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なぜSoftwareEngineerとしてMNTSQへ入社することを決意したか

2020年4月から業務委託としてMNTSQのプロジェクトに参画しており、そのまま10/1日付けで社員として入社することになりました萩原です。

2011年に小規模なECサイトの開発に関わってから9年間webサービスのバックエンドエンジニア(なんちゃってフルスタックエンジニア)をやってきました。
小規模サービスの開発系社員(物理作業もやる)、派遣、上場企業の子会社社員、業務委託フリーといろいろな立場でサービス開発に関わってきました。
勤務地も東京と愛知を往復しています。

自分の志望としてふんわりと考えていたこと
・これからもサービスの開発に携わって手を動かして仕事をしていきたい
・自分は技術の最前線で立ち回っていくタイプではない
・バックエンドの領域で生きていくのならばなんらかのドメイン知識をつけた方が良い
・顧客に価値を提供して対価をいただくと言う関係が明確かつシンプルに成立しているサービスだとなお良い

MNTSQのことは業務委託の案件探しをする中で初めて知る事になったのですが、リーガルテックという領域の面白さ、その中でMNTSQが取っているポジション・戦略の筋の良さに強く興味を引かれました。

なぜMNTSQへ社員としてジョインする道を選んだのか

私は計画性といったものからは縁遠い人間です。

最初にWebサービス開発に関わったのも、大学を中退して無職であったところ、オンラインゲームの知人がIRCで出していた募集に応募したという経緯で、その後もキャリアプランというものは一切考えていない人間でした。 webサービスの開発には適性があったためなんとかここまで生きてこられたというタイプです。

同じような方の参考になるかもしれないので、自分が何を評価したのかという部分を少し深く書いておきます。

ここ数年のバックエンドエンジニアの状況


現状の認識として、webサービスの開発で一定の経験を積んだエンジニアというのは強い需要があります。
東京で業務委託フリーランスをやることを選択肢に入れられるのであれば、週3リモート、ガッツリ稼ぐ、興味の持てる技術分野に触れられるところに行くなど選択肢は多くあります。
何か一つ目立つ成果(OSSコントリビュータなど)を持っている人であれば、上にあげた選択肢を全て取りに行くことも可能であったりします。

その中でwebバックエンドエンジニアの立ち位置ですが、web開発の職能が分化・専門化が進んでいる影響で、やや衰退傾向にあると言っても良いと思います。

webアプリケーション作成の最前線はフロントエンドに移りつつあります。

私と同世代のバックエンド中心であったエンジニアは、フロントエンド・SRE・セキュリティ・システム全体の設計などに軸足を移し、専門性を高めていく人が多い、という印象です。
それぞれの領域は興味深いものの、自分が仕事として続けていくのはバックエンドの方が負担が少ないという感覚があり、徐々に領域が狭まっていく中でどうしたものかとぼんやり考えていたというのが入社前の状況になります。

なお、業務委託のフリーを選んだのは、お金貯めたら生きていく分にはなんとかなるので不況が来る前に貯金作っておこうという程度の浅い考えでした。結果半年ほどでコロナが直撃しました。

仕事を続ける中で感じていたこと

・ よくできたフレームワーク、XaaS、IDEの進歩などにより、既知の問題に対してコードを書くための労力は確実に減ってきている
・サービスの開発という目的に注力できるようになってきた、かも
・それでもまだアプリケーション開発は人類には難しいし、解決の目処も立っていない
・自社がどういう商売をしていて現状何を提供していて今作っている機能はこういう意図があるという解像度を持っているエンジニアは、まだ多くない

世の中には○○不要論など過激な説が飛び交いますが、現状人足りていないですし、充足する気配もないですし、webサービスの開発はまだまだ人類には難しいです。
どこかの分野にドメイン知識を持って、技術は少し遅れて入るぐらいでキャッチアップの努力を怠らなければ、あと10年ぐらいは飯が食えるんじゃないか、という感覚をふんわりと持っています。

そして

そういったなかで、リーガルテック市場を現実的(と自分が思えるよう)なプランで攻略に行くぜ!と声を上げているMNTSQと出会い、入社を決意したという流れです。

MNTSQが狙っているのはエンタープライズ向けSaaSという比較的新しい市場で、さらに機械学習・自然言語処理を使ったリーガルテックという手探り感あふれる業界です。自分のできることはどこかにあるだろうという気楽さでジョインすることができました。


以上、webサービスの開発エンジニアとして適当に生きてきたひとの参考になれば幸いです。

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