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#3_料金プランから紐解く「仕事の流儀」②~オーダーメイド開発プラン編~

ノベルワークスの人と想いを伝えるシリーズ記事「ノベルハーツ(novel hearts)」。
今回は、料金プランから紐解く「仕事の流儀」の続編で、オーダーメイド開発プラン誕生秘話と
プランに対する覚悟のお話をお届けします!


1、失敗と誕生、お金と責任

エンジニアの仕事において、準委任契約のような時間給の報酬制をノベルワークスは取り入れて
きませんでした。なぜなら、プロは十分な成果を上げてこそ、お金をいただくのが当然だからという
考えだからです。


この考えを揺るぎないものにした出来事があります。

もともと高コストで開発時間が膨大にかかる上に、お客様の要望が反映されない開発手法とビジネス構造に疑問を持っていた満村は、短期間で従来より低コストでできる定額開発プランこそ、お客様も会社もwin-winになる画期的なプランだと信じていました。

ところが、ノベルワークスとして初仕事をした時のこと。
大企業が新規事業のためにシステム開発をしたいという大きな仕事が舞い込み、満村は意気揚々と仕事を引き受けるのでしたが、ふたを開けると、※ノーコードだけで開発するには困難な内容でした。
[※定額開発はノーコードだけで開発し、低コストを実現するプラン]

定額開発プランでお客様の役に立てることを証明したかったし、なによりお客様の仕事を完遂したかったので、寝る間を惜しみ1年弱開発を試みましたが、結果を出すことはできませんでした。

この時、ノーコードだけではお客様に最大限の価値提供ができないことを痛感し、どんな依頼にも対応できるようノーコードとプログラミングもする「オーダーメイド開発プラン」を作ることを決意します。



そしてもう一点。
準委任契約(月規定時間働けば給料と同じように報酬が支払われる)で仕事を依頼されていた為、結果を出せなかったにも関わらず、働いた期間分の報酬を受け取っており「そのことが物凄く心残りだった」と満村は語ります。

お客さまもリスクを取っているなら、うちもリスクを取るべきだ


お客様から頂く報酬は、お客様の所属する社員様がコツコツと働き貯めたお金です。
私達はその重さをしっかりと感じ、役割を果たさなければいけません。

ですのでオーダーメイドプランは、

結果にコミットすることと責任の重さを忘れないようにするため、

「準委任契約」で時間給を頂くのではなく

「請負契約」による成果給で報酬をいただいています。


2、オーダーメイドで開発する責任と覚悟

開発するのに、なぜ覚悟が必要なのか?

それは、私たちがシステムの品質と性能の責任を担保すべきだからです。


通常システム開発は、
開発 → 運用テスト → 修正 → 納品という流れで、納品前に必ず動作確認を行うものですが、
実際お客様の環境下になると「動かない」ということがよく発生します。

一体なぜなんでしょう?              

例えば、 
お客様が「最大データ量は100万件」と言われ、言われるまま100万件で設定したとします。
そしてお客様の事業がうまくいったとしましょう。

すると、問い合わせが想定の100万件を超えた瞬間にシステムが動かなくなります。

お客様にとって最悪のタイミングで業務が止まり、利益損失を生むわけです。


お客様はデータ構造や設定した最大データ量を超えたら
システムが動かなくなることなど知る由もありません。ですから、
そこまで汲み取って300万件の余裕をもたせておく設計ができてこそ、プロのエンジニアだと言えます。

ノーコードのシステム開発となると、企業から提供されているシステム構築サービスを利用して
いるので、自社開発商品ではありません。

ですが、
全てを把握し、エラーが起きないように先回りして設計するのがお客様に求められるプロとしての
仕事です。

私たちはそこを目指しています。
だからこそ、オーダーメイド開発は覚悟が必要なのです。

このような心構えで私たちは、リスクを背負うことで日々のスキルアップに励み、
よりお客様の役に立つシステム開発を目指しています。


・  ・  ・  ・


今回は3プランあるうちの二つ目「オーダーメイド開発プラン」についてご紹介しました。


時間給でなく成果給でリスクをとって仕事をし、プロのエンジニアとしてシステムの品質と性能の責任を担保する覚悟をもって開発するのが、オーダーメイド開発の仕事の流儀でした。


次回は、困っている人を助けたいから作った「チケットプラン」についてお届けします!


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