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社員インタビュー#4 新卒フロントエンド

今回の社員インタビューは、DX事業部のディレクターがフロントエンドエンジニアに突撃!
そのインタビュー内容をお伝えします!


こんにちは!DX事業部のかずなりです。今回は現場側のメンバーが事業部メンバーをインタビューして、各個人のスキルについて深掘りしたいと思います。

もうすぐ2021卒の新卒採用がスタートする(文章作成日:2019年10月)ということで、新卒1年目のエンジニア @すわくんにインタビューしました。

諏訪 重貴(すわ しげき)
フロントエンドエンジニア
デジタルトランスフォーメーション事業部
2019年入社。通称すわくん。大規模プロジェクトのフロントエンド設計・実装を行う。社内の開発ツールを積極的に改善中。


——早速ですが、入社してからどういう案件を担当していますか?

航空会社のリニューアルプロジェクトに途中から入りまして、主にテスト段階の工程ですね、テストやパフォーマンス改善を担当しました。その後、同じクライアントの別プロジェクトが動きまして、フロントエンド側のリード担当をしています。他に2〜3案件担当していて、JSを書くことが多いです。


——なるほど。もう少し航空会社のリニューアルプロジェクトについて教えてください。

プロデューサーやエンジニアなど社内で10名前後が動いている案件で、Webアプリケーションなんですが、僕はフロントエンド設計から実装までを担当しています。フロントエンド設計というのは、ディレクトリ構造やファイル構造を検討したり、あとはライブラリの選定などを行う作業です。見た目の部分とデータを扱うサーバー通信の部分とを切り分けて考えていきます。

また多言語にも対応したアプリケーションですので、ボタンやレイアウトを可変するようにしたり(ボタンのラベルは各言語によって長さが異なるため)、見た目も気をつけるところがたくさんあります。


——入社してまだ半年ですが、それまではどこかで経験を積んでいたのですか?

はい、学生時代に2社のアルバイト経験がありました。事業会社で新規サービスのJSを書いたり、ビルドツールのパフォーマンス改善を行っていました。(この時はgulp+browserifyとwebpackを触ってました。)

ビルドツールの知見を得たことで、フロントエンドの設計・実装・保守で「こうしたい」と思った時にどういう方法があるのか、自分の選択肢がすごく増えました。プロジェクトの初期から0→1にする能力はこの時身についたと言っても過言ではないです。

すわくんはこんな感じで日々開発環境を整えてくれている。


——確かに根本を理解するって大事ですよね。聞いているとWebアプリケーション作りが好きな印象ですが、なぜ事業会社への入社を選択しなかったんですか?

僕は新規でサービスを作るのが好き(特に設計部分)で、できることなら全部1人で作りたいタイプなんですね。

大きすぎる規模だと1つのプロダクトに関わる人数も多く、自由に動けなさそうかなというイメージもありますし、何より受託はイチから作る部分を何回も経験できるのがいいですね。そういう点が自分にはあっていると思います。


——なるほど。ところで社内セミナーを開催していると聞いたのですが、どういったことをやっているんですか?

『深層フロントエンド』というタイトルで既に2回開催しまして、全6回やる予定です。
第1回目はJavaScriptはどう動くのかについて話しました。

https://slides.com/ztrehagem/deep-frontend-1#/
・JSエンジンとJS環境
・コールバック
・イベントループ
・非同期I/O
・モジュールシステム
・ビルド


第2回目はJavaScriptの書き方について話しました。

https://slides.com/ztrehagem/deep-frontend-2
・プリミティブ
・第一級関数
・スコープとクロージャ
・プロトタイプチェーン
・クラス
・this
・関数とthis
・Promise
・async functions

コンピューターの深い知識がなくてもフロントエンド実装ってなんとなく動くんですが、仕組みを分かった上でやった方がいいことってあるんですよ。

大学院では情報工学やコンピューターサイエンスを専攻していまして、仕組みを分かっているといいことが多いので、みなさんも知っておいたほうが良いなと思い、セミナーを開催することにしました。

次回以降は、Vue.jsがどう動いているのか、Vue.jsの機能や書き方、Ajax/サーバーと通信する技術や仕組みなどを取り上げようと思っています。


——最後にフロントエンドエンジニアの面白いところを教えてください。

0→1にできるところに面白さを感じています。フロントエンド設計が好きなんで、オロはそのあたりを自由に作れる環境が用意されているのでよかったです。(設計メンバーが少ないっていうのもあるかもしれませんが。。。)

リファクタリングも好きですね。パフォーマンス改善ではなく、保守性を向上させる改善が。開発するときに他人が見て見通しの良いソースコードを意識しています。


——設計が好きな人って情報整理が好きな印象ありますね。本日はありがとうございました。

最後に『深層フロントエンド』のセミナー風景。
人事が撮影していた唯一の写真。プリミティブ・・・
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