リアルミーは時間の使い方や生産性について非常にこだわりがある会社です。採用面接も「限られた時間を、とことん有効に使おう」という考えがあります。
候補者の方々には事前に会社説明資料をスライドでお渡しし、Wantedlyの記事を読んで頂くことで、リアルミーの概要について改めて口頭説明しなくても良いように(もちろん、適宜QAはしているのですが)しています。
ただ、創業2年目の会社ということもあって変化のスピードも非常に速く、資料をアップデートしきれていないところもあります。ちょっと事務的な内容ですが、この記事でこの3ヶ月間(四半期)ぐらいにあった変化をざっくりまとめてみようかなと思います。
人員数
2019年3月で19名になりました。さらに4月に2人、5月に2人〜3人ほど入社予定なので、23名以上の組織になる予定です。1年前の2018年3月の人員数は4名、前四半期(2018年12月)の人員数は13名でした。
週5日働いているメンバーもいれば週4日のメンバーもいます。1日平均6時間勤務している人から8時間勤務の人まで、勤務時間は多様です。全員がリモートワークであり、普段はオフィスにはいません。
前は9割は育児中のメンバーでしたが、徐々に多様性が出て比率が落ちてきています。
組織体制
短期間で人員が増えたため、新入社員がいかにスムーズに業務にキャッチアップできるかが大きな課題になりました。そのため、第三四半期からは
・キャリアアドバイザーはチーム制を敷く
・チームは担当する候補者の職種分類によってわける(営業系の候補者を担当するチーム、企画系の候補者を担当するチーム・・・)
・担当職種を絞ることでキャッチアップを速める、専門特化する
・少人数のチーム内で改善案を出していき、業務オペレーションをチームごとに改善する
・チーム内のフォローアップ体制は手厚く、Slack内のコミュニケーションもチーム内で濃密に
という体制にしました。
これによって事業は目に見えて改善しました(=つまり、新メンバーもキャッチアップしやすくなったはず!)。
一方で、これは組織拡大にともなう宿命ではありますが、所属チーム外のことを知る機会が少し減ってしまったのが課題かなと思っています。
逆に第二四半期までは
・チーム分けはなく、全員がお互いに緩やかなフォローアップを行う
・キャリアアドバイザーはすべての職種の候補者を対応する
という体制でした。特に未経験者にとっては自由度が高すぎてキャッチアップが大変な環境だったと思います。
ちなみに、リアルミーは一貫して組織の上下関係なしのフルフラット組織をうたっていますが、チームにも特には「チーム長」みたいな人は設けていません。
他のチームメンバーの支援に徹するトレーナー役は緩やかに設置しており、業務上の課題をつぶしたり、オペレーションを変えたり、マッチング先の企業を一緒に探したりなど、サーバントリーダーシップ的な動きを期待されるポジションがあります。
業務オペレーション
業務のオペレーションについては第三四半期で大幅に改善しました。事業としては2倍強の改善インパクトが見込まれそうです。
主には以下のような要因でした。
・小規模なチームに分けたため、課題発見→改善施策考案→実行が気軽に行えるようになり、主体者も明確になった
・複数チームが並行していろいろな改善施策を走らせているので、会社全体としてはざっくり数倍速でPDCAを回せるようになった
・職種ごとに専門特化したオペレーションが作られるようになり、対応品質が向上した
・人材業界経験者が増えてノウハウの言語化が進んだ
これによって業務品質の水準が底上げされたため、やはり新メンバーにとっては以前よりもキャッチアップしやすい環境になったと思います。
働き方
人数が増えても引き続きフルフレックス、リモートワークを実施しています。
・業務の見直しやウェブ会議の導入により外出機会が減り、むしろ以前よりもリモートワーク度合いが高まった
・引き続き、毎週木曜日は全員でランチ会&ランチミーティング
・ランチ会の前後でチームごとの打ち合わせ
一般的には人数が増えるとリモートワークによるコミュニケーションの希薄化が重しになると言われますが、チームという単位の導入によって、それを回避するようにしています。
たった3ヶ月の期間ですがこんな形で目まぐるしく変化しています!いずれの変化も新メンバーにとってはポジティブなものが多いかなと思います。
引き続き、特にキャリアアドバイザーのポジションはオープンにしていますので、ご興味がある方はWantedlyから応募してみてください。