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2018年3月、スマレジの累積取引金額は1兆円を突破しました。約60,000店舗で決済される年間取引件数は1.3億件にのぼり、現在も膨大な量の販売データ(POSデータ)を処理しています。
ところで、タブレットPOSの「POS」って何の略かご存知でしょうか?POSとは【point of sales】の略で、販売時点情報管理と言われるものです。スーパーマーケットなどのレジスターで、商品の販売と同時に商品名・数量・金額などを収集し、情報を多角的に分析して経営管理活動に役立てるシステムを指します(コトバンクより)。
現在、スマレジのクラウドサーバには、日々約60,000店舗分のPOSデータが集まってきているわけですが、商品の販売というのは必ずしもレジを経由して行われるものではありません。
たとえば、ネットショップのカート決済。
企業間(BtoB)の商品販売取引。
自動販売機や券売機を利用した商品の販売。
今後スマレジは、日々積み重なっていくPOSデータに加えて、こういったレジを介さない商取引も含めたあらゆる商取引を、総合的に単一フォーマットで管理してゆくことを考えています。そして、そのスケールメリットによる低価格を実現しつつ、個々のお店では収集し得ないデータパターンを調査・発掘し、お店にフィードバックしてゆけないか...?ということを模索しています。
店舗運営を効率化するだけでなく、データ活用を通して「売れるお店づくり」や「新しい商売の在り方」について考えるための材料を、店舗運営者の皆さまに還元していきたい。これが実現できれば、たとえば個人商店のような小さな規模のお店でも、膨大なデータに基づく分析結果を指標にして、経営判断ができるようになるかもしれません。
こういった取り組みを通して、スマレジがデータ活用分野において世界レベルを目指すことで、日本の商取引が世界をリードする世の中を実現したいと考えています。