ウェルビーイングは、企業活動を左右する様々な要素に対して強力な相関関係が指摘されたことで企業経営の文脈でも大きな意味を持つようになっています。
一方で、ウェルビーイングはその重要性と注目度に反して、取り組みが進んでいる組織は限定的です。
その原因を探り、どう解決していくのかを考えます。
ウェルビーイングとは、経営における意味とは
ウェルビーイングとは、肉体的にも、精神的にも、社会的にも満たされた状態のことで、(ウェルビーイングとは?)経営においても売上や生産性、創造性といった企業を左右する要素とのの強い相関が確認され、人材確保や人的資本情報開示、SDGsの観点からも注目を集めています。(今求められる、ウェルビーイング経営)
一方で、ウェルビーイングはその重要性と注目度に反して取り組みが進んでいる組織は限定的です。その原因を探り、どう解決していくのかを考えます。
なぜウェルビーイングの取り組みは難しいのか
ウェルビーイングの取り組みが進まない理由は3つあります。
- a. 効果測定が困難
- b. 日々の業務に追われ、継続しない
- c. ウェルビーイングには個人差がある
a.効果測定が困難
医学的ウェルビーイング(ヘルスケア観点)において重要な、身体的健康はウェアラブルデバイスなどを通じて、手間を掛けずに計測が可能です。
一方、生産性や離職率低下などに寄与されるとされるポジティブ感情、価値を感じるかなどといった持続的ウェルビーイングの指標は、本人による評価が必要になります。自己評価を行うには時間を要しますが、効果に実感が持てないと、短期的には仕事に取り組むほうが生産的ではないかと感じてしまい、仕事を中断してまでウェルビーイングの取り組みを継続するのは難しくなります。
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出典:CCL./日経BPコンサルティング