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私にも変えられる世界があると信じて〜インターンから日本を変える〜

こんにちは!

SEKAISHAの笠巻です!

今回は10月からインターンに来ていただいている安田知生さんに、SEKAISHAでインターンを始めた経緯について語っていただきました。

知生さんが考える「自由と世界」の秘密に迫ります。

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「日本の教育を変える。」

数ヶ月前から、会う人会う人にそう宣言しています。それは、本当に変えられると気づけたから。自分という一つの世界が誰かのためになることに気づけたから。このとき、生まれてこのかた無神論に共感を覚えていた私が、初めて神様に深く感謝しました。

初めまして、SEKAISHAでインターンをしている安田知生と申します。今日は私がよく考えている「世界の話」と「自由の話」、そしてそれが「SEKAISHAと強く結びついた話」をさせていただきます。


人は生きることで一つの世界を作り上げている

いつ頃からか、一人の人間につき一つの世界がある、という持論を持つようになりました。

それは、音楽を通して世界感を感じたときからかもしれません。曲には、そのアーティストが伝えたい気持ちが、音やリズム、歌詞、などの様々な表現方法によって形にされています。それを聞いた私は「曲ってまるで世界じゃないか」そう思うようになりました。そして、それは人間も変わらないことだ、人間も自分がこれまで拾った様々な感情をあわせ持つ一つの世界だ、そう思うようになりました。

例えば私の世界は、両親から受けた大きな愛情とそれによる安心感、音楽にもらった震えるような感動、親友と作り上げた雄大な友情、これらがあふれんばかりに渦巻いています。

この記事を読んでくださっているそこのあなたの世界にも、この地球上で唯一で、そして尊い感情が住んでいることでしょう。

「そのような感情を得ること、そして他人に発信すること、これが生きることなんじゃないか」それが、今現在の私の人生です。

そんな私の世界の中で人の世界を変えられるもの。それは「学生の自由を広げたい」という、私の人生で最も強烈な体験の一つから得た強い決心と希望でした。


知ることで得られる自由

その強烈な体験の話をさせてください。私は14歳の頃、父親の海外赴任に伴い渡米し、高校時代をアメリカ合衆国で過ごしました。

その時に一番強くそして苦く体感したこと、それは「自分は自己表現の仕方を知らない」という事実でした。引っ込み思案ではないが空気を読みすぎてしまう私は、アメリカの他の生徒の「あれができる、これができる、あれをやりたい。」という自己表現の波にのまれました。

それは私の所属している野球チームの試合がある日のことでした。私がプレイしたいポジションには、不運にももう一人チームメイトがいました。

その日コーチに「試合に出たいか?」と聞かれた時「出たい。」と答えた僕と、「出られたら今日は確実に打てる、本当に出たい」と答えた彼、どちらが試合に出してもらえたかは明白でしょう。

「試合に出たい」という想いの強さには、間違いなく、差なんてありませんでした。ただその「表現方法一つ」で全てが変わる。人生で一番と言っても良いほど大きな学びを得た体験でした。

ただ、いざ自分も実行しようと思った時、私はそのやり方を知らないという絶望的な事実に気づきました。「言いたいことも言えない様な」自分ではやりたいことなんてとてもできない。

そのとても苦い感情が、私の世界に自己表現というものを加えてくれました。

そしてこの経験から得たことは「知らないのは自由が剥奪されている環境と同じである。」ということ。

私は渡米するまで自己表現の仕方を知りませんでした。そして「つまり自己表現の自由を持っていなかったんだ」と思うようになりました。

こう言うとこの上なく言い訳がましく聞こえますが、それは例えば発展途上国の貧困悩む家庭の子供にも言えることです。そのような子供は環境が理由で「大学という教育機関があり、そこでは自分の学びたいことを学べる」という事実を知らないでしょう。その時点で「大学に行き学ぶ」という選択肢を選ぶことが確実にできない。つまり「大学に行く自由がない」と、知ることと自由を結びつけて考えるようになりました。

この経験は「学生の自由をこの上なく広げたい」という新しい気持ちを私の世界に落としていきました。

私はアメリカという環境のおかげで自己表現の自由を得ることができました。

その自己表現を生かして、環境のせいで自由がないことによって悩む学生を減らしたい。多くの学生に、多くの自由を与えられる環境作りをしたい。私に自由をくれたこの経験への恩返しとして、その思いもとに行動する様になりました。


自分にぴったりのSEKAISHAのヴィジョン

子供・若者一人一人が自分の興味があるテーマを見つけて、それを自由に学び、自分の中の多様な可能性を見出し、『じぶんの世界』をつくりあげる

これがSEKAISHAのヴィジョンです。ここまで読んでくれた皆様ならお分かりになってもらえる通り、それは私がやりたいことそのままでした。稲妻に打たれた様な感覚になったまま思わず応募してしまった時のこと、今でも息遣いの一つ思い出せるほど、鮮明に覚えています。

私は、SEKAISHAで今働くことが、いやSEKAISHAで自分の世界を表現し続けることが、必ずや今後の日本教育を変えることに繋がると信じています。そう思えることほど幸せなことはこの世にも少ないでしょう。そう思う自由を、SEKAISHAに与えてもらいました。

この記事を通して、みなさんが自分の世界に何があるか、何を表現できるか、そんなことをぼやっとでも考えていただけたら私は幸せです。

そしてもしそれを見つけたら、躊躇することなく表現し続けて欲しい。

私は、全力でそれを応援します。

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