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みんなを満足させる”同窓会”ってどうすればいいの!?イベントプランナーが企画する「感動の同窓会」

人の数だけ同窓会は色々ある。
どんな同窓会もステキだけどどうせやるなら「あの時の同窓会良かったな」と
記憶に残る同窓会はいかがですか?
プランニングを極めた専属イベントプランナーが、“未来へのつながりを作る場“としての
同窓会をご提案!

同窓会は久しぶりの再会を懐かしむことができ、新たな出会いが広がることも期待できます。
また、地元の魅力を再認識できるきっかけにも。
しかし、会場と参加者を集めたあとの、肝心の内容づくりに苦労している人がいることも明らかに。


「手間を惜しまないひと」を招集。4名は確保しておこう


まずチームに召集したいのは「手間を惜しまないひと」です。
どうしても普段の仕事や家事などと並行しての準備となるため、時間がない、面倒という感情が生まれてしまうのが現実です。そんな中でも、手間を惜しまずにしっかり実行に移せる方に幹事をお願いするのが得策です。例えば、学生時代に文化祭実行委員をやっていた人は、準備~当日までの段取りがしっかりしているので、幹事におすすめです。

また、チームにはその場を盛り上げてくれる人も必要です。例えば学校の同窓会ですと、当時クラスを巻き込んで行事などを推進していた人は、同窓会でも力を大いに発揮できると思います。結婚式の二次会で司会などの場数を踏んでいる方も、おすすめです。

当日までの準備も考え、幹事チームには4名ほど集めておきましょう。

【共通要素】手間を惜しまない/責任感が強い

【役割1】 全体運営のできる生徒会長的役割
【役割2】 学年/クラス/部内のメンバーとつながりが強い人
【役割3】 先生と密につながっている人
【役割4】 全体を盛り上げられる、場の盛り上げ担当


同窓会で、みんなにジーンとして欲しい?ワクワクして欲しい?


ポジティブドリームパーソンズでは、“同窓会は過去のつながりを懐かしむだけではなく、未来へのつながりをつくっていく”ものと捉えています。
ただ再会を楽しむだけでなく、同窓会が終わった終わった時にどんなことを感じて欲しいのかを考えみるといいかもしれません。

過去を懐かしみジーンとしたい?それとも未来に向かって笑顔になりたい?
そんなことを考えみるとコンテンツの作成もスムーズになるかもしれません。
どういう感情になっていたいか、同窓会を通じてその関係性をどうありたいと思っているのか、1年後、5年後、10年後と、“こういう関係性を保てたらいいな“というイメージをしながらコンテンツを考えてみましょう。

どんなタイミングで再会したい?


“社会に出てはじめて会うきっかけ“を同窓会にするというのは1つのおすすめタイミングです。
社会に出てから5~6年後というのは、社会に揉まれながら忙しく毎日を過ごす中で、皆は何をしているのだろう?と、思うタイミングです。
特に地元を離れている人は、仕事での関係値ではなく、素に戻っていく時間がほしくなるからこそ、何も考えていなかった頃の学生時代の友達と再会し、利害関係なく“素の自分”でいられる時間は、気持ちをリセット出来る良いきっかけになると思います。

成人式で会っていたとしても、社会人を経験してから再開すると、同級生に会うことを感動したり、相手への変化がみられるなど、学生のときとは違った感情が生まれます。
会っていない年数も大切ですが、20代後半あたりの社会にでて初めて開く同窓会も、ひとつの良いきっかけです。


同窓会のゴールに向けて、感情曲線を描いてみよう。

”ポジティブドリームパーソンズ”では、感動を生み出す為に、「感情曲線」というものを描いています。
同窓会も先に決めたゴールに向けて”感情曲線”描いてみましょう。

①曲線を上下に振る

“まずは、同窓会にいる人の心をどう動かすかという曲線を引きましょう。(図1) これは感情の曲線で、山の部分はハッピーのイメージ、谷の部分は感傷に浸っているようなイメージです。この山と谷であえて感情に起伏を持たせることによって、感情の振り幅が大きくなって、感動も大きくなるのです。ただし、必ず感傷に浸っているような山をつくることが絶対ではないので、同窓会のゴールに向かって曲線を描いてみましょう。

②感情曲線を実際に描いてみる

次に、「感動」を曲線上に描いていきます。ポジティブドリームパーソンズでは、「感動の分類と感動の評価語」を元に、
感動を「魅了・覚醒・歓喜・受容・感傷」の5つに分類しています。
ここで言う感動は、2極の「感情」にまず分かれ、文句なしにハッピーな「正の感情(魅了・覚醒・歓喜・受容)」と、
どちらかというと心に沁みて涙が出るような「負の感情(感傷)」になります。この5つをヒアリングした記憶に当てはめて、山と谷の曲線を描いていきます。感動の具体的なリアクションについては、(図2)を参考にして下さい。


*感動の分類と感動の評価語(一般社団法人情報処理学会)に基づき作成



共通の記憶を探る

同窓会という同じ学び屋で育った人たちだけの場で感動をつくるためには、共通の記憶を探すことが大切です。
もちろん懐かしむことも大切ですが、懐かしんで過去に浸るだけで終わってしまう。
はるばる遠方からきた同窓会に浸るだけでなく、そこに感動をつけることで、その同窓会をキッカケに未来を変えていくことができるのです。

そこで必要なのが「記憶を意図的に呼び覚ます」という行為です。
参加者たちが当時の自分たちに戻ることでお互いの関係性が深まり、未来の関係性が強くなります。感動の度合いがつよくなります。

また、感情移入していればしているほど、同じコンテンツを体験しても思い出に浸る素地を作りやすいのです。


仲間にヒアリング

記憶を呼び覚ますには、当時の記憶を思い出しながら、以下の3点を中心に参加する数人にヒアリングしていきましょう。

・仲間内の関係性
・どんなことをして過ごしたのか
・一番記憶にのこっていること

学校であれば共通の話題として先生の話もヒアリングしてみてはいかがでしょうか。
「先生を思い浮かべてどういう感情が浮かぶか?」と聞いてみると、人によって恐怖や温かみ、など違った感情になると思います。
主に良かった・悪かったイメージのどちらかが出てくるとおもいますので、なぜそう思うか?と深堀りしていくと、当時の思い出がよみがえりやすくなります。

共通の記憶を探り、仲間にヒアリングをしたら、
同窓会のゴールに向けて実際に感動曲線を描いてみましょう。

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感情曲線を描いてみると、実際にどういう演出をすればいいのだろう、と頭を悩ませる方もいるかと思います。
そこで、いくつかコンテンツをご紹介させて頂きます。


過去と今を見比べてみる

同窓会に欠かせないアイテムといえば、写真です。
写真があるだけで、過去と今とを見比べることができます。

例えば、通学路の写真を眺めてみましょう。
当時みんなで使っていた通学路の、“現在“の写真をテーブルに散らばせておくのです。
昔ではなく、わざと現在の写真を使うことで、今と違う町並みや建物などを思い出しながら、会話に花が咲くでしょう。

また、家にある思い出の写真を持ち寄り、スクリーンに写して共有すると、みんなで当時を振り返ることができます。現在との比較もできるので、友人や先生の変化を楽しむことができます。最近は、スマホから指1本でスクリーンに写真を飛ばすことのできる便利なサービスもあります。

写真を通じて、共通の記憶を見つけてみましょう。


キオクパズル

参加者みんなでキオクをさかのぼり、思い出の年表をつくってみるのはいかがですか?
大きな紙とペンだけ用意すればいいので、手軽に楽しむことができます。

自分自身の記憶から忘れていた内容も出てくるため、友人が書いた年表を見ることで、共感や再発見もできます。

また、参加者みんなに思い出の写真を持ち寄ってもらい、その写真を貼りながら作ると、より一層、当時の記憶を呼び覚ますことのできる年表ができるでしょう。


属性ビンゴ

ゲームをしながら、新たな発見をすることもできます。
ビンゴカードに、趣味・職業など参加者の現在の生活状況が分かる内容を記載。
果たして誰に当てはまるのか、ビンゴを目指して参加者の属性を、会話をしながら探してみましょう。

新発見が友人との関係性に変化をもたらし、時には未来へのつながりを生み出します。


先生、サプライズ登場

担任の先生、部活の顧問など・・・来ないと思っていた先生がまさかの登場。
一見普通に見えますが、場の空気を一気に変えられる、効果絶大な演出です。
怖い、優しい、面白いなど、人によって様々なイメージがありますが、先生がサプライズ登場するタイミングで、感情も様々に変化します。

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いかがでしたでしょうか。

このようなイベント企画・提案をする「イベントプランナー」のお仕事に興味をお持ちいただけたら嬉しいです!

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