「人をたいせつにしないで、何をたいせつにするんだ。」
これが、株式会社PMAのモットー。
何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているんだろう?それを、このWantedlyストーリーの編集を任された、インターンあらため社員となった“いっくん”が、社員へのインタビューを通して紐解いていきます!
第三弾は、2016年に中途入社した種村さんにお話を伺います。
––まずは種村さんのプロフィールをご紹介します。
新卒でPlan·Do·Seeに総合職として入社。ホテルでのサーブや、レストランでのコンシェルジュを経験。その後、20代半ばでTRANSIT GENERAL OFFICEへと活躍の場を移し、同社がプロデュースするHOTEL CLASKAにて、イベントやウェディングの企画・運営に携わる。これらのキャリアの他、東京オートサロンやゲームショー、トークショーなどのステージMCや、ナレーションなども。2016年、PMAへジョイン。
––よろしくお願いします!さっそくですが、PMAに入社しようと決意した、一番の理由はなんですか?
実は、代表の山口とは大学時代からの長い付き合いでして、当時からユーモラスな人でした。「PMAに来ない?」と声をかけてもらい、「一緒に何か面白い仕事ができそう!」と感じたことが、PMAへ入社を決めた理由です。
PMA入社前にも、一緒に仕事をしたことがありました。私が企画したイベントや展示会に、山口が参加していたり。その時の彼の仕事っぷりが、なんと言ったらいいか、とにかく「気持ちいい仕事をする人だな」と思ったのを覚えています。山口の人柄というか、カラーというか、「人のために何ができるか」を考える姿勢が表れていたように思います。また、それまでの私の仕事は、イベントの企画や進行をするにあたって社内のメンバー同士で「こういう雰囲気がいいよね」「こういうのが素敵だよね」と、お互いのフィーリングを頼りにしていた部分があったんです。でも、山口は「このイベントはこういった趣旨で、客層はこうだ。だからこういう形でサービスするといい」と、論理的な考察に基づいていて。自分がやってこなかったタイプの仕事をしていると感じました。
––「気持ちのいい仕事」、素敵ですね!人にそう感じてもらえる仕事って、そうそうできるものではないと思います。PMAに入社してからは、どのような仕事をされているのでしょうか?
アパレル会社や酒造会社の案件で、時にはビジュアル撮影をしたり、ウェブサイトを作ったり、パッケージをイチから考えたりと、得意分野を活かしながら幅広く携わっています。
具体的な業務内容は、肩書きとしては、プロデューサー/ディレクター/クリエイティブディレクターあたりに該当するんですけど、クライアントと日々こまめにコミュニケーションを取り合う中で、お悩み・課題をご相談いただいたり、逆にこちらから「こんなことやりません?」と持ちかけてみたりして、案件が動き出します。それから、じゃあ実際にどんなことする?と企画を考えて、チームメンバーをアサインして、予算や進行の管理をしながらプロジェクトを進めていくという感じです。
PMAのクライアント同士にコラボレーションしてもらうこともあります。過去には、アルコール飲料メーカーの新商品であるクラフトビールを広めるために、アウトドアブランドと組んだり。屋外の広場に芝生を敷いて、大きなスクリーンに映画を投影して、キャンプ飯とセットでビールを楽しんでもらいました。
他にも、ウイスキーのメーカーには「ウイスキーの樽買い」を提案しました。”通”なお客様に「自分の樽で寝かせたウイスキーを楽しむ」という体験を提供できるというものです。
どちらにも共通しているのは、ただウェブサイトや広告などのコンテンツを作るのではなく、お客様の「体験」をつくること。ここには、私の過去の経歴も活かせていると感じます。言われた仕事をオーダー通りにやるよりは、自ら積極的に意見を出して、自分ゴト化して仕事をする方が向いていると思っています。だから、自分のカラーが出せる仕事ができるのは嬉しいですね。
––体験の提供ですか…クリエイティブな発想が求められる仕事に思えます。PMAの環境はどんな環境ですか?
実は、今PMAで一緒に働いているメンバーの中に、以前はPMAのクライアントだった女性がいるんです。私もPMAメンバーとして5年ほど担当させていただいていました。そんな元クライアントの方が「入社したい」と思ってくださるような会社です。
基本、何事も自由な社風ではあります。もちろん会社なので各々が果たすべき責任、例えば売上目標とかそういったものは当然ありますけど、仕事につながることであれば業務時間内の外出(展示会に行ったり)もOKです。私は娘がいるので時短勤務をしていますし、平常時は週2日ほどリモートワークをしていますが、コロナで保育園が休園だ!となったらしばらくは自宅で仕事をしたり。時々に応じて働けています。
私の個人的な印象ですが、数年前まではPMAって「おもしろい人の集まり、適材適所で配役ごとにパスしながら連携を取れるチーム」だと感じていました。が、現在はそれがより洗練されて、会社らしくなってきていると思います。もちろん、自分の強みを生かしながら働くことには変わりがありませんが、メンバーが同じ方向を向いて、同じ目標を見据えて、同じ志を持つチームのような雰囲気が出てきていると思います。
自分の力を発揮しつつ、誠意を持ってクライアントに向き合い、本質的な仕事がしたい人にとっては、きっと魅力的な会社のはずです!
––ありがとうございました!
個人のスキルを存分に生かしながら、互いに連携を取り合って仕事する。当たり前のようですが、それが実現できるというのは、メンバーが目標や志を共有しているからこそなのかもしれません。
今回の種村さんのお話では、クライアントへの具体的な提案内容をお聞きできました。喜んでいただける企画ができるのは、クライアントの商品や状況、社会の情勢やニーズなどを深く理解しているから。「人」を大切にするというのは、そうした意味合いも含まれているのかもしれません。
次回も、社員の方へのインタビューを通して、PMAがいったいどんな会社なのかを紐解いていきます。お楽しみに!