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数学14点の機械音痴がSE1年目で夢を叶えた話

はじめに

2020年4月に新卒で入社し、現在は物体検出のAIを開発している村上です。

入社前後の自分をテーマとしてストーリーを書くことになったので、「プロトソリューションへの入社前後」を境とした自分の振る舞いや思い出を浚っていこうと思います。

入社前:していたこと

多趣味でした。読書、ゲーム、アニメ、イラスト制作、執筆活動、陶芸とかです。

進路は文系で、大学では物語論を専攻しました。

22歳まで、プログラムやソフトウェアに関わる活動を1つもしてません。

また、極端な文系特化の人間でもありました。東北大オープン模試、数学は堂々の14点。これだけで伝わるでしょう。

今でも三角関数と積分のことは赦してません。

入社前:したかったこと

割と就活ギリギリまで将来像はあやふやでしたが、「仙台で働きたい」「ものづくりがしたい」という願いだけはありました。

今までの僕の趣味は「動かないもの」を作ること。今度は「動くもの」に挑戦してみたい。そんな気持ちが芽生えていました。

さらに僕自身の性格として、知らないことを知ることがとても楽しい。就活当時既に世界を覆い尽くしていたITという業界は、僕の知的好奇心を捕らえて離さなかったのです。

というわけで僕の志望企業は仙台のIT企業と相成ったのですが、その数の多さたるや。僕は違いの分からない男なので、どこに応募すべきかと首をひねりました。

しかしそんな僕でも、プロトソリューションが他企業と違うと思った点があります。それは「自社サービスの有無」です。ちゃんと数えてはないんですけど、仙台にはシステムインテグレータが多い印象があります。

――もしいつか全ての企業が一定以上のITリテラシーを身に着けたら、SIerには仕事があるのだろうか?

幼き日の僕はそんな失礼なことを考えて、安定した自社サービスを持つプロトソリューションを選びました。

入社後:したこと

なんとAIを作ることになりました。プロトソリューションはweb方面に強い会社であり、先輩方や他の同期もそちらに取り組んでいます。僕にとってはもちろんのこと、このプロジェクトは社内でも異色でした。

降って湧いた機会に喜んで飛びついた僕でしたが、不安も大きかったです。それもそのはず、僕は微積どころか二次関数にすら足が竦むほどの数学嫌い。AIに対して抱いていた先端技術というイメージは、僕のお気楽な頭に怯懦を抱かせるには十分でした。だって「頑張ったけどできませんでした」は通りませんから。お仕事ですし。

ところが蓋を開けてみると、できました。作れてしまいました。実際はスーパーエンジニアである上司による無双の結果ですが、意外だったのは「AI用フレームワークの存在」です。世界の最先端にあって、生半可なエンジニアではその片鱗に触れることすら叶わないと思っていた技術が、プログラミングとデータクレンジングの知識さえあれば開発できるところまで降りて来ていたことに、多大な衝撃を受けました。

開発の過程で触れた知識はいずれも新鮮で、終始ハイテンションで取り組んでいます。

1から自分たちで作った点も大きかったと思います。好き勝手にというと語弊がありますが、のびのびと開発できるのはあまりにも楽しい。

その後のAPI開発では、社内で誰も使ったことが無いライブラリやAPIをたくさん使ったので、一つ一つ自分で調査しながら実装していきました。これは入社前の僕がやりたかったことそのもの。入社1年目で夢が叶ってしまいましたね。

現在:したいこと

AIとソレを用いたAPIの開発が楽しすぎて、AIを専門にしたいと思っています。プロトソリューションではキャリアプランをマネージャー方面か技術力特化か選ぶことができますが、今のところ考えているのは後者です。

ただそのためには、まだまだ知識も技術も足りません。ここで言う技術とは、未知の問題に直面した際に手掛かりを見つける、あるいは思いつく力です。具体的に身に着けるべき知識ははlinux・英語・NN・AWSあたりですかね。

こんなことを考えている理由にはきっと、実務に入って初めて見る背中が前述のスーパーエンジニアだったことも影響しているでしょう。

まるで雛のインプリンティングだなと自分でも思いますが、実際ひよっこSEなので何もおかしくはないのです。

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