唐突ですが、みなさん本読んでますか?分厚い技術書になると「なかなか読み切れてない。。。」「積読が何冊あるんだろう?」なんて人もいるんじゃないでしょうか?
今回は、N2iの若手エンジニアが中心となり実施しているリモート輪読会について、企画し運営している岡部さんのインタビューを交えて紹介致します。
岡部さんは2019年4月にN2iに入社し現在4年目、"面接コボットforアルバイト"の機能開発においてバックエンドを中心に開発の中核を担っている紅茶好きエンジニアです。
ーー "輪読会"について活動の概要を伺えますか?
13時から30分間と時間を決めて、Slackに作成した輪読会チャンネルのハドルミーティングを使用して実施してます。最初は4−5名でしたが、現在は嬉しい事に多い時は8名程の参加してくれています。
流れとしては、
1.書籍が決定したらどんな知識が得られそうか、得たい知識について事前にスプレッドシートに各自記載。
2.a~dを読み終えるまで毎日繰り返す。
a. 前日に読む範囲と担当者を決める。
b. 当日までに担当者が読んできた内容を参加者に説明。
c. 輪読会終了後に、各自スプレッドシートに考察・まとめを記入。
d. 記入した内容をもとに簡単に意見交換を行う
3.一冊読み終えた次の日は振り返りDayとして、その書籍から得られた知識や実践で使えそうな知識をまとめる。
と、30分間と短い時間で出来る範囲となるので参加者負担も少なく、技術書の内容も理解できるという事で、現時点で半年以上毎日・回数でいえば2の7乗=128回を超え現在も継続中です(2022/12/7時点) 。
ーー どんな想いでリモート輪読会を始めたんですか?
課題として、開発チームの各個人の知識量がバラバラと感じておりました。
知識を得るにはどうしても個人の努力による部分が大きいですし、みんな通常業務もプライベートも忙しいですし。そこに加えて、リモート勤務の弊害でもあると思うんですが、雑談的なコミュニケーションの機会も少ないという部分も課題だと感じてました。
「通常業務が忙しい」「何読めばいいかわからない」「読み続けれない」というよくある"ある種の言い訳"ができないカタチとして、業務時間内にリモートでの輪読会を実施したいと開発マネージャーの吉野さんに相談し、快諾頂き今に至ります。
書籍の内容のディスカッションや関連した内容のディスカッションや雑談も発生しており、コミュニケーション不足を補っている部分があると思います。
ーー 書籍の選定はどのようにしてますか?
業務に関連する書籍を開発マネージャーの吉野さんに推薦頂いたり、参加メンバーから「足りてない知識を補いたい」という声も出てきてまして、参加者からのリクエストでも読む書籍を選定してます。
ーー これまでどんな書籍を読みましたか?
これまでに以下4冊を読了しました。
『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方 』
いまは参加者からのリクエストでネットワークの理解を深めるため、
を読み進めてます。
ーー 最後に、今後"リモート輪読会"をどのようにしていきたいですか?
既にみんな積極的に参加してくれてますし、他の開発チームから参加者が増えてたりしています。現在は、自分が通常業務で参加できない場合でも運営が進んでいます。
あとは簡単な質問や疑問で良いので気軽に発言できるような人が増えてきてくれると嬉しいです。そうすれば、お互いの意見や知識から新しい発見があったり、インプットの質がより高まってくると思っています。
いかがでしたか?
毎日13時からのリモート輪読会はN2iエンジニアチームの新しい文化になってきてます。「こんな職場で働いてみたい」と思ってくださった方は、ぜひご応募ください!