普段の業務ではバックエンドの実装に関わることの多い私ですが、実はフロントエンドにも興味津々で、素敵なWebサイトを訪れるのが大好きです。
最近では3D表現を取り入れたWebサイトも増えていますよね。
ということで、この機会に挑戦してみることにしました。
用意するもの
- PC
- 制作ツール
- やる気と勇気
用意するものはたったこれだけ。
制作ツールは、「Blender」を用意しました。
Blenderは無料でダウンロードでき、ツール内での課金もありません。また、日本語で解説してくれている動画やWebサイトも多く、初心者が始めるにはぴったりのツールだと思います。
あとはやる気と勇気だけ。
というのも、何か新しい言語や技術を学ぶ時にチュートリアルから取り掛かる人が多いと思うのですが、私はなかなかそこから抜け出すことが出来ずに悩んでいました。
「チュートリアルはしてみたけど、次は何をしたら……?」
この気持ちの裏側には、失敗するのが嫌、正解がわからない、作りたいものがわからない、という気持ちが隠れていることに気付きました。
なので、今回は「ええい!正解なんてない!とりあえず作ってみたらええんや!」という気持ちでとりあえず手を動かしてみることにしました。
Blenderに関してもYoutubeで紹介されていた初心者向けの解説動画に倣って少し触ったことがある程度の実力で、ほぼまっさらな状態のため自己流で強行突破している箇所が多々見受けられます。
また、初心者のため解説はほとんど出来ません。あらかじめご了承ください。
それでは、私のBlenderチャレンジをどうぞ暖かく見守ってください。
制作するものを決める
いきなり難しいものは挫けそう。でも少しでも楽しくなれるものを作りたい。
そう思った私は、ネクストライブの広報犬であるワンだふるを制作することに決めました。
ワンだふるの後ろ姿や横からの姿を見たことのなかった私はデザイナーのえなちゃんに参考画像をもらい、制作に取り掛かりました。
「思ったより単純な体だな…これはいけるぞ!」
胴体と耳を作る
まずはワンだふるの胴体を作ってみましょう。
参考画像を見るに、球体をどうにかこうにかしたら出来そうです。
とりあえず球体を追加します。
球体を変形させてワンだふるの体に近付けます。
「もうほとんどワンダフルじゃん」
胴体が出来たところで、次は耳を作ってみようと思います。
円錐でどうにか出来そうな気がします。
耳が出来ました。
鬼の角に見えなくもないですがこのまま進めるとしましょう。
足と目を作る
さぁ、次は足と目を作っていきます。
先に簡単そうな前足(?)から取り掛かるとしましょう。
参考画像を見ると、胴体と同じような卵形を2つ作ればなんとかなりそうな気がします。
えいっ!
うぉぉぉぉぉっ
出来ました。
次に後ろ足…と言いたいところでしたが、一気に作ってしまっちゃったようです。
後ろ脚は円柱をどうにかこうにかして胴体にくっつけました。
目はとても簡単です。球体を2つ用意して完成。
最難関の鼻と口へ……
ワンだふるの制作に取り掛かる前から、口の部分をどう表現すればいいのかわかりませんでした。
そう思った私は、とりあえず胴体と同じような卵型を組み合わせてたるませたお肉を表現しようとしました。
.....ポン・デ・〇イオン?
自己流では限界がありそうだったので、Google大先生に必死に質問しました。
その結果……
ポン・デ・〇イオンからは脱出できた気がしています。
口を作るのに必死だったためこの時の私は気付いていませんが、そうです。
舌を作り忘れました。
しかし、ここまで到達した自分を褒めて先へ進みましょう。
ネクストライブのロゴを作る
次にワンだふるのお腹にあるネクストライブのロゴを作っていきます。これも難しそうです。どう作ればいいのか見当もついていません。
まずは三角形を準備します。
次に四角形を駆使して「N」の文字をどうにかこうにか作りました。
それっぽいのではないでしょうか?
かなり難しかったのですが、満足しています。
では、ワンだふるのお腹に装着していきましょう。
おぉ……!それっぽいぞ!
気を抜かず、次にしっぽを作っていきます。
しっぽを作る
ワンだふるはくるんとなっているとても可愛らしいしっぽの持ち主のようです。
どうやって表現するのか悩みましたが、これも卵型を組み合わせてそれっぽく見せてみました。
……なんだか微妙な気がしますが、まぁ良しとしましょう。
モチベーションを下げないためにも、最初から完璧を目指すよりどういう形でも完成を目指す方が大事です。
色付けをする
色付けは簡単そうです。なぜならワンだふるは白、黒、赤の3色から成り立っているからです。
しかも今回は舌を作り忘れたため、たった2色。
やってやりましょう!
ロゴが真っ黒になってしまいました。
いろいろと試行錯誤しましたが、どうにもロゴの「N」がうまくいきませんでした。
しかし、全体的にはいい感じになったのでこれで良しとします。
最後にスポットライトを当ててレンダリングをして完成です。
お披露目
完全初心者の私がほとんど自己流でBlenderに挑戦した結果、どうにかこうにかワンだふるを生み出すことに成功しました。
ツッコミどころは満載ですが、完成したことをまずは褒めようと思います。
では、ご覧ください!
いかがでしょうか?
出来栄えはそこまで良くないかもしれませんが、自分で1から作ったということでとても愛着が湧いています。
「ぷにぷにしてそうで可愛い……反省点も多いですが、楽しかったし大満足です!」
この企画を通しての学び
- やっぱりちゃんと手順や方法を学ぶことは大事(当たり前)
- アウトプットすることも大事
- Blenderは楽しい
あまり解説動画やWebサイトを見ることなく自己流で進めてしまった部分も多かったので、改めて基礎を学ぶことの重要性を学ぶことが出来ました。
しかし、最後まで作りきり下手でもアウトプットすることで、制作のハードルがかなり下がり次へのモチベーションにも繋がりました。
次のチャレンジは、自分でモデリングした3D作品をブラウザ上に表示すること。
乞うご期待!(時期は未定)