株式会社令和トラベル
株式会社令和トラベルのコーポレートサイトです。「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに掲げ、旅行予約アプリNEWTの運営など、旅行事業を展開しています。
https://www.reiwatravel.co.jp/
こんにちは、令和トラベルNote編集チームです。
令和トラベルのメンバーや、『NEWT(ニュート)』を通じた取り組みについて知ってもらうためのメンバー紹介企画。
今回ご紹介するのは、経営企画グループの宮澤です。総合商社やコンサルティングファームで磨いた戦略・実現の経験を活かす場として、なぜ令和トラベルというフィールドを選んだのか。入社の決め手や現在の業務、そして今後の展望について伺いました。
宮澤 克直(かつさん):大学卒業後、丸紅株式会社に入社し、電力・インフラ部門で海外事業投資やM&Aを担当。ドバイやシンガポールを拠点に多国間の事業の推進に従事。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社に入社し、5年間にわたり全社変革プロジェクトや中長期成長戦略の策定に携わったのちに、2025年1月に令和トラベルにジョイン。現在は経営企画グループの一員として、中長期の戦略策定と実行を推進している。※2025年3月21日時点
—本日はよろしくお願いします!まず、かつさんのこれまでのキャリアや経験について教えてください。
新卒で丸紅株式会社に入社し、電力・インフラ部門での業務に従事しました。海外事業の推進やM&Aにも携わり、ドバイやシンガポールに駐在しながら、多国間でのプロジェクト推進を担いました。
ドバイ駐在時代には、中東とアフリカの発電プロジェクトを担当しながら、並行してロンドンの大学院に入学し、勉強をしながら東京でパートナーとの会議に参加することもありました。1ヶ月のうちにドバイ、アフリカ、ロンドン、東京を何度も行き来したこともあり、「旅」が日常そのものでした。
その後、商社の仕事を通じて、事業推進のダイナミズムを肌で感じる一方で、より広い視野で経営戦略に関わりたいという想いが強まり、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職を決意しました。入社後はトランスフォーメーション領域において、さまざまな業界の全社変革プロジェクトとして中長期経営戦略の立案を担当し、多様な業界の企業の経営課題の本質を見極め、戦略策定から施策立案・実行まで一貫して推進していました。
経験を積む中で、改めて自分が実現したいビジョンを考えたとき、「日本、そして世界の経済成長に貢献したい」「人びとの生活をより豊かにしたい」という想いが根底にあることに気がつきました。このビジョンをどう形にするかを模索する中で、オーナーシップを持って新たな産業を創り、世の中にインパクトを与えられる環境に強く惹かれるようになりました。
— その中で、令和トラベルへのジョインの決め手はどんなところだったんですか?
まず、旅行業界の持つ規模の大きさと影響力に魅力を感じました。世界的にも成長を続ける産業であり、SDGsやWell-beingの観点からも『経験』の価値が高まっているいま、旅行が果たす役割はますます大きくなっています。
私自身も商社時代に世界中を飛び回り、旅が生活の一部になっていたこともあり、旅行の持つ可能性や価値を強く実感していることも大きいです。特に大学3年生のときに訪れたアメリカへの渡航が大きな転機となり、その経験が交換留学や商社でのキャリア選択にもつながっています。
そういった意味でも、「旅行が人生にもたらす意味」の重要性を強く感じていました。特に、可能性が無限大の若い世代のみなさんが、世界に向けて大きな一歩を踏み出す後押しができればと思っています。
また、令和トラベルが目指すビジョンに強く共感したことも決め手のひとつです。旅行業界は依然としてレガシーな仕組みが多く残る中、デジタルの力を活用してあたらしい形で旅行の価値を提供することで、あたらしい産業の形を提示することができます。
日本だけでも30兆円の市場規模があるといわれる旅行市場で、デジタルやAIがもたらす技術的なイノベーションによって生産性を劇的に改善し、日本の進むべき道を示すという壮大なチャレンジにワクワクしています。
— 実際に入社してみて、ギャップや驚きはありましたか?
良い意味で驚いた点が多かったですね。特に、意思決定のスピード感が非常に速いことに驚きました。商社やコンサルでは、細部まで検討を重ねた上で意思決定をする場面が多かったのですが、令和トラベルでは “スピード感を持って進める” という文化が根付いており、すぐに行動に移せる点が魅力的だと感じました。
また、役職や部署の垣根を越えて自由に議論できる環境も新鮮でした。意思決定のスピードが速いだけでなく、フラットな組織の中でだれでも意見を出し、それが尊重される文化も、令和トラベルならではの魅力だと感じています。
— 良い意味でのギャップがあったんですね!この2ヶ月間で感じた「令和トラベルならではのやりがい」はありますか?
自分の意思決定がすぐに事業に反映され、その効果を実感できる距離の近さが非常に面白いと感じています。令和トラベルでは、「打ったら響く」実感があり、カスタマー目線での意思決定が即座に反映され、結果がすぐに見えるのも魅力です。
このスピード感と手触り感は、大手企業ではなかなか得られない経験であり、入社後も大きなやりがいを感じています。
さらに、大きな裁量を持って挑戦できる環境もやりがいの一つです。これまでは、自分の強みを活かしながら慎重に進めることが多かったのですが、令和トラベルでは『どうすれば目標を達成できるか?』を自ら考え、チャレンジし続けることが求められます。自分次第でどこまでも成長できる環境は、非常に刺激的で、日々ワクワクしています。
— 旅行業界に転職して、特に感じた業界特有の課題は何ですか?
この業界に入って感じたのは、旅行ドメインの複雑さと、アナログな仕組みが生み出す独特の魅力と課題です。カスタマーに提供される質の高い旅行体験の裏側では、膨大な作業や細かな調整が行われており、こうしたプロセスがあるからこそ、特別な体験が実現されています。
しかし一方で、業界全体としてデジタル化が遅れている部分が多く、特にバックオフィス業務では未だに手作業が多く残っています。オンラインであっても、カスタマーにとって予約がスムーズにいかないことも多く、裏側では人手を介した煩雑なプロセスが必要とされており、このギャップこそが業界の大きな課題だと感じています。
テクノロジーを活用し、この構造を変革することが業界全体の進化につながると考えています。
— なるほど、まさに令和トラベルが向き合っている課題そのものですよね。その課題をNEWTでどのように解決していこうと考えていますか?
2つの側面からイノベーションに取り組みたいと思っています。
1つ目は、カスタマーにとってストレスのない予約は当然のこと、いままで経験したことのなかったような驚きやワクワク感など、アナログの世界では実現できなかったような全くあたらしい旅行体験を提供することです。
2つ目は、それを圧倒的な少数精鋭のチームで実現することです。NEWTでは、AIやエージェント技術を活用することで業務の効率化を進め、カスタマーのニーズに迅速に対応できる体制を構築しています。これにより、アナログな業務フローをデジタル化し、よりスムーズでスケールの大きな対応が可能になると考えています。
また、業界全体を変革するためには、NEWT自体が市場においてプレゼンスを確立することも重要です。カスタマーに支持される企業となることで、デジタル化の波を業界全体に広げ、変革のリーダーシップを取ることができます。
そのために、より革新的なサービスを提供し続け、他の企業と切磋琢磨しながら業界全体の進化を促し、それがカスタマーにもっと旅行に行っていただけるような好循環を作っていきたいです。
— かつさん自身が今後チャレンジしていきたいことについても教えてください。
短期的には、NEWTの成長をさらに加速させるため、具体的な戦略を策定し、実行に移していきたいと考えています。中長期的には、旅行業界全体に革新をもたらし、『NEWTといえばこれ』とだれもが思い浮かべるような、独自の体験や価値を提供できる企業を創っていきたいと考えています。
それが機能なのか、体験なのか、あるいは特定の場所なのか、できることはたくさんありますが、NEWTだからこそ生み出せるものを創り、カスタマーに選ばれ、結果として業界のリーダーとして旅行の未来を牽引する存在になりたいと思っています。
— 最後に、令和トラベルやNEWTに興味を持っている方にメッセージをお願いします!
旅行業界は、大きな変革の可能性を秘めたマーケットです。令和トラベルでは、テクノロジーを活用し、新たな価値を生み出すことで、旅行体験をより良いものへと進化させようとしています。
業界未経験の方こそ、あたらしい視点を持ち込み、イノベーションを推進する力になれると考えています。事業の急成長のモメンタムを感じながら、『世の中を変えたい』『あたらしい価値を創りたい』という強い情熱を持つ方のチャレンジをお待ちしています!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
令和トラベルでは、「あたらしい旅行を、デザインする。」に共感し、仲間になっていただける方を各ポジションで募集しております!
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