ラクスはGreat Place to Work® Institute Japanが実施した2020年版日本における「働きがいのある会社」ランキングの中規模部門(従業員100~999人)でベストカンパニーに選出されました。初参加の2018年版ランキングから3年連続の選出となります。
今回は総務人事課の辻田さんに、ラクスが働きがいのある会社に選出されている理由をインタビューしました!
「働きがいのある会社」に選出される背景にあるものとは
ーーラクスは「働きがいのある会社」ランキングで3年連続でベストカンパニーに選出されていますが、その理由は何でしょうか?
私たちは、社員全員が健康で働くことこそが成果に繋がり、会社や事業が成長できると考えています。個人に負荷をかけても疲弊するばかりで成果には繋がりません。
そのため、働きやすい環境作りに大きく力を入れており、それらの取り組みが働きがいを感じる要因に繋がっているのだと思います。実際に、社員の平均残業時間は月20時間程度となっています。
具体的な取り組みとしては、現場で業務を効率化している要素が大きいです。業務改善を実現できる様々な自社サービスを実際に導入していたり、分業を進めることで各々が自身のやるべき業務に集中できる環境があります。
部署によっては「20時以降残業する場合は事前に上司との確認が必要」という独自のルールを作っているところもあり、全社的に働きやすい環境を作ることが意識されています。
ーー現在ラクスは年間100人以上採用しており、新しい社員がどんどん増えています。新しく入社した社員も孤立せずに働きがいを感じられる取り組みなどはあるのでしょうか?
新しく入社した社員に対しては、入社初日にオリエンテーションを実施しています。一日でも早く業務にキャッチアップできるように、ラクスで働く上で必要な情報や制度を体系立てて伝えています。
また、毎年年度末に社員総会を実施しています。社員総会とは、各拠点(大阪や名古屋、福岡)の社員だけでなく、グループ会社の社員も含めて、全社員が一堂に会して行うイベントです。
一年を振り返り、特に素晴らしい成果を「社長賞」、また、仮説検証した上で取り組んだ前向きな失敗を「チャレンジ賞」として表彰をします。そのため、新しく入社した方は「こんな活躍をしたら会社に貢献できるんだ」であったり、逆に「こんな失敗をしてもラクスは認めてくれるんだ」と、ラクスの文化を明確に知ることができます。
また表彰後には、次の一年のビジョンや目標を中村さん(社長)から全社員に共有することで、ラクスグループ全体が同じベクトルを向いて進んでいけるようにしています。
その他の特徴としては、「役員が社員をねぎらう」というコンセプトがあることです。役員自ら企画を考えたり、プレゼントを用意したりして、社員はとにかくイベントを楽しみます。この時に、ラクスのフラットな文化も知ることができますね。
社長が隣のデスクで働いている⁈フラットな環境や経営を実現するラクス
ーー社歴や役職者問わずフラットな関係を実現できている理由はどこにあるのでしょうか?
一つは、中村さん(社長)が体現しているということが大きいです。社長室はなく、みんなと同じフロアで仕事をしています。
普段からオフィスにいることも多く、例えばカフェスペースでコーヒー(無料で飲めます!)を淹れる順番待ちをしている間などに、「週末は何するの?」などとフランクに話しかけてくれます。
社長が社員と対等に接してくれる方だからこそ、他の役員や役職者の方々もすごくフランクです。例えば大きな会社だと、部長や課長の席だけ独立していたりすることが多いですが、ラクスでは一般社員と同じフロアで仕切りもなく仕事をしています。
役職者に対しても、「課長」などの役職呼びではなく、「○○さん」と呼びます。社長のことも「中村さん」と呼ぶので、良い意味で肩書きに左右されない、フラットな雰囲気が醸成されていますね。
私も役職者ではありませんが、課長と一対一で話す機会も多いですし、窮屈な上下関係はなく、一人の社会人として対等に話を聞いてくれます。例えば今までのラクスとは違うやり方を提案しても、頭ごなしに否定されることはなく、話に耳を傾けてくれるんです。
社歴の長い方々が自然とそんな文化を作ってくれているので、新しい人はすんなりと馴染むことができる環境なんだなと、実際に転職して一年働いた私自身がそう思います。
日本を代表する会社になるために人事部として求められていること
ーー会社が急成長している中で、人事として日々重視していることはありますか?
ラクスは「日本を代表する企業になる」という目標を掲げており、その達成のために社員数も年間100~200名ほど増えています。目まぐるしく環境が変わる中で、人事として顕在化している課題を対処するだけでは足りないと考えています。決して容易なことではありませんが、今後起こり得る課題を予測し、先んじて手を打っていく必要があります。そのために、様々な情報を仕入れ、仮説を立て、未来志向でPDCAを回していくことを重視しています。
ーー今後辻田さんが目指す、社内体制や会社像はどのようなものですか?
今後は、仕事面での”働きがい”と環境面での”働きやすさ”の両方を高めていきたいと思っています。
一般的に、働きがいとは、仕事へのやりがいや自分自身の成長等を感じることで高まり、働きやすさとは、職場環境や福利厚生が整っていることで高まると言われています。
どちらか一方が高い状態であっても十分ではなく、両方を高い水準に保つことで、社員一人ひとりが能力やスキルを最大限発揮することができます。働きがいと働きやすさの両方を高めることが、人事の立場から事業に貢献することに繋がると考えています。
具体例を挙げると、働きがい向上のためには、社員にキャリアに関するアンケートを取り、仕事に対するやりがいや、異動希望等を確認しています。自身のキャリアを自主的に考える機会としてもらい、必要に応じて配置転換等を行うこともあります。
働きやすさ向上のためには、社員が交流する場づくりとしての「サークル活動」や「勉強会」が挙げられます。部門や職種を超えて社員が交流し、繋がりを作る機会を増やすことで、普段の業務にも良い影響があると考えます。
なぜなら、ラクスはSaaSビジネスを展開しているので、企画・営業・サポート・開発など、職種同士の横の連携が重要であり、社員同士の関係性を強くすることが、最終的にお客様により良いサービスを提供することに繋がるからです。
ーーありがとうございました!
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