営業の概念を覆す|営業支援の日本人先駆者が挑む「営業の自動化」という夢(第1回)【SALES GO代表取締役社長】 | SALES GO株式会社
こんにちは、SALES GO 採用担当です!今回は、弊社代表取締役社長である内山へのインタビューの模様を全3回に分けてお届けします!第1回は、「貧乏学生だった頃に、〇〇していました」「一筋縄では...
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こんにちは、SALES GO 採用担当です!
今回も前回に引き続き、弊社代表取締役社長である内山へのインタビューの第2回になります。
※下記動画を先にご覧いただくと、さらに楽しむことができます!
▍内山代表の人生ストーリー動画
▼第1回をお読みで無い方は、先にこちらを読むとより楽しんでいただけます!
第2回となる今回は、
「SALES GO立ち上げに至るまでの話」
「世界的企業から出資を受けた話」
「創業当時から考えていたこと」
など、SALES GOに至るまでの内山のビジネス遍歴について語っていただきました。
特に起業検討中の方には必見の内容となっております。
是非最後までお楽しみください!
1981年9月8日生まれ、静岡県湖西市出身。
早稲田大学卒業後、株式会社WEIC(現:SALES ROBOTICS株式会社)を創業。法人向け語学教育のSaaSビジネスで事業を拡大。その後、営業の自動化をテーマに、CRMとインサイドセールスを組み合わせた営業支援事業を開始。
1,000社2,000商材以上の支援実績を有する。2019年4月に株式会社ヒト・コミュニケーションズにバイアウトしグループイン。
2022年7月SALES ROBOTICSのSaaSとIT部門をMBOしSALES GO株式会社を設立、株式会社ブロードリーフと資本業務提携しグループイン。日本の営業生産性の最大化を掲げ、営業DX事業を各業界へ提供中。
ここからは、SALES GO立ち上げに至るまでの話を聞かせていただけないでしょうか。
最初は、株式会社WEICという会社を立ち上げ、eラーニングの事業を始めました。
ちなみに、この会社は後にSALES ROBOTICS株式会社となります。
当時は資金集めに苦戦していたので、受託で開発の案件を請け負い、稼いだお金と投資家などから集めた資金を投資する形で事業を成長させていました。
資金を集めるために様々なことを行っていた結果、手がける事業が増えていき、事業を円滑に進めるために人を雇用する必要が生まれ、コストが増加。それを賄うために、新しい仕事を獲得しなければいけないジレンマに苛まれました。
当時取り組んでいたことの1つが「商談アポイント獲得業務の受託事業」です。
「インサイドセールスのシェアードサービス」という1名のオペレーターが複数のお客さま(3社程度)の商談獲得応対を電話で行うモデルを提供していました。
従来、1社専属のインサイドセールススタッフが商談獲得を対応するモデルが主流だった中で、1人が常駐する「状態納品」ではなく、応対量の「成果納品」という部分を売りにしていました。
多くの方に価値提供ができたおかげで、会社は成長しましたが「これが本当にやりたかったビジネスなのか」とわからなくなった時期でもありました。
当初は、現在SALES GOで行なっているSFA事業をSALES ROBOTICSでやりたいと思っていたんです。
私としては、「アポが自動で追加されるSFAという概念を世の中に広めるために、インサイドセールスのコールセンター事業を行う必要がある」と考え事業を行なっていたのですが、従業員の生活を保証するためにコールセンター事業を強化する必要がありました。
結果、コールセンター事業は伸びて上場に向けた準備を進めることもできましたが、私は矛盾を感じていて、「これはいつか限界が来る」と「テックとサービスの融合を目指した自分が求めていた本質ではない」と思っていましたね。
その後、資金に目処が立ったタイミングで、「もう1回、本気でSFAをやっていこう」と思い、現在SALES GOで提供している事業モデルを当時のSALES ROBOTICSで作り上げていきました。
最終的にはバイアウトして、SALES GOとしてゼロからスタートすることになりましたが、私のビジネスキャリアの知見を詰め込んだサービスが提供できているので満足しています。
2014年にはSalesforce社の投資責任者へプレゼンし、出資を受けたとお聞きしました。
SALES ROBOTICSの時のエピソードですね。
2012年頃から、他事業の可能性を検討していた中で、eラーニング事業からインサイドセールス支援事業へシフトチェンジしました。
会社は着実に成長できていましたが、更なる事業拡大を目指すには、まだまだ資金が不足していた中で、ご縁あってSalesforceの投資責任者の方にチャンスを貰い、最終的には出資いただきました。
動画の中で「出資が決まった際に自然と涙が出た」というエピソードがありますが、私も非常に印象に残っています。
個人的な見解ですが、Salesforce社はインサイドセールスを手がける企業の中で世界一だと思うんです。
私たちも「Salesforceから出資を受けた企業」というブランド力の恩恵を受け、ビジネスモデルへの注目度も跳ね上がりましたし、何よりも「このビジネスには無限の可能性が秘められている」と目に見える結果ができたことによって、この事業が発展する可能性を実感できた嬉しさで、気づいたら涙が出ていました。
これまでの辛さが報われたというよりも、理想の未来へ辿り着ける可能性が上がった嬉しさを強く感じていました。
やっと、世界で戦うためのスタートラインに立てたような気がしていましたね。
起業した当時から、世界を相手にビジネスを行なっていきたいという考えがあったのでしょうか。
私は学生時代から海外出身の学生と交流するなど、グローバルな環境が身近にある中で過ごしてきたので、自然とそうなっていきました。
やはり海外の方がビジネス環境が整っていましたし、考え方もミスの1つや2つ意に介さない明るさ・前向きさがありましたね。
そんな環境下でのビジネスはとても楽しかったですし、こういう考え方が浸透している場所で暮らして、彼らのようになりたいと思っている時期もありました。
ただある時、一緒にビジネスをしていた中国人数人と食事をしていた時に、中国語での会話の中で生まれた笑いに対して、理解できない部分があったんです。言語ニュアンスというよりも、笑いのポイントがずれている感じでした。
その時に、「私はどこまでいっても日本人なんだな」と自覚したんですよね。
それまでは海外に憧れていましたが、以降は「日本がビジネスで世界と戦えるようにするために力を尽くしたい」と思いました。
ご質問いただいた内容に回答すると、SALES GOは海外を目指してビジネスを行なっています。
しかし世界へ打って出るためには、まず日本にその土壌を創る必要があると考えているんです。
私たちは現状「日本の営業生産性を向上させる」ことを目指していますが、これは国内にまだやらなければいけない市場があるので、まずは日本からやろうというだけなんです。
だから日本国内でSFAが確立され世界と戦える土壌が整ってから、海外に行けばいいと考えています。その時には、日本全体のビジネス力が向上しているはずなので、みんなで世界にいってビジネスができるんじゃないか、そんな未来を描いています。
その未来に辿り着くために、主に中小企業をメインに価値提供を行っていくのでしょうか。
私たちのビジネスは、日本中の企業様に喜んでいただけるものです。
そのため、日本国内で営業活動を行う企業様に対して、確実にベネフィットを提供できる自信があります。
世の中には、使用難易度が高いが故に「素晴らしいサービスなのに邪魔者扱いされてしまっているサービス」も実際あります。
だからこそ私は、「人の能力値に左右されない、誰にとっても使いやすいサービス」を提供したいんです。
人間社会にはなんでもできるスーパーな人もいれば、多くの時間をかけて1つのことを身につける人もいます。社会を構成する人の中で、スーパーな人はどれだけいるのでしょうか。
その人たちだけが喜ぶサービスを提供しても、私たちの目指す世界には届きません。
もちろんスーパーな人たち向けにサービスを提供することも必要だと思いますが、私たちはみんなが使いやすいサービスを提供することで社会を支えていきたいと思っています。
今回はここまで!いかがだったでしょうか。
次回はいよいよ最終回。
内山の経営思想に通じる部分について語っていただきました。
次回もお楽しみに!
少しでも弊社にご興味を持っていただけましたら、随時カジュアル面談を実施しておりますので、下記よりエントリーください!