キャンパスコレクション|CAMPUS COLLECTION
ABOUTCAMPUS COLLECTION キャンパスコレクションからのお知らせ 2020年4月に政府より発令された緊急事態宣言以降、イベントを自粛しておりましたCAMPUS COLLECTION(以下、キャンコレ)ですが、2020年8月18日の福岡開催より再始動いたします。 ...
https://campuscollection.jp/
20卒インタビュー最後を飾るのは、大阪支社の服部 一輝(はっとり かずき)さん。新人営業マンとして、美容・ヘルスケア業界のお客様への採用課題解決のご提案に、日々奔走しています。
濃いメンツの多い大阪支社の中で、営業マンとしての自分の売りはどこだろう?と自問自答してきたという服部さん。配属10か月を経て「地道ですが“お客様と丁寧にコツコツ関係性を培う”ところが、自分らしい営業だと思っています」と語る服部さんに、リジョブに入るまでと入ってからの話を聞いてみました。
はじめまして、服部です。約束のようによく聞かれるのですが、忍者の「服部 半蔵」とは何の関わりも縁もありません(笑)。3人兄妹の長男として、神戸でおおらかに育ちました。
振り返ると、中学時代から今の自分につながる土台が作られたのでしょうか。運動は苦手だったけれど「運動部の方が文化部よりも充実してそう」「個人競技よりチーム競技で青春を味わいたい」とバスケ部へ入部。部員が多くさほど試合に出る機会もなく、地道に練習しつつも、足を引っ張らないよう目立たないモブキャラとして、ひっそり過ごしていました。
高校進学後は、懲りずに同じ理由からバレー部へ。相変わらず運動は苦手でしたが、部員が少なく試合に出る機会が格段に増えました。すると「またお前のせいで負けた」「本気で反省してるのか?」など先輩に目をつけられるなど、人間関係のいざこざが発生するように。チームプレーに憧れつつも、人と真正面から関われず、自分の殻に閉じこもるようになりました。
はい。大学入学を機に「人と関わりたいのに関わることを怖がっている自分を本気で変えたい」と決意しました。地元を離れ、自分を知っている人がほぼいない環境で新スタートを切れたのも大きかったですね。
ここで、向いていなかった運動系はスッパリ辞めて(笑)、「学生主体のイベント運営」を友人とともに行うように。自分と同じような、「誰かと関わりたいけれどあと一歩遠慮してしまう」そんな学生同士が自然に楽しめる、つながれる場をつくりたかったんです。
そこで2007年に関西でスタートし、大学生主体のエンターテイメントイベントで最大級といわれる「キャンパスコレクション」の地方開催事務局で企画・運営・広報にがっつり携わりました。「ココロ踊る、すべてはそこから始まる」をキーワードに、ファッション・ダンス・アート・音楽など様々な文化をミックスしたエンターテイメントショーを催します。「遠慮キャラ」の学生でも、関わるみんなが「自分を表現できる」場づくり、というのが肝でした。(現在は、海外含め10都市に活動が広がっています!)
そういったイベントを、中高と「遠慮キャラ」だった自分が企画側になり、運営も出演者も参加者も、オール学生で実施していく。みんなの楽しそうな姿や、喜んでいる姿をみてこちらも元気をもらえる。こういった経験を通して「チームでひとつのものを作り上げる」経験にはまっていきました。
そうですね、イベント企画は一つの転機でしたが、企画に関わるきっかけは友人の声掛けだったので、まだ「自分発信で何かを行う」事に苦手意識がありました。そこで「ゼロから1を創る経験」をしてみたいと、ある企業が行っていた「シンガポールでの新規事業立案インターン」に参加しました。
その時、新規事業を立案する為には、関わる様々な情報を集めたり、現場の話を聞いたりと、コミュニケーションこそ大事だと気付いたんです。自分ひとりでネットから収集できる情報にはたかが知れていますし、リアルなコミュニケーションありきで血の通った発想が生まれるのだな、と。
同時に「誰かと本気で関わるには、まず自分が自己開示しなければ」と痛感しました。海外まできたのだから、なおさらです。これまで生きてきて感じてきた事、大事にしたい考え方など、人との関わりを避けてきた負の経験含めさらけ出し伝える中で、相手もオープンに開示してくれて、「互いに受け入れ、尊重し合う」感覚が生まれたのが救いでした。そこから人との関わりが楽しくなってきたんです。
そして、「学生起業家」と「投資家・社長」であったり、「そこに関わりたい学生」たちを繋ぐ仕組みを立案し、クラウドファンディングのような形で提案しました。企画の後ろ盾になったのは、「何かを成し遂げようと頑張る人が、もっと活躍できるように後押ししたい!」という想いでしたね。
はい。それまでは素直という感覚が「人の言うことをそのまま聞く」 ことだと思っていたけれど、そうではなく「自分の心の声にまっすぐに従う」ことなのだと感じました。イベント企画と海外インターンの例でいうと、「人との関わりから逃げてきた人生を、本気で変えたい」想いから逃げたくないというのが、本当の心の声でした。
素直にコツコツ取り組んでいると、劇的な変化はなくても、徐々に状況が変わってくることを実感しました。リジョブ入社後の研修でもそうでしたね。「できない、無理」ではなく「できるようになりたい」という本心に従い行動することで、状況が好転しました。常に100%はまだまだ難しいですが、「やりたいこと、やってみたいこと、やったほうがいいことについては、全部やる」よう心掛けています。
1番の軸は「世の中のネガティブ要素を減らしていきたい」という想い、2番目の軸が「働くこと、雇用課題の解決に関わりたい」という想いでした。
長寿化が進み、50、60年以上働くのが当たり前になる時代において、「働くこと」は一人ひとりの人生のにとって非常に重みがあるなと感じたんです。父が突然解雇され、母が家計を支えたりといった状況を見て育ってきたことも、「雇用」課題に当事者として関心をもつ大きなきっかけになりました。
そんな中で、「業界特有の働きづらさ」「生まれた地域や国によるチャンスの少なさ」など、個人の努力ではどうにもならない部分を事業を通してプラスに近づけていく、そういった会社で働きたいと、就職活動を開始。美容・介護といった「働きやすいとは言えないが、想いをもって仕事に就く方が多い業界」の働き方改革に携わるリジョブに惹かれました。
中でも心に響いたのが、代表:鈴木さんのお話です。ご自身が以前の起業~倒産といった経験を経て、「長く存続するのはどんな会社か?」を徹底的に考えた結果、「世の中の業界課題・社会課題に向き合い、事業を通して解決していくことが、結果として多くのお客様に求められ、会社の成長・存続にも繋がる」という考えに至ったという言葉、事業の社会性を真摯に追求する企業姿勢に魅力を感じ、選考に進みました。
はい、1週間介護事業部でインターンを経験しました。この時、「リジョブ寮」と呼ばれる男子寮で寝泊まりさせてもらったのですが、今も大阪でお世話になるY先輩がロープレに付き合ってくれたり、寮長がメンターとして細かく声掛けをしてくれたりと、「服部に全力を注いで何とかしてあげたい!」という先輩方からの、GIVEの精神を強く感じました。
※リジョブ男子寮長ブログ
※Y先輩ブログ
インターン期間中、「なぜ、リジョブが介護事業に関わっているのか?」「介護業界の方々は、どういった悩みや課題を抱えているのか?」「業界の数十年後を思い描いた時、どういったサービスが必要とされるのか?」「お客様の課題に対し、リジョブだから提案できる解決策は何なのか?」「どうして、リジョブで働いているのか?」など、分からない事、自信が無い事、知りたかった事について、とことん向き合っていただきました。
このインターンを通して「他者や課題解決に対する熱量が違う」と感じ、リジョブ入社を決意しました。僕の好きな言葉に「恩送り」がありますが、いつか自分も、インターン生のメンターをやってみたいです。
2020年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下ということもあり、新入社員研修も在宅勤務前提で行われました。その為、例年とは少し異なっていたと思います。
そんな営業研修の中で、大きな学びになったのが「チームリーダー」の経験です。まとめ役は初めて。当初「リーダーとして、何をしたらいいか分からない」状態が続いていましたが、計5名のメンバーの間には、意見のぶつかり合いなど日に日に「しっくりこない」空気が漂うように。
これはまずいぞという中で、地道に1on1を行い「全員が個で向き合う機会」を創っていったんです。すると「自分のことしか見えていない状態」から、「チーム視点」への転換がじわじわ起きてきました。それぞれが個人数値ばかり追っていたのですが、徐々に「チームがうまくいくように」と、出来る人が出来ていないメンバーを助ける動きが現れたんです。出来るメンバーもさらに成果が上がり、出来ていないメンバーが引き上げられたことで、同じレベルで話し合えるようになってさらに改善案が出たりと、好循環になっていきました。
この時、恥ずかしながら自分は「出来ていない側」でしたが、それでもリーダーとして「チームで成果を出したい」という本心から逃げず、行動したことが徐々に成果につながったのだと思います。チームにも、お客様に対しても、「自分の役割プラスアルファを考えて、行動していく」ことは、現在の営業の仕事でも大事にしています。
支社配属後も、何度も挫けそうになりましたが、「チームや社会に貢献したい」という気持ちから逃げずに向き合うことだけは徹底してきました。まずはチームそしてお客様に安心していただける営業マンになりたい、もう少し先の目線では、大阪から関西地方の美容業界を盛り上げていきたい、その為に経営目線で視野を広くもち、様々な視点から美容サロンの課題解決ができるようになりたいです。
憧れは、大阪支社長のNさんですね。話し方、人の話の聞き方、話と話の繋げ方など、ロープレや面談をしてもらう度に凄いな、と思っています。リーダーのSさんにも、先輩のYさんにも、いつもお世話になっていて「必ず成長します、大阪支社の皆さんこれからも見守っていてください」というのが正直な想いです。
【N支社長から、服部さんへのメッセージ】
服部くんは、正直弱虫な所もあるけれど、きちんとその弱さに向き合えるところ、投げ出さずに「アウトプットをして解決するまで向き合う」経験を積み重ねてきたところが、大きな強みだと思っています。
大阪支社では「いじられキャラだけどつっこみポジション」という絶妙なキャラクターで、パワータイプでイケイケGOGOな先輩方を冷静に見て、必要な行動案を挙げてくれます(笑)
彼の中の考えをひも解いて整理整頓して、目指すものが明らかになった時の服部スマイルは最強。ロジカルにインプットもアウトプットもできるので、「愛される営業マン」として圧倒的成果をあげた上で、ゆくゆくは参謀役としての活躍も期待しています!
※N支社長ブログ
大阪支社には個性的な先輩方が多く、熱意だったり、愛嬌だったりと営業マンとしての「売り」をそれぞれが持つ中で、自分の強みは何だろう?と悩んだ時期もありましたが、営業を1年続けたことで、それは「丁寧に全力でコツコツ関係を培っていく」所だろうなと、少しづつ見えてきました。
ストレングスファインダーという自己分析でも、自分は「相手の成長を促進させたり、自分以外の課題を解決する」という適性や思考があるという結果が出たのですが、リジョブで実際に働いてみて、「コツコツ丁寧に、誰かの課題を一緒に解決していくこと」が自分の本当にやりたいことだったんだなと、改めて実感しています。これからはそこを後輩だったり、チームだったり、お客様だったりと、世の中に対して形にしていきたいと思っています。
きっと、今すぐ見えなくても、本心に従いコツコツ続けることで見えてくるものがあります。だから、これから進路を考えていく就活生のみなさんには、「自分の心の声を大事にして、諦めず続けることで道を拓いてほしい」と思っています。もし、心の声に少しも引っかかるものがあれば、ぜひ話を聞きにいらしてください!