本日、日経新聞朝刊の関西面31面にてRPipe-Imageの記事が掲載されました。
「AI開発、学習画像の権利トラブルを回避 京セラ系」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0856L0Y3A600C2000000/
RPipe-Imageとは
「RPipe-Image」は、外観検査装置に組み込むことを前提に開発された、画像AIモデルの学習・評価・推論を行うソフトウェア・ツールです。
近年、製造業の業界内、特に国内の検査機器メーカーにおいて、外観検査装置への組み込みAI開発の内製化が活発になっています。
創業当時から製造業における外観検査AIに多数の導入実績を持つRistは、上記を背景に、これまでの技術と知見を活かして「RPipe-Image」を開発し、2022年5月にベータ版、10月に正式版のリリースを行いました。
また2023年6月1日(木)から最新バージョン「RPipe-Image ver.2.0」の提供を開始しています。
RPipe-Image ver.2.0
「RPipe-Image」の最新バージョン「RPipe-Image ver.2.0」には、従来の機能に加え、細かい調整を要するチューニング作業の省略が実現できる高精度パラメータセット「Preset(高精度チューニング)」や、検査機への組み込みを容易にする「ONNX出力機能」など、企業によって異なる開発環境や開発条件を想定した機能が追加されています。これらの機能を活用することで、企業の開発者はより迅速に正確な機械学習モデルを構築することができます。
RPipe-Image ver.2.0のアップデート内容
1.複数の撮像画像から判定する「マルチイメージ機能(分類)」の追加
2.未知の不良にも対応する「Deep Metric Learning機能」の追加
3.高精度なAIモデルを学習できる「Preset(高精度チューニング)」の追加
4.著作権問題を回避する「独自ベースモデル(大規模事前学習済モデル)」の追加
5.検査機への組み込みを容易にする「ONNX出力機能」の追加
上記機能に加えて、今後さらにアップデートを行っていく予定です。
今回のアップデートの詳細についてはHPをご確認ください。
「RPipe-Image」サービスページ:https://www.rist.co.jp/service/rpipeimage/