リアルミーは6月末に2期目を終えて3期目に突入しました。せっかくなので簡単に2期目について振り返ってみようかなと思います。
事業について
総括すると…
結論としては、昨年対比で事業規模は数倍になったものの、社内で掲げていた高い目標に対しては未達でした。本当はもっと速く強く成長したかった。経営の舵取りの難しさを実感した1年でした。
1期目は本当に事業として成立するだろうか?という疑いと闘う、産みの苦しみ、メンタル勝負でしたが、非常に運が良くて事業開始から3ヶ月ほどで成立が見え始めました。お陰で心は折れずに済みました。
2期目は営業、マーケティング、キャリアアドバイザー、組織全体のオペレーション設計、そしてそれらを根幹から支える採用や組織づくりなど、さまざまなポイントを同時に伸ばす必要がありました。
当たり前ですが、どこかの機能の進捗が遅れると会社全体の成長のボトルネックになってしまう。それによって足踏みすることも多く、リソースも常に足りない状況でした。
ベンチャーあるあるだと思うものの、もっと先読みして戦略的に動けたはずだと反省することが多かったです。課題が顕在化してから手を打つでは経営としては二流なのでしょう。
サービスの成長
それでも、主力の育児中の時短正社員向けの転職支援サービス「リアルミーキャリア」は
・年間のサービス利用者数は昨年対比で約5倍
・単月のサービス利用者数は昨年対比で約10倍
・取引先企業数は昨年対比で約10倍
・1期目の取引先はベンチャーが多かったが、2期目に入ってから上場企業も入るようになってきた(バリエーションが広がった)
という成長を辿ることができました。
育児中で時短勤務する方向けの転職エージェントとしては、しっかりトップランナーになってきたのかなぁと思います。これだけ育児中の働き方に詳しい、向き合ったことがある会社も珍しいんじゃないでしょうか。マミートラックは引き続き日本の深刻な社会問題ですから、ダイレクトに切り込めるサービスを育てていけるのは良いなと思っています。
3期目〜4期目はもっとマーケットを拡大し、時短勤務でもフルタイムと遜色ないぐらいの仕事の選択肢をつくり、育児中でももっとフェアに働けるような環境づくりをしていくつもりです。
組織について
人数はものすごく増えました。これが1期目のはじめのころ。
2期目のはじめのころ
冒頭の写真が最近撮った写真ですが、あれでも全員は写っていなくて、本当は総勢で25名います。
メンバーのバックグラウンドも結構バラバラです!が、働くパパママが全体の7割ぐらいですね。
働き方について
組織が大きくなっても意外と変わらずで、
・リモートワーク&フルフレックス
・毎週木曜日は全員で+必要に応じて個々人が対面やテレカンで打ち合わせ
です。
ちなみに細かいところでは
・入社初日から有給付与
・子の看護休暇は有給
だったりします(看護休暇が有給なのは珍しいから、宣伝したほうがいいよ!と言われました)。
そもそも、過程(勤務時間とか汗かいたか)ではなく成果で評価なので、頑張るとか怠けるとかという概念はなく、各人が粛々と持ち場で成果を生み出せば、誠実な過程を踏むかぎりはまったく問題なしというスタンスです。
ただ、一方でリモートであるがゆえに入社後の立ち上がりは各人の自律性に依るところも大きいので、
もう少しオンボーディングプログラムや研修プログラムを体系化し、必要な知識やスキル(の身につけ方)をインストールできるようにしたいと思っています。このあたりはまだまだ弱い部分だと思います。
3期目に向けて
さて、3期目はこの事業がニッチ領域の事業として小さくまとまってしまうのか、はたまた育児中の方の働き方を変えるぐらい大きなインパクトのある事業になるのか、その分かれ目となるタイミングだと思っています。
引き続き、私も含めて持ち場で粛々と価値を生み出していきます。
ところで、引き続き法人営業、キャリアアドバイザー、そしてBtoBマーケターは積極的に募集しております。この記事でどこにピンと来た方は気軽に応募してみてください。