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ベンチャー企業の「入社1日目」

ちょうど3年前の2019年12月。

私はこの会社にとって初であり、たったひとりの人事担当として入社しました。


そして昨日2020年12月7日。

自分が採用したメンバーが新たに2名、入社してきました。


私が入社した当時、社員数は5名程度。

それがいまやこの会社の約20名、ほとんどのメンバーが自分が採用した人たちです。



そしてその全員が、当然「入社1日目」を経験してきました。

私もあの日のことを鮮明に覚えています。


エレベーターのボタンを緊張しながら押し、

キョロキョロしながら受付で名乗り、ベンチに腰をかけて、

改めて社内を見回すと、卓球台やビリヤード台があり、

今どきの会社だなあ、と思いました。

( ↓ こんな感じ )


まだ新入社員の入社時のフローも決まっておらず、

会社や業務の説明を受けるようなことなく、

数ヶ月前に入社したばかりの女性社員と

自分用のパソコンのセットアップをやっていたら半日が過ぎました。


午後になり、社長に呼ばれ、こう言われました。

「全部変えていいよ。」

「自分が会社を創ったと思えるようにやってほしい。」

(写真はイメージです・・・!!)


この言葉はいまの私の仕事の進め方にも大きく影響しています。


じゃあ「入社1日目」で何を変えられるのか?

いま自分が理解していて、変えられるとすれば

次に入ってくる新入社員の「入社1日目」を変えること。


些細なことでもいい。

早く会社のことを理解して、

何が最適なのか判断し、

社長や他のメンバーに合意を得ながら

改善、標準化していくこと。


入社日の最初には、

まず、

「今日1日は何をするのか」「この1ヶ月は何をするのか」

を話すようにしよう。

社員全員に「迎え入れられていること」を感じられるように

入社式をするようにしよう。

そうすれば、エレベーターのボタンを押すときの不安のドキドキが

2日目からは期待のワクワクに変わるかもしれない。

そんな風に思いながら過ごしていました。


中途採用に限らず、我が社では

「変えること」

「自分で会社の仕組みを作り上げること」

この2点が求められます。


だからこそ、入社1日目の人たちは

何を変えればよりよい会社になるのか考えながら過ごしてほしいです。


そのためには、

まずは話されている内容は理解できるまで聞くこと。

そして、忘れないようにメモをすること。


あとは周りの人の仕事を見ること。

もし手が空いていたら手伝ってみること。


入社したての頃は圧倒的にインプットが多く、

アウトプットが極端に少ないです。


「手伝う」は良いアウトプットの練習になります。



遠慮はいりません。

スカイダイニングで働くにあたって

36つの約束があります。

そのうちのひとつに

「現状維持は退化である。」

があります。


一緒に会社を創りましょう!

自分が創った場所と自分が創った仕事をするのは最高に楽しいです。


本日入社した2名、

入社おめでとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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