佐々木 睦 プロフィール
大学卒業後、 新卒入社した印刷会社で2年ほど営業を経験したのち、セールスプロモーションの会社にて、大手メーカーや飲食店を対象にオンライン&オフラインの企画立案を行うソリューションセールスを経験。2022年の6月にスマートショッピングへインサイドセールスとして参画。
スマートショッピングは「日々のモノの流れを超スマートに」をミッションに、IoT重量計を使った在庫管理・発注自動化のSaaSサービス「スマートマットクラウド」や、面倒な日用品の買い物を自動化しゼロクリックショッピングを実現する消費者向けサービス「スマートマットライト」などを展開しています。「スマートマットクラウド」は2018年の発売からわずか約3年間で1200件以上の取引社数、4万枚以上の導入実績を誇り、急成長を続けています。
今回は、インサイドセールス部門で働く佐々木に、働く環境やインサイドセールスの仕事の面白さについて話を聞きました。
「こんなシステムがあったら良いのに」と思える理想のプロダクトだった
ーー転職を考えるようになったきっかけは何でしたか?
前職のセールスプロモーションの会社では「在庫を減らすこと」をコンセプトにしていて、その文脈の中で在庫管理システムの販売も行っていました。そこで在庫管理に興味を持ったのがきっかけですね。
当時は在庫管理システムと言っても、裏では膨大な在庫管理を顧客ごとにエクセルや電話やメールなどで請け負っていて、人が管理する体制になっていたので実在庫との差異がどうしても発生していました。
「もっと効率的に在庫管理する方法はないだろうか」と在庫管理サービスを調べたときに、スマートショッピングに出会いました。調べてみたら、事業内容がとても魅力的で、「これだ!」と思いましたね。
ーースマートショッピングへ入社した決め手について教えてください。
入社の決め手は3つあって、1つ目が個人の成果ではなくチームの成果を評価する点。
2つ目はメンバーの人柄ですね。面談の際に、実際に営業のロープレをする場面があったんですよね。その際にとても緊張していたのですが、面接官の人たちが緊張をほぐしてくださって。とてもフィーリングが合うなと感じて、一緒に働くイメージができました。
最後の3つ目が案件のサイクルが短いこと。これは、個人的な働き方の好みというのもありますが、長期間案件を追っていくよりも、日々の積み重ねで数字をつくっていくようなインサイドセールスの働き方が自分にマッチしていると感じました。長期的に女性としてキャリアを築いていく上でも、働きやすいと考えたんです。
個人ではなく、チームで持つKPI。助け合える環境が働きやすさのポイント
ーー現在担当している業務とミッションは?
インサイドセールス部門は、マーケティング部門とフィールドセールス部門の橋渡し的な役割を担います。
具体的には、マーケティング部門から引き継いだ見込み顧客に対し、電話やメールなどを使って課題のヒアリングや製品紹介、費用対効果の説明などを行い、フィールドセールスの初回商談につなげます。
主なKPIは有効商談の獲得数になりますが、当社は、チームでKPIを持っています。そのため各人に割り振られる件数や業界は、チームで最大の成果を出せるよう従業員のスキルや稼働状況によって変動しています。
ーー個人ではなくチームでのKPIというのは珍しいですね。
営業と聞くと、ゴリゴリ目標を追いかけ競い合う体育会系のイメージですが、私が所属するチームはそのような雰囲気はなく、助け合える雰囲気があります。
勉強会をやったり、今悩んでることをSlack上で議論したり、クライアントへの攻め方の相談もできたりしていて、働きやすさのポイントの1つだと思っています。
ーー現在所属しているチームについて教えてください。
私が所属しているチームは4名で、マネージャーが1名、メンバーが私を含めて3名です。メンバーに関しては私以外は男性で、うち1人は人材派遣の営業出身ですね。もう1人は、百貨店の外商営業をしていました。営業の経験があれば、業界については未経験でも活躍されています。
フルリモートだけど、気軽に不明点や悩みを相談できる環境
ーーよくある1日の流れを教えてください。
現在はフルリモートで働いており、だいたい9時から業務を開始します。まず、朝に30分ほどインサイドセールスメンバー全員でチェックインを行います。チェックインでは、商談の進捗や連絡事項などを共有しています。
この時間で困っていることを相談したり雑談などもできますし、話しやすい雰囲気ですよ。
チェックイン後は、各自が保有するホットリードに対して架電やメールでコンタクトをとります。12時くらいにお昼の休憩をとり、13時から再び終業時間まで架電やメールでセールス活動を行います。また、架電の合間に、毎週30分程度で行われる上長との1on1ミーティングや、フィールドセールスやマーケティングチームとのミーティングなどが発生することもありますね。特に積み残し業務がなければ、18時くらいに業務を終了します。
ーーフルリモートとのことで、コミュニケーションの取りづらさや困ったことはないですか?
まず安心していただきたいのは、入社して最初の2週間〜3週間は出社期間があります。同じチーム内でオーボンディング担当の人も出社しているので、わからないことがあればすぐに聞ける状態です。
例えオンラインのコミュニケーションだったとしても、DMなどではなくオープンに聞ける環境があり、複数人が見ているのですぐに答えられる人が返信をくれます。
業界未経験で入社した人も多いですし、わからない人に対して突き放すような社風ではないのでご安心ください。
フルリモートだと一人で黙々と架電することが多いですが、気軽にSlack上で不明点を聞けたり、アドバイスをもらえたりできるので、1人で抱え込んだり精神的に辛くなったりすることがなく、助かっています。
ただし、基本はリモートワークになるので精神的に自立していて同僚などと話す機会が少なくても仕事に向き合えるような性格の方が向いてるとは思います。
ーースマートショッピングのインサイドセールスの面白さや魅力はどこにあると思いますか?
スマートマットは特定の業界に限定した製品ではないため、様々な業種のお客様の課題や現状を聞けることが一番の面白みだと感じています。とはいっても、在庫管理の課題は様々で、お客様が描くゴールも無数に存在します。
そのなかで、最適な解を模索することは非常に難しいですが、お客様が私を信頼して悩みを打ち明けてくれたり、提案が直球で刺さったりしたときは、とても大きなやりがいを感じます。
"失敗したこと"よりも、"チャレンジ"を評価してくれる会社
ーー新しい知識は、どのように習得していますか?また、社内にそのような取り組みや機会はありますか?
基本的には、お客様との会話で勉強させてもらうことが多いですね。社内の取り組みとしては、週1回開催されている勉強会があります。そこでは、商談の成功事例の共有、反対にうまくいかないことや不明点の解消など、互いに異なる視点を持ち寄ってフィードバックやアドバイスを送り合います。
他には、月1回KPTと呼ばれる振り返り会がオフラインで開催されています。そこでは顔を合わせながら、互いに反省点を振り返って、次に向けた対策をディスカッションします。
ーースマートショッピングを象徴するカルチャーについて教えてください。
個人的に、もっとも良いと感じるのは失敗を許容するカルチャーですね。全力でぶつかった失敗については、「ナイスチャレンジだったね」と行動そのものを評価してくれますし、次のアクションに向けたフィードバックもあります。
あと、「ファミリーファースト」といって、仕事だけではなく家族を大切にする文化があります。
我々のチームは子育てしている方も多く、やるべき業務を終わらせていれば、子供の送り迎えで中抜けすることも許容されています。そのため、育児をされている方でも、長期的にキャリアを築いていくことができるでしょう。
ーー失敗が許容される文化があれば、新しく入ってきたメンバーも、のびのびと挑戦ができそうです。SaaS営業が未経験の方でも活躍できる職場ですか?
営業経験や顧客折衝の経験があれば問題ないです。インサイドセールスに必要なスキルは、入社後でも磨くことができます。弊社では、2〜3週間にわたって手厚くオンボーディングを実施するため、未経験でも相応のレベルまで成長することができるでしょう。
オンボーディング中は、オフィスに出社をして、配属チームのオンボーディング担当がマンツーマンで指導します。具体的には、スマートマットの製品知識や業界知識のインプット、ロープレ、架電やメールの業務などを行います。また、カスタマーサクセス部門が行うスマートマットの客先設置業務や、フィールドセールス部門の商談同席など、他の部門の業務を経験することもできます。
弊社は「オンボーディングしたら終わり」ではなく、「何かあればいつでも聞いて大丈夫」というスタンス。質問にもしっかり耳を傾けてくれますし、何か提案やアイデアを出しても、まず頭ごなしに否定されることはありません。また、業務も標準化されており、ノウハウやナレッジも情報共有ツール「ESA」ですぐに閲覧・確認できるため、未経験の方でも安心して業務に入っていただけると思います。
ーー最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
弊社のメインターゲットは病院であるため、お医者さんと対峙するケースが多いです。総じてお医者さんは多忙で、そっけない態度を取られることも少なくないです。粘り強くトークできる、在庫管理を効率化したいという熱量がないと、しんどくなってしまうかもしれません。
また、当社のインサイドセールスは「数打てば当たる」で架電をする営業ではなく、戦略立てて有効商談を作る仕事になります。そのため、アプローチ先の業界における課題や現状、会社や病院個別の課題を、常に念頭におきながらトークを組み立てるロジカルシンキングが求められます。
病院や製造業というメインターゲット以外にも、その他様々な業種や業界の方と接することも多いため、好奇心旺盛な方や、いろいろな人の話を聞くのが好きな方にはピッタリの環境かもしれません。
ぜひ、スマートショッピングのインサイドセールスに興味がある方、スマートマットを通して、在庫管理のあり方を変革させたい方、一緒に働きましょう!