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スタートアップなら断然、運のいい人と一緒に働きたい

こんにちは!PR TIMESで代表を担当しています山口です。

今日はOLの日、そして「Wantedly People」リリース記念キャンペーンの締切日。いいきっかけなので、一緒に働きたい人についてお話します。

カッコいいダサいで言えば、報われないなら努力しない人も、努力にとらわれる人も、誰かに強いる人もダサいなと感じます。一方で、自ら突き動かされ懸命になっている人や、時間を忘れるほど夢中になれる人がカッコいいですね。こうゆうもんだ発想する人はイケてない。けど、自分が何を知らないか知っていて、好奇心あふれ日々色々と興味がわく人はステキ! まあ誰しも色々と思い浮かんじゃいますよね。

じゃあひとつに絞ると、断トツで「運がいい人」です。

# 会社の倒産はアンラッキー?

わたしは新卒採用で山一證券に入社しました。その1年7ヵ月後に廃業を発表するわけだから、ドラッカーの言うところのハズレくじを引いたのか?と問われれば、NOです。

最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、自分に向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。(ピーター・F・ドラッカー「非営利組織の経営」 )

成長するには相応しい組織で相応しい仕事につく必要がありますが、階層化された巨大組織でブレイクダウンされたタスクやノルマが自らの成長に合わないと早々に知り、早く失敗でき次の環境を試すことができたわけです。超短期間で致命傷にならない失敗ができ、むしろラッキーだと言えます。

# チャンスはピンチの顔してやってきた

わたしはちょうど11年前、ベクトルの西江さんに外苑前の雑居ビルで会いました。あまりにも楽しくて、一緒に働きたいと強烈に感じたのを覚えています。ベクトルに2006年から参画して取締役CFOを任せてもらって、直前期としてIPOの準備を進めたわけですが…。西江さんも体調を崩し会社の業績も落ち、IPOも無期限延期状態へ。

こんなときIPO準備で踏んだブレーキを緩め、自らもアクセスベタ踏みで業績に貢献したいけど、管掌部門を越えた行動はむしろ邪魔になるだけ。そこで立ち上げたのが、PR TIMESでした。ベクトルはその後、2012年にマザーズへ上場、2014年に東証1部へ市場変更を果たしています。ベクトルが2006年当時、順調にIPOしていたら、わたしも早々に見切りをつけて辞任していたら、当社も今のわたしもなかったですね。

# じゃあ運がいい人ってどんなこと?

素晴らしいアイデアが頭に浮かぶと、誰しもワクワクします。わたしも時折「凄いこと思いついちゃった!」なんて吹かすことも。しかし世界がアッと驚くアイデアであっても、それ自体に価値がなく、実現しないと価値ないんですよね。そしてアイデアにインパクトがあればあるほど斬新であればあるほど、その実現までの道のりは険しいもの。結局、1ミリの前進や1%の改善を積み重ねだったり、一歩進んで二歩下がるような軌道修正だったりが大切なんですね。

行動経済学の権威、ダン・アリエリー教授は著書の中で、

運のいい人っていうのは、何かを試す回数が多いだけじゃなくて、うまくいかなそうな道をすばやく切り捨て、有望な道に力を注いでいるんだね。

と答えています。

すばやく失敗して、細かく試行錯誤する。そしてきっと、多くの人には速すぎて細かすぎて見えないから、その大きな成果がラッキーに映って、「あいつは運が良かったと」言われるんですね。 急成長を志向するスタートアップなら、まさに超高速。幸運の持ち主になりますね。

# PR TIMESもスタートアップ!

スタートアップとは、会社設立年数が浅い企業群ではありません。スタートアップの定義は様々言われていますが、わたしは急成長(※2)と規模の両方を意図して狙う組織だと考えます。 当社は事業開始して9年連続で25%超成長を続けていますが、この実績ではスタートアップというには物足りないと言わざるを得ません。

しかし今年、成長を加速させて、規模の急拡大させるために、IPOという機会を追及しているので、今、わたしたちもスタートアップと言えます。ですから、運がいい人がもっともっと当社へ参画してもらいたいなあと願っています。

ぜひ、我こそ、強運の持ち主という方は、こちらからエントリーください!よろしくお願いいたします。 

PR TIMESで社長とフラットに仕事する方をWANTED!

(※)起業家でスタンフォード大教授、スティーブ・ブランク氏曰く「売上高10億円で年率10-15%成長ではリビング・デッド(生きる屍)」

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