座談会メンバー紹介
匿名X:2017年4月入社のエンジニア。前職は営業事務。
山原:2017年7月入社のエンジニア。前職は営業職。
野村:2017年10月入社のエンジニア。前職はデータ入力事務や某ゲーム会社テスターなど。
尾崎:2017年12月入社のエンジニア。前職は某携帯電話ショップ販売員。
山本:2018年11月入社の人事部員(エンジニアからの転身)。座談会の司会を担当。
岡田:PPFパートナーズ創業者であり代表取締役社長。
古株メンバーが集まりました!
PPFパートナーズは2015年7月創業ですが、当時は通信機器販売が中心の会社であり、システム開発事業は行っておらず、エンジニアは在籍していませんでした。
2016年頃から、お取引様からのご要望に応える形でシステム開発事業をスタート!
当時はちょっとしたITバブルだったらしく、未経験者を積極的に採用してエンジニアとしてデビューさせていくことに成功!!
あっという間にPPFのメイン事業は「システム開発」へと変化したのでした。
そんな会社の変革期と言える時代から在籍している古株エンジニア達の中から、今回は4人に集まってもらってお話を聞かせてもらいました。
エンジニアになったきっかけは?
尾崎「携帯ショップ店員として、スマートフォンの故障を見たりでハードウェアに触れることは多く、それを通してソフトウェアの方にもだんだん興味がわいてきて、サービスを利用する側から提供する側になりたいな、と思ったのがきっかけです。」
スマホを日々触っていたら、中身にも興味がわいてきた、と。これはかなり自然な感じですね!
野村「もともとゲーム系専門学校のキャラクターデザイン学科にいたので、プログラミングも勉強したことはあったんです、当時はあまり好きじゃなかったんですが。大きなきっかけは、マインクラフトとの出会いです。MOD(PCゲーム用の改造データ)を入れて遊んでいたんですが、愛用MODがマイクラのバージョンアップに追いつかなくなって使えなくなってしまったんです。でもどうしても使いたくて、『これは自分で作るしかないな』と思って、プログラムを勉強し始めたのがきっかけになりました。」
全てはマイクラ愛のため。すごく純粋な動機で感動しました!
山原「工場とか建設業向けの機械とかパーツを売る商社の営業をやっていて、自分は(材料を)売っている側で、売った先の人は『モノを作っている側』であり、作る側の人たちが話しているのを聞いてすごく楽しそうだなと感じていました。なのでプログラムというよりは、『モノづくり』に興味を持った感じです。」
仕事を通じてモノづくりをする人達と出会い、自分もそちら側に行きたいと感じる。エンジニア志望動機としては定番ですね!
匿名X「私はそんな立派なものではないんですが、事務員をしているときに、役職がついている大先輩の給料を聞いたんですよ。(金額を聞いて)『夢無いな~』と思って。『手に職つけたいな~!』と思って。大学では情報学部だったので、(IT業界に)流れてきました。」
稼ぎたい!というモチベーション、私はすごく明確でシンプルで良いと思いますよ。ね、社長?
岡田「そうですね、会社側としても(社員の要望が)分かりやすくて良い!」
ちなみに今回は登場しませんが、PPFには元美容師、元ファミレス副店長など、様々な経歴を持つエンジニア達が在籍しているんですよ!
入社して大変だったこと
野村さんと尾崎さんは最初の現場が一緒だったんですよね。
野村「テスターの現場だったのですが、自分はゲーム会社でも経験があった業務だったので、バグ報告の書き方が良いと褒められました!」
素晴らしい!順調にスタートをきって、そんなに「やべー!」ということもなく。
野村「なんなら今が一番『やべー』感じありますよ 笑」
責任ある仕事を任されるまでに成長した証ではあるけど、ま、大変だよね 笑
尾崎さんはテストの経験もなく、大変だったと思いますが・・・
尾崎「そもそもパソコンを業務で本格的に使うのも初めてだし、WindowsやOfficeの知識も足りなくて、全てが分からないことだらけ。慣れるまでは大変でしたね。飛び交う言葉(ITの専門用語)も分からなかったし。勉強はしているものの、パッとは分からない。」
IT用語は普通に使われますからね、最初は分からなくてしんどいですよね 汗
山原君はどうでしたか?
山原「自分は最初に入った開発案件で、エンジニア経験のあるPPF社員(Aさん)と2人セットでアサインされていて、1~2カ月はAさんの補助的な作業をしていたんですが、その後Aさんとチームが分かれてしまって、自力で開発を担当することになったんです。当時はようやくPHPの基礎だけ分かったという状況。ただ上長からは『できなかったらそれでもいい』とも言われていて。」
え、どういうこと?
山原「優先度の低めのタスクが、腕試しとして自分に回ってきた形だったようです。社内の先輩に土日に教えてもらったりしながら、なんとか締め切りには間に合わせましたが、当時の自分にとっては難易度の高い仕事だったので大変でした。初歩的なことを優しく教えてくれる人ばかりとも限らないですし。」
現場に出ると、それはあるよね。PPF社内では面倒見が良い人が多いけど。
山原「現場では違う会社から来ている人に(分からないことを)聞かないといけないので、葛藤もあり。なので最初は自分のスキル不足がしんどい、質問の仕方も下手でしんどい、という感じでした。」
他業種とのギャップ
匿名X「(IT業界の人たちは)自分が元いた業界の人たちとは人種が違い過ぎました。」
いわゆるオタクが多いとかってこと?
匿名X「違うんですよ、会話が通じないというか 笑」
コミュ障が多い的な・・・?
匿名X「いや、何か、なんだろう・・・」
尾崎「(人種が)違いますよね!(うんうん)」
あ、尾崎さんには伝わっている!
匿名X「エンジニア的な思考、みたいなのがあって。」
尾崎「(他業種では)感覚的に済ませるところが、(エンジニアは)論理的だったり。その逆もまた然りだったり。」
匿名X「そうです!今まで自分の周りにいた人たちとは違い過ぎて、最初はすごくギャップを感じました。」
感情的なことは無視をして、効率的に問題解決のために淡々と話す・・・みたいな感じかな。
匿名X「そうそう!この人何言ってんねんやろー、みたいな。」
でも慣れるでしょ?そして自分自身もそっち寄りの人種に変わっていくよね 笑
匿名X「そうそうそう!そんな感じです 笑」
エンジニアに求められるもの
野村「(自分がIT業界に入るまでは)オタクっぽいというか、あんまりコミュニケーション取らない人が多いのかなと思っていたのですが、全然コミュニケーション要るな!と思いました。」
尾崎「コミュニケーション能力が無いなら、専門スキルがよっぽど高いことが必須。」
一昔前は「エンジニア=コミュ障」という社会的イメージがあったと思います。山田孝之が演じていた「電車男」がその象徴と言えるでしょう(私の年齢がバレる)。
ですが今やエンジニアは人気の職業!コミュニケーション能力の高いエンジニアがずいぶん増えましたね。
エンジニアの適性について
尾崎「初めてやることにビビリがちな人は(エンジニアをやるのは)しんどい。」
野村「あーそうですね・・・」
尾崎「自分が未経験のことに取り組む時、ストレスに感じちゃうタイプの人はしんどいと思う。結局エンジニアの仕事は、初めてのことの繰り返しだったりするので。『誰も答えを知らない』という状況もよくあるし。」
確かに、会社でまだ誰もやったことのないことに、自分が挑戦しなきゃいけない時、ありますよね。
尾崎「他の業種って、答えがあることをこなすっていうパターンが多い気がする。」
マニュアルが用意されていたりしますよね。
尾崎「逆にそういう状況を楽しめる人はエンジニアに向いていると思います。」
野村「私、PPFが一番長く続いているんですが、それまでは転職回数が多かったんです。そこでの仕事内容を全部覚えてしまうと、途端につまらなくなって、じゃあ転職しよう!てなってたんです。」
尾崎「つまり僕の理論的には、とてもエンジニアに向いている、ということですね!」
野村「新しいことに出会えるっていうのは、とても楽しいです。」
PPFのいいところ
岡田「会社のいいところと、入社するなら覚悟して欲しいことを語って欲しい!」
社長からリクエストがきました!ではPPFのいいところ、順番にいってみましょう!
山原「いい人が多い。」
匿名X「希望が通りやすい。」
野村「突飛なアイデアを出しても否定されず、肯定してもらえる。」
尾崎「未経験の自分を温かく迎え入れてくれた。社員の意見を聞いてもらえる土壌がある。自発的に動ける人にはチャンスが多い。若い会社だから、会社が変化していくのを体感できる。」
山原「尾崎さん明日には昇格してますよ 笑」
PPFに入るなら覚悟して欲しいこと
では入社するなら覚悟して欲しいことは?
山原「覚悟するほどのことは特に無い。」
匿名X「SESで現場に出ること。」
野村「必ずしも自分の希望通りの言語ができたり案件に入れたりする訳ではないこと。」
尾崎「(未経験の場合)最初から開発に携われず、テスター等から経験を積む必要がある。現場では、よその会社の方から仕事を教わったりするので、気を遣うこともある。受け身な人には向いていない会社なので、手取り足取り面倒見てくれる大手に行った方がいい。」
エンジニアになって良かった?
岡田「みんなエンジニアになって良かった?」
全員「はーい(挙手)」
お!全員ですね。「選び違えた、後悔している」という人はいないようでホッとしました 笑
私は元エンジニアで、転身して今は人事担当ですが、振り返ってみるとエンジニアって、「納期」や「リリース」など、分かりやすい仕事の区切りがあって、「終わった、やったー!」という快感がたくさん味わえる職業だったなと思います。
この記事がエンジニアデビューを目指す方の参考になれば幸いです!