセンサーデバイスがBluetoothという無線技術を用いてやりとりを行っています。
とりわけ、1つのゲートウェイがより多くのセンサーデバイスとより安定して接続して通信する仕組みをつくることを目指しており、iOS・Android・ゲートウェイのソフトウェア開発に取り組んでいます。
<Docker>
バックエンドや、ハードウェアのソフトウェアは、Dockerを用いて開発環境を整備し、デプロイまでのパイプラインも構築しています。
とりわけハードウェアの開発は、Linuxボード上にDockerコンテナの実行環境を整備し、プロトタイピングを行うことで開発の効率化や高速化を実現しています。
<GraphQL>
1年ほど前から、バックエンドとフロントエンド間の通信にGraphQLを採用しています。
採用した背景は、管理画面とGraphQLの相性が良さそうなことと、副業や業務委託の方とシステムを作っていく中で、できるだけコミュニケーションコストを小さくしたいという開発の方針によるものでしたが、狙い通りの成果をあげることができました。
Apolloと呼ばれるGraphQLのライブラリをバックエンド、フロントエンドで採用することで、通信処理時のキャッシュ管理なども簡単に導入することができています。
<Serverless (AWSLambda)>
IoTのサービスでは、大量なセンサーデータを受信し、処理するバックエンドが必要です。
弊社ではAWSIoTを中心に、通知やホームセキュリティの機能などをサービスごとに切り出し、Serverlessのフレームワークを用いてNode.js(Typescript)で実装しています。
人と話すのが好き
ーではここからは袴田さんについて聞かせてください。子供時代はどんな子供だったんですか?
サッカーや水泳、ソフトボールなど外で運動することが好きな少年でしたね。
ー自分のことはどんなやつだと思いますか?接する上での注意点は何かありますか?
人と話すのが好きなので、仕事の話でも雑談でも何でも話しかけてくれるとうれしいです。
難しいことを考えるのは苦手なので、そういったことは、他メンバーに委ねていますw
ーあなたの好きなもの・ことについて語ってください。
Jリーグのジュビロ磐田が好きです。
ーなぜそれが好きなんですか?
地元のサッカーチームということと、両親が熱狂的なサポーターであったことが理由です。
幼い頃から当たり前のように好きでした。
中田英寿さんがきっかけでプログラミングを始める
ー大学時代はどんな学生でしたか?どんなことに熱中していましたか?
スポーツビジネスの研究室に在籍していて、Jリーグやドイツのブンデスリーガなどについて研究していました。
あとは大学2年生のころからプログラミングの勉強をはじめましたね。
ープログラミングの勉強を始めたきっかけはなんだったんですか?
元サッカー選手の中田英寿さんが、自身のWebサイトをメディアとして様々な情報発信をしていたのを知り、将来 IT x スポーツで新しいことをしたいと思うようになったんですよね。
もともとサッカーがきっかけだったんですけど、結果的にはスポーツ以上にWebの技術について興味を持つようになってエンジニアを志すことになりました。
ソーシャルゲームの開発をしていました
ー前職はどんな会社で、どんな業務内容でしたか?
IT・メディアの企業で、フロントエンドエンジニアとして働いていましたね。
FLASHを用いたコンテンツの制作や、ソーシャルゲームの開発に携わっていました。
ーストロボに入社したきっかけやエピソードを教えてください。
Stroboの会社ホームページの作成をお手伝いしたのがきっかけで、当時ストロボに関わっていたデザイナーやエンジニアの方と触れる機会があり、一緒にサービス開発をしたいと思い入社を決意しました。
優秀なメンバーと一緒に
ー社長さん、他の社員さん、インターン生のことをそれぞれ1人ずつ社外の人にもわかるように他己紹介してください。
・業天
アツい想いを持って、全身全霊で取り組んでいる姿が印象的です。エンジニア全般、特にハードウェアを実装、製造、出荷する所の技術や知見を持ち合わせている社長というのはとても稀有な存在だと思います!
・平野
会社の事業の立ち上げのみならず、コーポレートや技術開発についても必要に応じて、責任感を持って引っ張ってくれる、頼もしいキャプテンのような存在です。コミュニケーションスキルも高く、バランス感覚に優れていると思います!
・岩滝くん
開発や技術に向き合う姿勢が同じ技術者として大変尊敬できる、スーパーエンジニアです。 ソフトウェアで発生した問題を、回路設計や部品レベルまで深掘りできるため、これまで何度も助けられました...!
・杉浦くん
いきなり新規製品のソフトウェア開発をまかせられたにもかかわらず、ゴールまでの課題設定をきちんと筋立て、1つ1つクリアすることによって成し遂げてくれた超優秀なインターンです。あっという間にStroboには欠かせない技術者になるまで成長してくれました...!
ハードウェア、ソフトウェアの両面で携われる
ー今後、何かやってみたいことはありますか?
Stroboという会社とleafeeという製品が日本、そして世界に羽ばたいていけるようサービス開発を進めていきたいと思います!
ー今後の展望を聞かせてください。
戸締まりというシンプルなプロダクトから、ホームセキュリティという一段上の体験が実現できるプロダクトにサービスも進化し、当初から使っていただいているユーザの声や、leafeeが解決できる問題、提供できる価値も少しづつ変わってきているのではないかと思っています。
今後も新しいセンサーデバイスや機能開発を行っていく中で、ユーザがどう使っているのか、そして何を求めているのかをこれまで以上にプロダクトに反映していきます。
まだleafeeを知らなかったり、使っていないユーザにプロダクトを届けるという側面でも技術開発ができればと思っていますね。
ーこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!
エンジニアにとってはスケールの大きなサービス開発に、ハードウェア・ソフトウェアの両面で携わることの出来るのが最大の魅力だと感じています。
まだまだ小規模な開発体制ですので、一緒に開発ができるメンバーが増えれば大変心強いです!
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