リアルソフト夏期インターン紹介 前編~Webシステム開発~ | 株式会社リアルソフト
「IT企業のインターンに参加してみたいけど、何をするのか分からない...」という不安を抱えている学生さんも多いのではないでしょうか?リアルソフトでは、2022年度から夏期インターンを開催していま...
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上記記事に続き、インターン紹介後編です。2024年は趣旨を変えて、実施期間を13日間から5日間に変更し、新規のインターンを企画しました!
インターンの流れ
HTML,CSSの学習
課題解決&アジャイルワーク
議事課題解決ワーク
アジャイルワーク
課題解決演習
SEへの質問掲示板
参加者から
インターンへの思い
8月実施版は、全日程オフラインで計5日間。
9月以降実施版は、全日程オンラインで計3日間しました。
大枠のスケジュールは下記の通り。
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■1日目:HTML,CSSの学習
HTML,CSSの基本的な書き方の講義と演習を行います。
HTML,CSSの書き方を既に知っている人はJavaScriptを使った応用編に挑戦してもらいます。
■2日目:課題解決&アジャイルワーク
教育課程で扱われににくい「課題解決」の方法として、「フレームワーク」と「鍛え方」を教えながら実践します。また、3日目〜5日目の進め方をイメージしてもらうために「紙ヒコーキワークショップ」を基にした「アジャイルプレゼンワーク」を行います。
■3日目~5日目:課題解決演習
クライアントから課題のヒアリングを行い、ヒアリング結果を基にHPの作成を行います。
最後には現場の社員からのフィードバックを行います。
(※9月以降実施版では課題解決演習が3日目のみ)
■SEへの質問掲示板
上流経験のある社員と、業務についてや会社についてなどをディスカッション出来る場を用意します。ディスカッションには参加者からの質問を用います。
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疑似課題解決インターンは、「採用HPを改修してくれ〜」という疑似要件に対して、アジャイル的に開発を行う内容となっています。
疑似要件とは言いつつ、過去に本当にあった改修要件を基にしていること、顧客役へのプレゼン&顧客役からのフィードバックもあり、実務と同等の経験が出来ることがポイントです。
それぞれ、どんな内容をどんな狙いで実施しているのかご紹介します。
HP作成に最低限必要なHTML,CSSについての講義と演習を行います。
3日目からの演習で重要になる「デザイン・レイアウトの原理原則」についてもここで扱います。
ここでは、「自分に何かが作れる。もっと作れるようになりたい!」という、プログラミングに対する原動力を生み出す体験を意識しています。
「課題解決」と言われても抽象的過ぎてイメージがしにくいですが、このインターンではフレームワークを活用し、
・課題解決はアイデアで実現することではない
・とにかく決断と実行を繰り返すことの大切さ
・「頭で分かる」と「できる」の間を埋めるにはトレーニングしかないこと
・日常で簡単に出来るトレーニング方法
ということについて扱っていきます。
参加者の日常の課題を一緒に解決していくことで、課題解決の流れを理解しやすい内容になっています。
顧客役から「こんなサービスが欲しい!教えて!」というお題が出されます。
それに対して計画・実施・検査と適応というサイクルを回しながら複数回プレゼンを行うというワークです。
わざとタイトな時間設定にする事で「顧客からニーズを引き出さなきゃ...!」といったプレッシャーを生み出し、アジャイルのメリットを感じとってもらうようにしています。
また、顧客への質問権は各サイクル1回までとすることで、どうすればニーズを引き出せるか悩んでもらいます。
1日目〜2日目で培った知識を総動員して採用HPを改修していきます。
採用HPの現状の課題、何を実現したいのか、各ページの要求等がまとまった要求仕様書を参加者に展開します。
要求仕様を受けて、アジャイルプレゼンワークと同様に計画→実施→検査と適応を計3回行って完成を目指します。
「今自分に出来ること」「納期」「顧客が求めているもの」等を天秤にかけながら3日間を過ごします。
インターン初日に質問掲示板を参加者に公開しました。「上流工程ってどういう流れで進むの?」「リアルソフトの福利厚生って?」等々、何でも質問出来る場を提供し、具体的なアウトプットや過去の事例を用いながらディスカッションを行います。
良い面だけではなく、「ぶっちゃけこういうこともある」「うちはこうだけど、他社ではこうなってることもある」等、ありのままを話せる場をご用意しました。
インターンの様子
ご参加いただいた学生さんからは、
・アジャイルワークで顧客からの要求にどのように答えるか悩む過程が今までに無い経験だった
・短いスパンで計画や実装、検証を繰り返す良さや大変さを学べたことが良かった
・顧客のニーズをもっと引き出せるようになりたいと思った
・初めて自分で何かを作ってみて楽しかったので、自分でたくさんWebページやアプリを作りたいと思った
とのお声をいただきました!
インターンの目的として掲げたことが伝わっているなと感じる内容でした。
就活や日常生活、社会人になった後へ何か一つでも役立つものを持って帰ってもらえると嬉しいなと思います。
参加者も企業も、せっかく貴重な時間を使って集まるのでお互いにとって良い時間になれば良いなと考えています。
学生にとってのメリットは?リアルソフトにとってのメリットは?これらを忘れず徹底的に考えています。
例年実施して終わりではなく、実施中は毎日振り返りを行いますし、実施後は次回に向けての振り返りも行っています。振り返りで出た改善案はタスクとして期日を切って確実に実行するようにしています。
良いインターンになるよう改善を続けていますので、奮ってご参加ください。