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【2023年新入社社員インタビュー】フラワーデコレーター

「花の名前や特性も知らなかった私も、少しはフラワーデコレーターに近付けたかな」

そう話すのは、入社2年目を迎えた サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター大阪店の花浦彩乃(はなうら あやの)さん。PDPの入社は2023年。新卒として入社した花浦さんですが、実は以前からアルバイト社員として週末の婚礼がある日に出勤し、花に触れる機会がありました。


サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターは、「街中にある花屋」のように花を置いていません。贈り主の伝えたい思いをヒアリングし、「花」というツールを通してその思いを形にし、1つずつ心を込めてお作りします。贈り主の思いを大切にしたフルオーダーメイドのサービス。大切な瞬間を、花とともにご提案します。


未経験からの挑戦を決意

サンジョルディフラワーズザ・デコレーターに出会った頃は、まだ花の名前、種類や特性といった花に関する専門知識が全くない状態でした。大学も外国語学部と、花とは無関係の学部に所属していましたので、本当に知識は何もない状況。

それでも花に興味を持ったきっかけは・・・

山口県の自然豊かな環境で育ち、四季折々の景色を楽しみながら過ごしてきたこと。さらに実家には、母の趣味の花壇に沢山の花があったこと。幼少期から特に意識していなくても自然と花に目が行く環境があり、気付かないうちに自分の身体の中に染みていました。

また、ウェディングが舞台の小説を読んだことがきっかけで業界に興味を持ちました。自分が漠然とやってみたいな~と思っていた「空間装飾に関すること・花に関すること・誰かに喜んでもらうこと」の全てが結びついたフラワーデコレーターになりたい!と挑戦を決意。アルバイト経験を経て、正式にPDPの新入社員として、2023年4月サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター大阪店に配属となりました。


これまで、アシスタント業務を主に担当していました。毎週水曜日、納品される沢山の花をそれぞれバケツに入れる作業があります。週末の婚礼に向けて、キーパーの中で花を最適な状態に保つこと。花の状態を管理しながら、花を開かせていく。その他、ブーケ・ブートニア制作や土日施工のサポートなど。

正直、どの花がどの位のスピードで開くのか。室温・水の量が最適か、そういった知識も0からのスタートでした。ですが花にとっては何よりも大事な情報であること。例えば桜は、蕾の状態で入荷されます。咲かせるためには温める事が必要ですが、咲いたらあっという間に散ってしまう。そうしたことも、全て先輩のデコレーターから教わりながらアシスタントをしてきました。咲き方・散り方・環境に応じた変化すべて、花に触れることで理解ができます。

その為に、自宅に花を持ち帰り観察するということを行っていました。綺麗だな~と眺めるだけじゃなく、「この花はどの部分から弱くなるのか。枯れていくのか。」と、悪くなるポイントも理解していきました。入社から1年目は、まずは沢山花に触れる機会をつくることが何よりも大事。お世話をすること、花の向き、咲き方を理解してようやく花と向き合い制作できるのだと思います。


今後の目標は、プレゼンできるようになること!

プレゼンをする方を「メインデコレーター」と呼んでいます。今、私は婚礼のお客様の卓上装花の制作をはじめたばかり。まだまだ花の知識やスキルを習得したいですし、メインテーブルの装花やフラワーボックスの制作にも携わりたいと思っています。

入社から1年が経った2024年4月末、初めて私が制作する卓上装花がお客様の前へ登場します。無事に会場、そしてお客様のもとに届き、最適な状態で婚礼当日を迎えられる様に。正直とてもドキドキしていますが、とても楽しみです。


目の前の花を優しい表情で見つめながら制作する花浦さんの姿に、これからも目が離せません!

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