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はじめに
Rust のお勉強、前々回/前回の続きです。
今回はデータベースの準備がメインとなります。
今回の動作環境
毎度の前回からの動作環境変更点。
バージョン(括弧内は前回)
Rust:1.81(1.78)
actix-web:4.9.0(4.5.1)
データベース接続
言わずもがな。
少々乱暴な解釈かもですが、アプリ/API は総じてデータベースのラッパーで、なので CRUD 操作してなんぼなんですよね。
actix の公式サイトでは Diesel というクレートを利用して DB 操作例が記載されてました。
なのでそれ使ってみよー、と思ったですが下記一文(英語)が目に止まりまして.
The current versions of Diesel (v1/v2) does not support asynchronous operations, so it is important to use the web::block function to offload your database operations to the Actix runtime thread-pool.
抜き出してみる。
Diesel does not support asynchronous.
訳してみる。
Diesel は非同期操作をサポートしていない。
oh.
actix、非同期処理が売りな web フレームワークなのに。
まぁはい。切り替えて非同期処理をサポートしてる DB ライブラリ(クレート)を探してみる。
非同期処理をサポートしてる DB ライブラリ(クレート)
調べましたら以下の 2 つがよく利用されている非同期対応の DB ライブラリ のようでした。
- ☆: 12.8k(24/8末時点)
- ORM ではない
- 複数 RDBMS 対応
- マイグレーション機能有り
- ☆: 6.9k(24/8末時点)
- 上記 sqlx をベースに作られた ORM
個人的に ORM は苦手でして。生成/実行される SQL の確認が面倒ですし、N+1 対応とか頭使うしなので。
ですが今回は SeaORM を使ってみることにしました。
決め手はエンティティの自動生成です(自動生成してくれるみたいです)。
今回作る CRUD 処理の概要と準備
何でも良いのですが、オラクルでお馴染みの dept/emp テーブル を作成し、それの CRUD 処理を書いていきます。
理由は特にないです。強いて言えば懐かしさ?
その他使用する RDBMS などまとめ。
- RDBMS
- postgres(16.4)
- テーブル
- 2テーブル
- dept(部署)
- emp(社員)
- リレーション
- dept 1 : N emp
- API
- deptのCRUD処理
- empのCRUD処理
また準備として SeaORM のクレートを追加します。
使用する RDBMS、非同期ランタイムによって features に指定する値が異なるようです。
( ドキュメント を参考に設定)
cargo add sea-orm --features "sqlx-postgres, runtime-tokio-native-tls macros"
準備完了。ではやっていきます。
マイグレーション定義
まずはテーブルを作成します。マイグレーション 機能があるので利用します。
…
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