今回は、株式会社パソナJOB HOBの加藤さんにインタビュー!
ソーシャルイノベーション部 部長としての思いと、将来のビジョンを伺いました。メンバーが実際にどんな思いでどんなことをしているのか知りたい方に、是非読んでいただきたい内容となっています!
⑴営業,コンサル,事業開発...部長になるまでの14年。
⑵”働き方”から人の人生が変わるのを見届ける仕事。
⑶思いやりに溢れるメンバーだから、誰もが自分らしく働ける。
営業,コンサル,事業開発...部長になるまでの14年。
本日はよろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします!
株式会社パソナJOB HOB ソーシャルイノベーションの部長の加藤です!よろしくお願いします。2006年に入社して、今年で18年目になります。他にも、総務省 地域情報化アドバイザー、地域力創造アドバイザー/デジタル庁 シェアリングエコノミー伝道師として中央省庁関連の仕事も行っています。
新卒でパソナに入社したきっかけは何でしたか?
法政大学でメディア社会学を学んでいたので、メディアや広告関連の企業に興味を持ちつつ、音楽サークルに入っていた関係で音楽関係の仕事も視野に入れて就活をしていました。また、人材会社で営業のアルバイトをしていたこともあり、人材会社にも注目していました。
パソナに入社したのは、就活説明会に参加した際、南部代表の企業理念についてのお話やパソナの阪神・淡路大震災復興支援の取組みを聞いて強い共感を覚えたことが決め手です。
当時新卒の同期は100人ほどだったのですが、内定者仲間の思いやりや共助の精神にも尊敬の念を抱いたことも大きかったです。
入社されて18年目ということですが、今までどのような仕事をされてきたのでしょうか?
初めの3年は、HRソリューション営業として、主に人材派遣サービス営業をしていました。そこから4年ほど、HRコンサルタントとして人事コンサルをするつもりでしたが、2008年のリーマンショックや2011年の震災などの影響で、当時の社会問題の解決を目的とした新規事業の企画、開発に従事するようになりました。また、中央省庁や全国の自治体と連携したプロジェクトにも携わりました。2013年からはNew Value Creation Fund 事務局の兼務を開始し、起業家発掘・育成、ベンチャー立上げ・事業開発支援にも注力するようになりました。
2016年にソーシャルイノベーション事業を立上げ、事業責任者として新しい働き方の創造と地域活性化に取り組み始めました。加えて、現在パソナJOB HUBで取り組んでいる3つの事業の原型を作りました!
また、パソナグループ本社1階にTRAVEL HUB MIXというMeetup, Inspiration, eXperienceをコンセプトとしたオープンイノベーションスペースをつくり、地域と都市と海外の人と組織をつなぐリアルなプラットフォームとして、多数のイベントの企画・運営やプロジェクト創出に携わりました。
2019年に現在のJOB HUB ローカルの前身となるサービスを立ち上げ、翌年のパソナJOB HUBとパソナ顧問ネットワークの合併に伴い、新生パソナJOB HUBとなるタイミングでソーシャルイノベーション事業責任者に着任しました。現在は主に3つの事業に取り組み、幅広いステークホルダーと連携しながら、地域と都市の人と組織をつなぐプラットフォーム戦路に基づく既存事業変革や新規事業開発に取り組んでいます!また、中央省庁の委員やアドバイザーも務めています。
”働き方”から人の人生が変わるのを見届ける仕事。
では、現在の仕事内容を詳しく教えてください!
ソーシャルイノベーション部長としての仕事内容は、『「旅するようにはたらく」を、新しい当たり前に。』というビジョンの実現に向けて、地域と都市の人と組織を繋ぐプラットフォーム戦路に基づき、3つのサービスの事業責任者としてソーシャルイノベーション事業の経営全般に取り組むことです。
具体的には、事業戦略策定・推進、既存事業変革、新規事業創造、公共政策事業連携、ステークホルダーのパートナーシップ、人材採用・育成・エンゲージメント、ブランディング・マーケティング、組織文化・風土醸成など非常に多岐に渡る分野を管轄しています。
3つのサービスとは何ですか?
1つ目は、地域企業と複業人材のマッチング「JOB HUB ローカル」という地域の企業と都市から離れたところでも働きたい方を繋ぐサービスです。旅先で複業するという新しい働き方を推進しています。
2つ目は、ワーケーションプログラム企画、運営「JOB HUB ワーケーション」というテレワークの普及など従業員のエンゲージメント向上に貢献するような制度構築に関する法人向けサービスです。お客様としては、大手企業の人事レベルの方や、ベンチャー企業の経営者の方と話したりもします。
3つ目は、実践による学びプログラム企画・運営「JOB HUB ラーニング」というサービスで、自分はどんな生き方をしたいかを探すきっかけを旅先で提供するものです。五感で感じる自然、文化体験や新たな出会い、自己探求の中で未来の自分を創造するというコンセプトになります。
ソーシャルイノベーション事業部の中で大切にしていることは何でしょうか?
「人の可能性と創造性を最大化する」ことと「すべての人が芸術家」(Life is ART、 ART in You) の2つを大切にしています!人が生きていることそのものが芸術表現で、内面にその人らしい芸術性が存在しているという考え方です。
地域と都市の人や組織を繋ぐことで、多様な生きる芸術に触れ、自分の内面の芸術性が発露し、心の赴くままに直観で、豊かな生き方・働き方を実現していくきっかけを沢山作りたいと思っています。
パソナJOB HUBの魅力は何でしょうか?
パソナJOB HUBは人数が多くなく、パソナグループの中ではベンチャー寄りだと思います。パソナで長年培われたしっかりとした研修制度はありつつ、ベンチャー独特の風通しの良さも兼ね備えた、いいとこどりの組織だと思います!
また個人的には、私自身のビジョンと会社のビジョンがよく合致しているため、自分のビジョンの実現に向かって思う存分走れる会社であることが魅力です!
思いやりに溢れるメンバーだから、誰もが自分らしく働ける。
事業のやりがいは何ですか?
地球と都市の人や組織が繋がり、お互いが豊かな生き方・働き方を実現していくシーンにたくさん遭遇することだと思います!
分かりやすい例は、プログラムに参加した人たちの生き方や人生が変わるシーンを見れることですね。今まで都市部で働いていた人がふるさとで複業、起業や転職に踏み出したり、経営者が経営の根本を見直し、人を活かす経営を意識するようになったり、地方にサテライトオフィスを作り、地方の高校生に教育する取り組みを始めたりと、大きな変化のきっかけを作れることが魅力です!
メンバーの雰囲気を教えてください!
ソーシャルイノベーション部のメンバーには、『「旅するようにはたらく」を、新しい当たり前に』というビジョン(夢)や、『人の可能性と創造性を最大化する』というバリュー(大切にしたい価値観)に共感して、ビジョン(夢)の実現やバリューの体現に向けて、自分がやりたいことや出来ることに最大限取り組もうという姿勢があります。そして、遊び心を持って楽しく素直に、真面目にものごとの本質を追求していく雰囲気があります。また、メンバー同士が共に助け合う思いやりの文化があります。
メンバーは現在30名ほどいますが、みんな日本各地から様々な雇用形態で働いています。個性豊かな生き方・働き方を実践しているメンバーが多い分、多様な価値観を持つすべてのメンバーが活き活きとはたらける環境や組織文化・風土創りに力を入れています。
どんな方に向いている仕事だと思いますか?
仕事をする上で様々なステークホルダーがいるので、色々な価値観を受け入れられる柔軟性のある方が合っていると思います。メンバーはパティシエ、ジャズピアニスト経験者など様々で、価値観がみんなバラバラです。臆せずビジョンを素直に語れる方にも合っている雰囲気だと思いますね。
また、私たちの事業の特色は社会価値と経済価値の両輪を実現することができるところなので、そうした事業に取り組みたい方にも向いていると思います!
そして何より、お客様に対しても、メンバーに対しても、共助や思いやりに溢れた人に向いている会社だと思います!お客様はもちろんですが、一緒に働く仲間の豊かな生き方、働き方の実現を心から応援できることも大切です。
「はたらく≒傍を楽にする」という考え方をご存じですか?
そばにいる人を楽にする、苦しんでたら助けてあげる、そうした思いやりを持ったメンバーと一緒に働きたいですね。
では、今後パソナでやり遂げたい目標はありますか?
先ほどもお話しした、『「旅するようにはたらく」を、新しい当たり前に。』や『はたらく≒傍を楽にする(傍の人を楽にする、楽しませる)』という考え方をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。つまり、”人生という旅を通して、傍を楽にするひとが増えていく。”という私たちの理念を広めていくことが大きな目標です!
今まで、こうした理念に共感してくれる企業が自然と集まり協賛してくださることが多かったのですが、今後はイベント、セミナーに積極的に参加したり、個別に企業とお話しして協賛の輪を広げていきたいと思っています。
事業部として、会社で設定されている売上目標を達成できるように頑張っていますが、数字だけでなく理念を意識して働いているメンバーが多いと思います。みんな、まだ一般に普及していない「地方で自由に働く」という発想を広めていきたいという思いがあります。
また、これから新規事業として、企業の働き方変革に伴走するサービスを開発し、企業の人を活かす経営に伴走していきたいと思っています。
これは個人的に今考えているビジョンですが、日本と海外の地域の人や組織を繋ぐサービスを開発し、草の根での国際交流を促進し、平和に繋げていきたいと思っています!
日本は治安が良く、食事も美味しいため、海外の方が日本にきてワーケーションをしたり、逆に海外で働きながら海外事業を開発したりと、国境を超えた繋がりを実現するサービスを手がけていきたいです。
本日はありがとうございました!読者の方に一言お願いします。
こちらこそありがとうございました!直観的にいいなと思ったら、気軽に応募してみてください。お互いの想いややりたいことについて深く対話しながら、重なる部分があればとても嬉しく思います。