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M&Aのリアル@代表者インタビュー

株式会社マックスプロデュース 代表 桑原 裕文

社員総会などの社内イベントやゲームショウなどのプロモーションイベントを、圧倒的なホスピタリティとコンテンツ企画力、演出力で独自のポジショニングを築いてきた株式会社マックスプロデュース。

代表として設立から10年で、錚々たる企業の社員総会をサポートするまでに。


創業の経緯について

元々、23歳から38歳までイベント会社へ勤めていました。

その会社はスタッフ派遣がメイン事業でしたが、当時からイベントプロデュースの仕事に興味があり、35歳の時に、社内でその事業を立ち上げ順調に業績にも貢献することが出来ていたと思います。

38歳の時に東日本大震災があり、業績に大きな打撃がありました。その影響もあり、社内では人員整理の話も出ていました。

私は当時役員でしたが、自ら会社を辞める決断をしました。

そして、限られた領域ではなく、全てに全力で挑む会社を作りたくて立ち上げたのがマックスプロデュースです。


ビジネスはすぐにうまくいきましたか?

新たなスタートで不安もありましたが、急成長していたとあるゲーム会社の人事責任者の方とご縁があり、社員総会のイベントを受注することができ幸先の良いスタートを切ることができました。

元々、社員総会などのインナーイベントにこだわっていたわけではありませんでしたが、その後も社員総会のプロデュースに関する案件が増え、イベントの中で感動の涙を流す社員の方々、喜びの笑顔、悔しさの表情、様々な心に触れ合う経験を通じ、インナーイベントが組織に与える影響を体感し、大きな可能性を感じました。

事業の強みはどこにありますか?

何でもやりますのイベント会社であれば、今のマックスプロデュースは無いと思っています。

これまで、インナーイベントに絞って実施してきたことが、リピート率90%といった結果にもつながっていると考えています。

我々は、イベントを実施する際には必ず、経営課題や目指すべきビジョンをヒアリングし、イベントを通じて何を成し遂げたいのかを把握するようにしています。そうすることで、クライアントと深いつながりを構築することが出来ているのだと感じています。

また、そのつながりを構築するための、クライアントとの距離感や人間力こそが我々の強みだと言えます。


事業のやりがいは?

クライアントの会社の元気につながる、これが圧倒的なやりがいだと感じています。

また、有難い話ですがクライアントとは、非常に長いお付き合いをさせて頂いていますので、クライアントの会社成長を共に歩んで行けることが大きな喜びでもあります。

何より、社員の方々の『心』に貢献できていることが嬉しく思っています。



M&Aを考えたきっかけ

創業からここまでで、イベント業界の中において一定のポジショニングを確立することはできました。

一方で、自分たちでできる限界も見えてきました。コロナで厳しい状況には陥りましたが、それはあくまで一つのきっかけに過ぎず『さらに成長したい、もっと多くのお客様の役に立ちたい』と強く感じたことが一番のきっかけです。

ピアズグループを選んだ背景

他の会社からも声はかかっていましたが、ピアズグループへの参画を決めた背景はいくつかあります。
まずは『事業面で教育研修』をやっていたこと、また今後のビジョンや現状の課題を包み隠さずオープンにして頂けたことで『発展途上の会社』だと感じたこと。

中でも一番の決め手は、自分には想像もできなかった『メタバース×イベント』という事業構想があったこと。そして何よりも

『共に成長したい』という熱い想いをぶつけて頂いたことでした。

M&A後を振り返っての苦労

当然ながら関わる人が増える、といった意味では慣れるまで戸惑いはありました。

また、上場企業の様々な基準に合わせること、例えば『月次で締める』ということ自体も明確な日にちが決まっており、そういった部分に関する社員の意識改革も少し苦労したかもしれません。

一方、良かった点

一番は、会社のことを経営視点で共に考えてくれる仲間が増えたことです。経営者は孤独、という言葉もありますが、共に考え、相談に乗ってくれる仲間が増えたのは非常に心強く感じています。

実業務でいえば、業務フローを客観的視点で見直して頂けることで、生産性が向上しましたし、人事領域でも採用や評価制度などの支援を行って頂けたことで組織強化にも繋がっています。

また、個人的にも刺激を受け、企業経営を学び直し成長することができています。その中で、良い意味で自らを律することが出来ており、過去最高の業績を出そうという意識を持ち、ピアズグループへの貢献を考えています。

ピアズグループを検討中の経営者の方に送る言葉

M&Aのイメージとして、大企業に吸収され自社のカラーやいろんなものが消えていくようなネガティブなものがありましたが、ピアズグループでは良いカラーは残しながらも、変えるべきところはどんどん議論をしながら変えていくことが出来ています。

社員一人ひとりに向けた面談やグループパーパスの説明なども柔軟に実施して頂けておりグループとしての一体感や機運も高まっています。

これからも、仲間が増えることを楽しみにしています。

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