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成果を最大限発揮する環境とは

投稿が久々になってしまいました!

この1ヶ月でいくつか変化がありました。まず、4月に1名、5月に1名ご入社いただき、6月、7月にも1名ずつのジョインを予定しています。組織として活発になってきました。ありがたいことに、創業メンバーで抱えていた様々な役割も分散できるようになり、全体としてやれることも増えてきました。一方で、組織開発や研修の仕組みを整備しなきゃなということで、少しずつ手をつけているところです。

また、5月中旬にリアルミーキャリアがSNSで軽くバズって、顧客対応が少しパンクしました。早く体制を整備して、ニーズに対応しきれるようにしたいなと感じた出来事でした。

最近のマイブームは創造性を生みだす職場づくり

ところで、最近はどういった組織開発をしていこうか、という骨子をつくっています。リアルミーのミッションは”自分らしさの実現の支援”であることから、リアルミーの会社組織自体がそれの一番の体現者でありたいと考えており、言いかえればリアルミーは研究と実践を重ねる場だと思っています。自分らしさとはWILLとCANが一致して余計なMUSTが排除されている状態のことです。なぜこの状態を目指すかでいえば、人が生み出す成果は能力と情熱の積であり、興味があることに没頭している状態がもっとも創造的だと思っているからです。そういった観点から、どうすれば没頭できる人を増やし、チーム全体の成果を最大化できるかな、というのが最近の研究テーマです。

今現在の仮説・・・

今のところは以下のような要素が主要な条件かなと仮説を持っています。
(1) 興味があることに取り組んでいる (WILLとCANが一致していっている)
(2) 裁量があり自己決定できる
(3) カルチャーや学習による補助線がある
(4) チームワーク
(5) 時間的、精神的余裕がある

なぜこの5つが大事なのか。
まず(1)は言わずもがなで、興味がないことを積極的にやりたい人はいないですよね。嫌々でも動ける人はいるけれど、創造的になることはできない。最低限のことだけやって終了です。そのため、リアルミーでは自分の職務範囲は可能な限り自分で決められるようにしようと思っています。実際、まだ10名ぐらいの会社ですが、採用人事が兼務で2名います。

(2)について、せっかく興味があることに没頭しているのに、いちいち誰かに許可をとって進めないといけないのだとすれば、あまり創造的に働ける気がしません。わからないことは誰かに聞いたほうがいいし、迷えばディスカッションはできるけれど、責任をもって進められると思うのであれば許可をとることなくリードできる環境にしたいと思っています。そのため、組織階層は無しにすると決めました。権限という概念が薄いのであればマネジャーという存在は要らないと思っています。トレーニングや計画をたてるのは役割と捉え、トレーニング担当、計画立案担当を立てればいい。

個人だけでなく、チームとして最大化するには?

一方、(1)(2)はあくまでも個人の視点です。組織として最大化するためにはどうしたらよいか。そのためには(3)と(4)が必要だと思っています。1つはカルチャーや学習による補助線です。どのような価値観で事業やワークスタイルに向き合うか。どれぐらいのサービスクオリティを当たり前とするか。そうしたものの足並みを揃えることも大事だと思っています。個人が自由に働いた結果として、顧客への対応品質がばらつくのでは格好が悪い。ただ、マニュアルやKPIでガチガチに固めるのは仕事としてはつまらないし、創造的ではない。それであれば、カルチャーと学習によってもっと高いレベルで当たり前を共有し、自由自立と併存することが良いだろうと思っています。

もう1つはチームワークです。自分の業務に没頭するのも良いけれど、チームメンバーを支援することでさらなる価値が発揮できるなら、そのほうが良いと考えています。だから、トップダウンで個人目標を落とし込むことをせず、自由自立とチームワークの象徴として給与も自己決定できるようにしました。他者の支援も含めてどうすれば最大の価値を発揮できるか考えられる構造にしようと思っています。

最後に(5)ですが、なにかに追われて必死に走っているときは創造的にはなれないのではないかと思っています。例えるなら、必死に走るのはあくまでもともとあるレールを疾走しているからにすぎないのです。創造とは、今までとは違うレールはないだろうか?と考えて試す、非連続さにあります。これを必死に走りながらやるのは難しい。既存のレールばかり目で追うからです。だから、事業領域や戦略として、過当競争に巻き込まれない方策を考えることが大事だなと思っています。余裕を持ちつつも必死に考えるということですね。

以上の5つがいまのところ考えている条件です。これで十分なのかもわからないし、合う人合わない人もいるかもしれません。仕組みにするのが大変だったり、ディスカッションの過程で変わるかもしれません。が、まずはこれらをベースに仕組みづくりをして、試して、直してを繰り返してみようかと思っているところです。

もしこうした働き方にピンとくる方がいれば、何らかのポジションにぜひ応募してみてください。

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