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デザイナーが裁量労働制になって良かったこと

はじめに

初めまして。ピクスタでUIデザイナーをしている髙井です。

クリエイティブ業界で裁量労働制と聞くと、

企業が長時間拘束をするために導入しているのではないか?

導入した所でMTGの時間が揃わないなど問題も起こるのではないか?

など、ネガティブな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ピクスタではとてもポジティブな導入ができましたので、ご紹介させていただければと思います。

プレミアムフライデーに代表されるように、これから働き方もどんどん変わっていくため、時代に合わせて柔軟な勤務形態を選べる事はとてもメリットがあると感じています。

導入の背景

ピクスタでは以下の点から比較的スムーズに導入に至りました。

 ・クライアント業務ではないためリソースの調整や融通が効きやすい

 ・海外のオフィスとも頻繁にやりとりが発生するため、日本時間にこだわる必要がない

 ・エンジニアが先に裁量労働制を採用していた

【良かったこと1】外部の勉強会に気兼ねなく参加できる

ウェブ業界ではconnpassやDoorkeeperなどで毎日のように勉強会の告知があります。

参加したい勉強会があればデザイナーも早退して良いことにはなっていたのですが、そうは言ってもあまり頻繁に早退することは気が引けていたため参加を見送ったこともありました。

今回裁量労働制になったことで、参加したい勉強会が連続で開催されても気兼ねなく参加できるようになりました。

【良かったこと2】ワークライフバランスのとれた自由な働き方が可能

半数以上の社員が定時で帰宅するため元々残業は少ない環境でしたが、今期から裁量労働制になったことで、午前中に銀行や歯医者に行くなどちょっとした用事を済ませてから出社することができるようになり、さらに自分のペースで働くことができるようになりました。

デザイナーの中にはインプットの時間を確保するためにフリーランスになる方もいらっしゃると思いますが、裁量労働制になったことで、会社員でありながらクリエイティブのインプットに使える時間も増えたことはとても大きいです。

休日とても混んでいる美術展などに平日の空いている時間帯に行けるようになりました。

【良かったこと3】短い時間の中でも効率的に働くことができるようになった

クリエイティブ職の場合、アイデア出しの際に気分転換が重要な要素になってくるため場所と時間に縛られない働き方はとても効率的です。納期をきちんと守りながら、自分のペースで働くことができるため作業に集中できるようになりました。

【良かったこと4】現場の意見を取り入れた試み

ピクスタでは、経営陣や社内制度に対する要望、個人のキャリアステップ(異動を含め)など、思うままに要望や改善希望を伝えられる「目安箱」があります。デザイナーの裁量労働制はこの目安箱に上がった意見を取り入れた試みでした。

デザイナーだけでなく一緒に働いているエンジニアからも裁量労働制を後押しする意見が上がったことが今回の導入に繋がりました。開発部全体で労働環境を良くしていこう!という仲間意識が組織作りに大きく影響すると感じました。

裁量労働制を有効活用している社員の声

裁量労働制って、なんとなくブラック企業のイメージがあるのですが…


・ピクスタ1自由な働き方をしているSさん

創造性と生産性を高めるためには「インプット」と「気分転換」は大事です。また、オフィスではオフィスでしかできない、オフィスのほうが捗ることにのみ極力集中すべきです。そういった考えで、よほどの理由がない限り、昼過ぎに出勤し、定時過ぎで帰宅しています。


Snapmart社アドバイザーのKさん

今は近距離手当圏内に引越して、早くも遅くもない時間に出退社しています(規則正しい生活に悦びを感じるタイプなのです)。引越する前は、過酷な通勤電車に乗る必要があったので、11:00から来ることもありました。勉強会に参加するときなど特に許可の必要がなく、気軽に参加できるため、勉強会に沢山参加するようになりました。

気をつけること

デメリットもないわけではありません。ミーティングに人が揃わない、納期に間に合わないという事がないようにしっかり自己管理をしていく必要があります。

デザイナー募集中!!!!!

中途入社が多く、30代の経験豊富なベテラン中心のため落ち着いて働けます。裁量労働制のためライフワークバランスが取れた働き方が可能です。育児・家事だけでなく、趣味・学習などにも力を入れる余裕ができるようになりました。

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