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IT未経験から拠点責任者へ 〜多くの「ヒト」に支えられた10年を振り返って伝えたいこと〜

みなさん、はじめまして。
プロトソリューション東京支社の外間(ホカマ)です。

今回は、IT未経験で入社した私が東京拠点の責任者になるまでに見てきた景色をご紹介させていただければと思います。

プロトソリューションは「ヒト」が一番の強みであることが伝わるかと思いますので、
是非最後までご覧いただけましたら幸いでございます。

私のプロフィール / Wantedlyのプロフィールはこちら

2010年  入社(SE)
株式会社プロトデータセンター(現・株式会社プロトソリューション)沖縄本社にIT未経験ながら
情報システム部に配属。主にクルマ情報メディア「グー」シリーズ誌面制作、社内システムSEを担当。

2013年4月 東京への転勤(プレイングマネージャー)
東京支社にて新規チーム立ち上げの為、転勤。
グーシリーズを中心とした大規模システムにおけるデータベース領域の開発を経験。
支社拡大の為、ITスキルだけでなく、チームビルディングも担う。

2016年 (マネージャー)
東京支社のIT部隊をWEB開発、クラウド、DBA(Database Administrator)を中心とした領域において
マネジメント。クライアントに近いロケーションで上流工程からシステム開発を支援。

2019年〜現在(マネージャー)
東京拠点におけるIT部隊の責任者となり、クライアントとの折衝をしつつ、WEB開発、クラウド、DBAといったプロトグループメディアを支えるチームを統括。
また最近では次期マネージャーの育成にも注力し、より強い組織づくりを目指している。

以下、私の経験も踏まえながらプロトソリューションの「ヒト」についてお話させていただきます。

▶ 入社まで

・社会人として生活基盤を整える

沖縄で社会人として生活するためには、移動手段として車が必要なので、
お金を貯めるため、故郷である沖縄を離れ工場に勤務しました。
貯めたお金で車を買ったのですが、その時利用したのが「グーネット」なので、何かご縁を感じました。

・IT業界へ転職するきっかけ
沖縄に帰ったら手に職をつけたいと漠然と考えていました。
工場内はシステムでライン管理がされていて、社内SEの社員が効率化を進めて改善していく姿に憧れて、
IT業界へ転職するきっかけとなりました。

▶ プロトデータセンター(現・プロトソリューション)入社

・入社時の状況
IT未経験ながら採用いただき、まだ創業期の雰囲気もわずかに残る状態で慌ただしい状況もありましたが、社員全員が1つの会社として成立をさせようと本気になり業務を推進している事を印象深く覚えています。

・ITエンジニア、SEとして大事な事を学ぶ
社内SEとしてキャリアをスタートさせましたがまずは改修の要件定義や設計を行うため、
システムを利用している部署へヒアリングし、開発部隊をコントロールする所からはじめました。
不慣れな事も多く、何度もヒアリングに時間を取らせてしまっていましたが
「また来てね」と声をかけてくれて、行くたびにお菓子をもらったり、
少し雑談を交えて会話してくれたりしてくれました。

不慣れな中でも、きっとシステムをより良くしてくれる一員として期待してくれていると感じ、
より一層システム開発に勤しみました。
このときの上司からは、

‘システムを利用している人の生の声を聞きながら、背景を理解して
開発や改修を出来る事がエンジニアの成長にとって貴重な経験になる'

と私に教えてくれていました。
経験の浅かった私にとって最初の段階でこの事を教えていただいた事が
今でもお客様と寄り添う時のスタンスに現れていると思います。

・先輩からの教え
先輩方はいつも私の成長をベースに考えて面倒を見てくれていました。
始めは仕事の指示をいただいてそれ通りにこなす事を繰り返していましたが、
次第に指示ベースからどう考えているかといった意見を求めてくれる機会が多くなり、
頼られている気がして嬉しかったのを覚えています。

そういった経験から自然と物事を解決するために“考える”力をつけさせていただけたのだと思います。

・共に成長していく仲間として受け入れてくれる環境
大きな会社なので、中途の私が組織の中に入っていけるのかという自分の中の焦りもありましたが、
ある時「涼治」と下の名前で呼んでくれた事が、仲間として認めてくれたような感動を覚えました。

まだエンジニアとして至らない私の意見に、どんな時も時間をとって耳を傾けてくれたこともありましたし
プラベートでも仲良くなる方もいましたが、それに甘えず仕事上では良い緊張感をもった関係を築く事が出来ました。

沖縄:エンジニアとしての基礎を学ぶ

▶ 東京 新規チームの立ち上げ

・SEからDBAへジョブローテーション
IT経験が3年経ち、次のキャリアプランを考えていた頃、DB領域の事業を開始するので東京で挑戦しないかという話をいただきました。
自身を更に成長させるには良い環境だと思い挑戦してみようと転勤を決心しました。

・DBAならではの大型プロジェクト
大規模システムのDBを社外ベンダーから内製化をするというプロジェクトでしたが、
とにかくシステムの規模感が大きく、関係者も多かったのでやりとりが大変でした。
DBAチームのあるべき形のモデルになる情報が少ない中、手探りで進める事が多く
苦労もしましたが、そういった中で大手メーカーや開発ベンダーの方々と情報交換を行える
東京というロケーションには非常に助けられました。
そうして業務フローの整備を行い、安定した運用体制の構築を実現させていきました。

関わる「ヒト」「モノ」も多い中、一つの目的に向かう事の難易度を感じながら、どのように全体感が隅々に行き渡って完遂していくのかを学べたと思います。

システムも刷新され安定してきた頃、チーム体制を拡充するフェーズに入り、マネージャーの役割を
期待していただくようになりました。

・プレイングマネージャーとしてのキャリアをスタート
自身がプレイする場合と、リーダーとしてメンバーのパフォーマンスを最大限に引き出して物事を推進する違いにギャップを感じて苦戦をしました。

誰かに何かを伝える言葉、パフォーマンスを発揮してもらうための引き出しが全然無いという事に気づき、まずは自分自身がヒトとして成長していかなければならないと痛感しました。

そのうえでメンバーの考えや、成長して目指していきたいキャリアを知り、彼らが成長できる環境を提供する事に努めようと決心しました。

・2回目のDBリプレイスを経験
チームの形が出来て数年が経ち、次期DBシステムへのリプレイスを迎えました。
前回とは違い組織としてプロジェクトを推進し、成長したメンバーの力で無事に成功する事が出来ました。ここが私のエンジニアとしてのキャリアの節目となり、以後マネージャー業に振り切っていく事となります。

東京:リプレイス対策本部にて仙台、沖縄、名古屋とリモート中継

▶ 会社合併と組織の大幅な再編

・会社の合併
2016年に株式会社アイソリューションズと合併し、株式会社プロトソリューションへ商号変更するという大きなイベントを経て、社名もプロトソリューションとなり、文字通り心機一転の再スタートをして
最も良かった事はやはり多くの新しい仲間と仕事をさせていただいた事です。

培ってきた社風、文化、技術に対する向き合い方がこれまでとは違っていてるのが新鮮で、
IT経験が1社目だった私は、まるで2社目の会社を経験しているような気持ちで仕事に臨めました。
一人一人とのやりとりがまた私を成長させてくれていると感謝をしています。

・部署を立ち上げ組織を形にしていく
メンバーも増えた東京支社のIT部隊で独立した部署の立ち上げをすることができました。
そこで部署をとりまとめる責任者を拝命し、この部署を1つの形にする事を自身のミッションとしました。
これまで自身が経験したことのない領域も含めて組織をマネジメントしていくことになりました。

・トップダウンではなく、同じ目線で考え共に成長
トップダウンで指示をするとその瞬間の成果は大きいですが、
誰かが決めた中で物事を進めるという思考に留まってしまう可能性があります。
従って将来的に自律して自身の成長と会社の成長に貢献が出来る人材を増やしていく事にこだわってやっています。

ある程度、枠組みを用意する事は必要ですが、頭ごなしにしたり考えを無下にする事はせず、メンバーと
目線を合わせ、彼らがどのような考えをもって答えを出すかというやり取りを繰り返していきます。

もちろん方向のズレや失敗を招きそうな瞬間は発生しますが
そこで私のようなマネージャーがフォローやアドバイスをしていく形を意識しています。

これはまさに私が入社時に先輩や上司から教えていただいたやり方を踏襲しています。
メンバーがもっているポテンシャルももちろんあるかと思いますが
私の周りに信頼が出来る次世代を担うメンバーが揃っていると感じられるのは
それらがあるからだと自負しています。

昨今のIT・技術の進歩は目まぐるしいものとなっています。
エンジニアはそれらを新たに習得していく事になりますが
どの形になっても変わらない大事な事を、私と共に働く事で気づいてもらえたり
成長してもらえればと日々思いながら取り組んでいます。

東京:CODE BASE TOKYO

▶ 現在とこれから

エンジニアとして現場の経験を経て、今はマネージャーとして組織運営に携わっています。

入社前の自分がまさか東京に来てIT部隊の組織を作っていくとは想像していませんでしたがそういったことも含めて大きな変化や成長スピードの中で過ごすことが出来ています。

振り返ってみると私の周りにはいつも引き上げてくれている先輩や上司、私と一緒に働いてくれる後輩達がいました。自身もまだまだ発展途上であり、成長し続けたいと思います。

そういった姿を後進にも見せていきながら、より強い東京拠点を作り上げていければと考えています。



月並みな言葉に聞こえるかもしれませんが今の環境で働けている事に感謝し、感動し続けられています。特にメンバーが成長して評価をされる場面には目頭が熱くなります。

この充実した環境でメンバーと共にプロトソリューションという会社をこれからも
盛り上げていきたいと思います。

▶ 今後のキャリアプランを考えている方へ

楽しくやりがいをもって成長ができる仕事をしたいと多くの方が考えていると思います。

本気で働いている人の周りにはたくさんの人が集まり、
同じミッションを共有した仲間達は困った時に必ず助けてくれます。
信頼関係を築いた仲間達と共に成長する事が楽しくもあり、やりがいに繋がると考えています。

エンジニアとして技術を追求していきたい方、マネージャーとして管理職へ挑戦したい方、
今後のキャリアをどうしようかとお考えの方、ぜひお声がけください。

プロトソリューションで共に成長しながら働ける事を楽しみにしています。

今回、今までしたことの無い、自身のキャリアを振り返りながら執筆して、改めて自分の目指すところや
やりたいことが整理された気がします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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