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※弊社エンジニアの記事になります。
はじめに
こんにちは!
今回はiOSアプリのちょっとしたお話です。
WWDC23で発表されたXcode 15以降で利用できる"String Catalogs"を利用した多言語対応をざっくりご紹介したいと思います!
そもそも「多言語対応」って?
Chat-GPTに聞いてみましょう。
なんか長ったらしいので、まとめると、(ひどい)
「サービスやソフトウェアを複数の言語圏に対応させること」ということです。
「語感から何となく想像はできるよ」と思う方も多いと思うのですが、筆者と読者の認識を確実に一致させるために、こういう言葉の定義付けは何気にとても大事です。
iOSアプリにおける「多言語対応」って?
iOSアプリにおけるこの「多言語対応」は、「言語設定に応じた、文字列リソースを返すこと」を指します。
この対応を英語では「ローカライズ(Localize)」と呼ばれます。
こちらの呼び方が一般的なので、以降「多言語対応」は「ローカライズ」と呼称していきます。
文字列リソースは、Baseとなる.strings ファイルを作成して、 key-value 方式で格納し、利用する箇所で key 指定して参照して表示することが一般的です。
参照方法は R.swift や SwiftGen などサードパーティ製ライブラリで .strings のマネージャクラスを自動生成して、それらを介する方法もありますね。
今回新しくなる部分は、文字列リソースの管理方法です。
これまでの管理方法
「この .strings ファイルを、対応する言語分だけ作る」というのが最も一般的です。
- 言語単位で .strings ファイルを作る。
- それぞれの .strings ファイルに、各言語に対応する文字列リソースを同一 key で格納する。
…
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