こんにちは、ネクストビート広報の石毛です。
私たちは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というミッションに基づき、ユーザーへの提供価値を追求しています。

そのなかで「ライフイベント」「地方創生」「グローバル」の各領域において、プロダクトの質を日々向上させています。
今回は「ライフイベント領域（※）」に焦点をあて、実際に「保育士バンク！コネクト」のサービスを導入した永和保育園様の事例を通じて、このプロダクトがどのように現場で役立っているのかを紹介します。
導入前に感じていた課題や、その後の変化について、園長の鬼頭様にお話を伺いました。

「保育士バンク！コネクト」は、保育士の業務効率を改善する保育施設向け業務支援システムです。採用や業務改善・職員の定着、集客活動、経営といった保育業界の様々な課題を、テクノロジーの力で解決する「保育士バンク！プラットフォーム」のサービスの一つです。

※未来の日本を担う子どもたちが安心して育つ環境をつくるため「保育業界」へのソリューションを提供しています

■職員増加に伴う、労務作業の負担軽減を目的に導入

ー保育士バンク！コネクト導入以前に感じていた課題感は

増員に伴う、労務関連作業の負担増加が課題でした。「永和保育園」は2023年4月に、民設民営化され、そのタイミングで、これまで10名程度だった職員が約50名へと増員になりました。
これまでの勤怠管理は、職員にタイムカードを押してもらい、それを手入力でパソコンへ打ち込んだり、パートさんに関しては手書きで申請いただいていたので、チェックがとても大変で、ミスも出ていました。
このままでは、増員と共に作業が到底追いつかなくなると感じ、導入を検討しました。

ー保育士バンク！コネクト導入の決め手となったポイントは？

増員のタイミングでちょうど、「保育士バンク！コネクト」の営業担当の方からご提案をいただきました。
何度かご説明いただく中で、課題に感じていた勤怠・休暇管理、シフト管理などの労務周りの作業負担が軽減できそうだと感じ、導入を決めました。金額面でも、補助金活用のサポートをしてくださったので、導入に踏み込めました。
他企業からのご提案もありましたが、「保育士バンク！コネクト」は、母体であるネクストビートが、保育士特化の人材紹介をはじめとした、保育に関わる事業を多く展開されており、保育現場にも詳しく、安心できると思いました。

■作業時間は10分の1に。保護者・職員向けの使い分けも便利で安心。

ー実際に導入してみた感想はいかがですか？

確実に作業が速くなり、作業時間は約10分の1になりました。職員それぞれに対応をお願いすることも少なくなったので、職員の負担も少なくなっていると思います。
休暇関連に関しては、有給の残数も、これまでは自分達で計算・確認してもらっていましたが、現在はデータで見ることができるので、その負担も減り、間違いも減りました。
有給消化を促す職員への声がけもしやすくなり、とても助かっています。最初は利用方法や、スマホでの見方など、わからないこともありましたが、それも慣れで、今では問題なく利用できています。

ー使い勝手がいいと感じる機能はどれですか？

勤怠・休暇関係の機能は、特に作業の効率化に繋がったと思っています。
これまでは、口頭で残業申請をしていただき、そこから自身で時間の計算・申請してもらったものを、こちらで確認するようにしていました。
それを全てスマホで申請・確認できるようになったことで、効率化されました。
また、希望休の申請もできるため、とても便利だと感じています。
新しくご入社される方の対応も楽になりました。これまでは、シフトが出来上がった時に、とりあえず最初の出勤日をお電話などで調整して、園まで来ていただいたり、メールやLINEで個別に、シフト表の写真をお送りしていました。
今ではアプリさえ入れといていただければ、ご共有できて、入社関連作業の負担も軽減されました。

ー保護者向けと、職員向けのシステムの併用はいかがですか？

連絡ツールとしての使い分けが便利だと感じています。
職員へ向けた、シフト希望出しのリマインド・年末調整の届出依頼・速やかに伝えたい保護者からのご意見などは、「保育士バンク！コネクト」のメール機能を利用しています。
保護者へのお知らせなどのご連絡は、別のシステムを利用しています。同じシステム内でそれぞれにご連絡する形では、職員に送りたい内容を保護者に間違えて送ってしまわないか、個人情報の流出がないかなどが心配ですが、システムを分けることで安心して利用できています。

■余裕のある環境で、それぞれの在り方を尊重する保育を。

ー今後、「保育士バンク！コネクト」を保育の中でどのように活かしていきたいですか？

保育のお仕事は決して楽なものではないですが、「保育士バンク！コネクト」を活用し生まれた余裕で、これまでよりゆとりを持ち、楽しんで保育にあたって欲しいと思っています。

小学校に向けての準備や、きっちりやることももちろん大切ですが、幼児期には幼児期にしかできないことがたくさんあります。子ども達それぞれの在り方を認め合い、自己肯定できるような保育を実現したいです。

■現場に寄り添う提案で、理想の保育を実現

私たちは「経営のパートナーとして、理想の保育をともに考え、実現に導く」という想いから、単に業務の効率化だけでなく、保育施設が抱える現場の課題に真摯に向き合い、より良い保育環境を提供することを目指しています。

今回の永和保育園様のように、職員数が急増する中で、労務管理やシフト調整にかかる時間が増え、日常業務が追いつかなくなるという課題をお伺いしました。

その上で、私たちは保育現場に寄り添い、実際の運用に合ったシステムの提案を行うことを大切にしています。「保育士バンク！コネクト」は、勤怠管理や休暇申請、シフト管理といった煩雑な作業をシンプルにし、業務負担を大幅に軽減します。それによって職員の皆様がより保育に集中できる環境を作るお手伝いができると考えています。

また、補助金のサポートもおこない、コスト面でも安心して導入いただけるよう尽力しました。導入後も、操作方法のサポートやフィードバックを通じて、スムーズな運用を支援しています。

■社会に貢献できるプロダクトを通してニッポンを元気にする

いかがでしたでしょうか？

私たちは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というミッションを掲げ、さまざまな社会課題に向き合っています。
その一環として、プロダクトを通じて「保育者が安心して保育に専念できる」環境を提供し、保育業界が抱えている問題をテクノロジーの力で解決していきます。