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掲載課金型の求人媒体はオワコンと思ったら4週間で533件応募あったのでデータ分析してみた

結果から言います!

エン転職で求人したら4週間で533応募来てヤバいことになりました!

興奮したので、先日下記のようなツイートをしたところ、結構多くの方から記事化のご要望をいただきました。

ご要望いただいたら、やるしかないということで生データを公開しつつ、こうなった要因について少し考察していこうと思います。

何でWANTEDLYにこんな話書くんだという突っ込みは不要です。自分で3回ほど突っ込み済ですし、特にここ以外に書くところがなかったというのが本音です笑。

予約掲載型の求人広告はオワコンなのでは?

皆さんそう思っていませんか?indeedがこれだけ知名度が上がってきて、リクルートはリクナビよりもindeedに注力していて、紙の求人だって効果が薄れてくるし、それこそこの記事を書いているWANTEDLYも存在感を増してきたし・・・3週間掲載で○○円のような予約掲載型の求人広告はオワコンだよねって思っていませんか?

・・・そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。

なぜならちょうど一年前の2018年10-11月に出したリクナビNEXTで掲載費30万円くらいかけて応募8件と大ゴケしたからです。

1応募37500円・・・そして母数の少なさから良い人にも出会えず採用ゼロ・・・もう予約掲載型の求人広告の時代は終わった・・・もうindeedやWANTEDLYをちゃんと運用しなきゃ・・・それしかない・・・ブツブツ・・・

ですが、今回のエン転職の結果は掲載費25万円で533応募と本当にケタ違いの結果となり、まだまだ予約掲載型の求人広告の底力を知るきっかけになりました。

元々はどんな感じだったの?

当社設立時からずっと中途で採用したいなと思ったときはリクナビNEXTに掲載するというのが当社の採用パターンでした。

昔のデータで手元にあるものだと下記のような感じです。

2016年リクナビNEXT
募集職種:営業職
採用エリア:名古屋
掲載期間:4週間(10月頃)
掲載費用:約30万円
応募件数:42件
採用人数:1人

僕の印象でも設立当時から、リクナビNEXTに30万円くらい払うと40-50件くらい応募が来ると思っていたので、感覚としては合ってますね。1人採用するのに40-50の応募だと、最終的に2人くらいいい人がいて悩むくらいになってちょうど良いくらいです。

で、データを見返していると様子が変わってきたのが2017年。2017年のデータをご紹介しますとこんな感じです。

2017年リクナビNEXT
募集職種:営業職
採用エリア:名古屋
掲載期間:4週間(2月頃)
掲載費用:約30万円
応募件数:18件
採用人数:1人

求人原稿や条件などは2016年とほぼ変えていません。時期もそれほど悪い時期に出しちゃったということもありません。明らかに応募件数が半減していますが、たまたま良い人間を採用できたので「たまたまじゃない?」って感じで済ませていました。

そして問題の2018年のデータを公開します。

2018年リクナビNEXT
募集職種:営業職
採用エリア:名古屋
掲載期間:4週間(10月頃)
掲載費用:約30万円
応募件数:8件
採用人数:0人

母数が少なくて良い方に出会えず、採用にすら至りませんでした。僕らもこの結果でさすがにまずいなと気づき、このままダラダラ同じことしててもダメだよなと。

やっぱり予約掲載型の求人サイトはオワコンなのかー、やっぱり時代はindeedかなー、とか考えました。ただ、indeedはindeedとしてやるにしても、当社くらいの規模感だと年中採用大量にしてもOKってほど余裕はないので、採用したいときに応募たくさん集めたいんですね。それが予約掲載型の求人サイトではできていたのでなんとかハマる媒体はないかと、他の媒体を含めて色々試してみようということでエン転職を試すに至りました。

なぜエン転職を選んだのか?

求人系の広告代理店さんに、なんか良いものはないですか?と相談をしたところ、「どれくらいの年齢の方が欲しいですか?」と聞かれて、30歳前後までの若い方と答えたところ「であれば、エン転職ですね。若い人のアクティブユーザーはエン転職が圧倒的に強いです」と言われたことが決め手です。ただそれだけです。大した理由じゃない笑

たしかに少し調べてみると

転職サイト会員数(2019/7/9)
1位:リクナビNEXT・・・909万7921人
2位:エン転職・・・759万人
3位:マイナビ転職・・・541万7604人
4位:doda・・・494万人
5位:type・・・299万6000人
※ピーアールデイリー調べ(
https://www.prdaily.jp/information/2849/

と、エン転職が2位なんですよね。若い世代に聞いてみても転職と言えばエン転職と思いつく人が多く、最近相当CMとか打っていたのでその効果ですかね。まあとりあえず、2位だし欲しい年代的に合ってるしやってみようということでやってみました。

エン転職の掲載結果

そして、エン転職に掲載をすることになるのですが、実は冒頭でお話しした「4週間で533件の応募」の前にもエン転職の掲載をしています。そして2回目の掲載で「4週間で533件の応募」となったわけです。

エン転職掲載1回目

さて気になる1回目の掲載結果がこれです!

2019年エン転職①
募集職種:営業職
採用エリア:名古屋
掲載期間:4週間(2月頃)
掲載費用:約25万円
応募件数:178件
採用人数:1人

いや、これでも凄くないですか?社内的にも大騒ぎでしたコレ。

惨敗していろいろ見直して2回目でうまくいった的なストーリーを期待していた方すみません。普通にいきなりうまくいきました笑。

そして「エン転職って最高じゃん!」ってなった状態で、次は東京での営業職の採用をしたいということになり、前出の広告代理店の担当者さんに相談してみました。すると、

「前回のエン転職は名古屋だったから良かったですけど、東京は企業が多すぎますし競争が超激しいので、さすがにカルテットさんでも無理だと思うので前回より応募数減ると思いますよ」

と。でも、僕らとしては東京で採用をしなくてはいけなくて、すがれるものと言えばエン転職の成功体験しかなかったので、ダメもとでエン転職2回目を採用エリアを東京+名古屋で募集しました。

そして生まれたエン転職2回目の驚愕の掲載結果がこれです!(ちなみにエン転職①と求人原稿は同じです)

2019年エン転職②
募集職種:営業職
採用エリア:東京、名古屋
掲載期間:4週間(9月頃)
掲載費用:約25万円
応募件数:533件
採用人数:2人

まだこれを書いている時点で面接とかが全部終わってないんですけど、一旦の結果は上記のような数値です。すごい勢いでした。。。毎日20-30件ほど届く応募が来て担当者が「もういやー」と悲鳴を上げていました笑。

なんにせよ良い人材と出会えたので非常に良い結果で、予約掲載型の求人サイトの可能性を感じました!

なぜうまくいったのか?

本題はこれですよね。

・エン転職①とエン転職②でなぜここまで差があるのか?
・①でも②でもここまで応募数が多かったのはなぜか?

まずはエン転職①とエン転職②のデータ比較から見てみましょう!

エン転職①とエン転職②でなぜここまで差があるのか?

原稿

エン転職①:https://employment.en-japan.com/desc_929546/?aroute=6&arearoute=1&PK=65B0A1
エン転職②:https://employment.en-japan.com/desc_967022/?aroute=6&arearoute=1&PK=65B0A1

※実際の記事では写真が少しだけ入ってました

ほぼ同じですが、①はタイトルに「賞与年2回」、②は「年間休日128日」という違いがあります。ですけど、これだけの違いでこんなに差が出る物かな・・・。


全体サマリ

エン転職①

エン転職②

東京を追加したからかインプレッション(表示回数)が10倍以上に跳ね上がってますね。ただそこからの転換率は②の方が弱く、PVは約2倍程度の伸びにとどまっています。逆にPVからの転換率は約1.5倍になっており、その両方の伸びで応募数が約3倍になったという感じですね。

インプレッションからのPVには大きな差がありすぎてなんとも言えない感じ(そもそもPVの質が違いすぎるんじゃない的な)ですが、PVから応募数への転換率は約1.5倍の差はあるものの概ね同じような水準です。で、それがかなり高いですね、6.6%ももちろんだし、4.0%だって十分高い。

業種によってももちろん差異はあるにしても、indeed経由の場合はPV(indeedだとクリック)からの応募率は良くて1-2%程度です。上記の数値はその2倍3倍ですからかなり転換率が良いですよね。となると、ユーザーの質が良いか、僕らの募集内容がユーザーにバチッと刺さったかみたいな話ですね。


経路分析

エン転職①

エン転職②

クリック率などは差異があるもののさほど気にならないですね。気になるとすれば、②にだけ「アプリ ホーム画面」があるのでそこが結構インプレッションを稼いでいますけど、PV数にはあまりつながっていないという点。あとはPVが②の方がどの項目もおおよそ2倍程度なので単純に名古屋だけの募集だった①に比べて、東京も入れた②の方がインプレッションされやすかったというだけですかね。


年齢

エン転職①

エン転職②

狙い通りの30歳台前後までの応募が多いですね。①と②で特に違いはなさそうです。


年収

エン転職①

エン転職②

年収も特に①と②で違いはありませんね。30歳代前後以下というと年収に関してこんな感じになると思います。


経験職種

エン転職①

エン転職②

営業の募集なので法人営業や販売接客スタッフが多いですね。割合などは①も②も特に変わらないですね。


性別

エン転職①

エン転職②

男女比も特段違いはないですね。

ここまでエン転職のデータを見てきましたが、正直なところ東京も入れたからインプレッション増えて応募増えたのかなーくらいのことしか得られませんでした。あとはPVから応募数への転換率が1.5倍になった点については、東京はブラック企業ばかりでホワイトな職場に憧れる人多いのかな―とかも思いました。

タイトルでデータ分析してみたとか言っておいて、データ分析したらあんまり大したこと分からん、という結果で誠に申し訳ない笑。

①でも②でもここまで応募数が多かったのはなぜか?

予約掲載型の求人サイトの場合は求人原稿の内容で応募数の多寡が決まります。今回の求人でアピールした内容としては

・インターネット広告の営業
・100%反響営業、飛び込みテレアポ無し
・ノルマ無し
・残業月平均5時間以下
・営業の離職者ゼロ
・未経験者歓迎

こんなところですね。

営業の離職者ゼロは下記記事の水野が1回辞めて、戻ってきたので結果的にゼロになりました笑。

本当に大切なことは、手放して初めて気づく。僕は幸せ者です。水野 太 | 株式会社カルテットコミュニケーションズ
こんにちは! 今日もカルテットの社員でない廣瀬が、社員さんのインタビューをお送りします(笑)本日のご紹介は新卒でカルテットに入社した、4年目の営業部エースの水野さん。 見た目は小動物系、成果は肉食系(笑)←コナン風になんと、受注数は営業部で常に1位。 キレイごとではなく、心から 「クライアントのために」というスタンスで営業をされてます。そんな水野さんのカルテットライフを聞いてみました。 ...
https://www.wantedly.com/companies/quartetcom/post_articles/173667


さて、実際に上記の何かの内容が刺さって応募いただいていると思いますが、どこが刺さったのでしょうか?それを突き止めるためには面接での転職理由や当社への志望動機がヒントになるかなと思い、最終面接をした僕と、一次面接をした面接官の聞いた内容をまとめてみます。


一次面談での転職理由や志望動機

母数:20人
・今の会社の働き方がブラックすぎるので転職したい・・・35%
・ノルマも無いし、反響営業だし、残業少ないし、ラクそう・・・65%


最終面接での転職理由や志望動機

母数:3人
・今の会社の働き方がブラックすぎるので転職したい・・・100%


確かに当社のアピールポイントを見ると「ラクそう」って思われてしまう可能性は非常に高いですね。正直、「ラクそう」と思って志望しているっぽい方はやはり甘い考えの方が多く、採用に至ることは過去無かったと思います。

ただ一方で、ブラックではない会社で働きたいという能力の高い方が当社でも中途で活躍しています。今回も僕の最終面接にまで来た方は全員そうでしたし、そういう方はもちろん良い方が多いですね。

逆にこれ以外の転職理由はほぼ出てこないので、僕らの場合は「ホワイト企業」or「ラクそう」のどちらかに刺さった人が応募しているということかと思います。

上記のデータからもそうですし、応募時点の母数で言うとおそらくそれ以上に「ラクそう」という志望動機の方が多いと思います。ただ「ホワイト企業」を探している能力の高い人がいることも事実なので、そこの母数もある一定数いる感じです。

こういう話になると「ラクそうっていう理由で来る応募者は除外したほうが良い、どうせ質が悪いんだから」という議論になります。応募者が1万人いたりすればそうしても良いと思いますが、求人原稿を変えてキレイに「ラクそう」志望の方だけで除外することは難しいと思いますし、数十人とか数百人の段階で質を追うと絶対に量が少なくなって最終的に応募数がすごく少ないという状況になりかねません。という意味で「ラクそう」アピールで量を担保できるなら使ったほうが良いと思います。

企業によっていろんなアピールポイントはあると思いますが、少なくとも「ホワイト企業」と「ラクそう」というアピールで応募数自体は結構稼げそうなイメージです。

結論

完全に再現できるかは分かりませんが、仮に僕らと同じ4週間で533件の応募という状況を作ろうと思うと

・エン転職に掲載(安いプランで十分)
・東京など人口の多いところを採用エリアに加えると表示回数伸びる
・「ホワイト企業」や「ラクそう」を伝える求人原稿(東京エリアにホワイト企業訴求は刺さるのかも)

をやれば再現できるかもしれません。今の時代っぽいですね。

indeedもWANTEDLYももちろん良いですが、今回の4週間で533件の応募には数でもコスパでも勝てないので、予約掲載型の求人サイトの底力を見ましたね。ホントに。

ちなみに当社の求人原稿を書いてくれたり、いろいろ手配いただいた求人系広告代理店さんは紹介できるので、もし再現度をMAXに上げたいのならその方にご依頼いただくと良いかもしれません。紹介をご希望の方はFacebookかtwitterのDMで連絡ください!

twitter:https://twitter.com/daisukezan
Facebook:https://www.facebook.com/daisukezan

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大輔 堤
株式会社カルテットコミュニケーションズ / 代表取締役
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