1
/
5

「働くヒト」キャリア指針は【毎日、毎月、成長を実感できるかどうか】。〜新卒入社のキャリア〜 #3

こんにちは。採用担当の行徳です。
ミクシィグループでは、メディア「ミクシル」を運営しています。
『ミクシィグループの魅力がまるわかりできるメディア』というコンセプトで運営されています。

https://mixil.mixi.co.jp/

記事コンテンツは、ミクシィグループの「会社のコト」、「働くヒト」を中心とした記事です。

ミクシィグループに新卒として入社し、数年のキャリアを歩んできたメンバーに、これまでのキャリアや携わってきた業務について振り返ってもらうインタビューを実施。入社時の心境、ターニングポイント、そしてこれからのキャリアビジョンについて迫ります。

#3は2012年、新卒でミクシィに入社した安藤。事業推進部やマーケティング部、プロモーション部、スポーツマーケティング部など、数々の部署を渡り歩く中でキャリアを築いてきました。安藤が“ミクシィで実現してきたキャリア”とは一体何なのか?そして、“これから叶えたいビジョン”とは。これまで経験した仕事と、キャリア観についてインタビューを行ないました。

安藤 希倫 キャリア年表

数値と向き合うことで、仮説と全く異なる事実が浮かび上がることもある。

━━━━学生時代、どのような就職活動をしていたんですか?

インターネットサービスを扱えるということと、裁量権を持って仕事を進められるという2つの軸に絞って活動をしていました。大企業の中でたくさんある役割の中の一つとして働くのと、自分がプロジェクトの中心となって進めていく、どちらの働き方のほうが楽しいのかなというのはよく考えていましたね。

小さい頃からコミュニティや物事の中心にいることが好きなタイプだったので、リーダーシップを発揮できる企業がいいなと思っていました。大企業となると社員が数万人いることもあるので、組織の中心人物として働くためには、10年20年という長い時間をかけて階段を上っていくんだろうな、と。キャリアの安定性よりも成長したいという思いのほうが強かったので、小さい組織のほうが裁量を持って働けるところに魅力を感じ、ミクシィへの入社を決めたんです。

━━━━入社後、まず配属になったのは?

SNS「mixi」内のコマースグループ「mixiモール」に配属となりました。売上やKPI、コンバージョンレートなどのデータを集計し、どのカテゴリーの、どの商品が売れているかといった要点を取りまとめていたんです。入社前は右脳型のプランニングっぽい仕事をするのかなと漠然と思っていたのですが、蓋を開けてみたら数値を扱うロジカルな仕事でしたね。

━━━━当時、キャリア設計はどう考えていたんですか?

全く考えていなかったですね。目の前の仕事に取り組んでいく、という姿勢でした。この仕事を始めて、数値を踏まえた改善プロセスとか、ロジカルな視点で事業を進めていく方法を学べたのは大きな収穫でした。数値根拠のない仕事は、そもそもビジネスとして成り立ちません。どんな施策がどれだけの成果を生むという数値でのロジックは必要だなと肌で感じたんですね。この数値を見る力はEC事業以外のビジネスでも必要になるだろうし、しっかり実力を養いたいと思っていました。

━━━━なるほど。数値を見る仕事の重要性を実感したんですね。

数値というのは、見ようによっていくらでも色々なものが見えてくるんです。僕の上司や先輩は、「mixiモール」全体の数値管理、事業戦略を担当していたので、「どういう切り口で数値を見ていくべきか」「数値のどういう部分を見るのが一番クリティカルか」「今後の数値予測の仕方とは」といった知識やノウハウをたくさん持っていた。上司の知識をインプットさせてもらって真似ていました。

数値が変動する仕組みや要因が分かると、○○をすればどう伸びる、という傾向も分かるようになってきて面白かったですね。例えば、「mixi」のユーザーっていわゆる“ほんわか”というか、“キレイ目ファッション”を好むユーザーが多いのではないかという仮説があったんですが、数値をひも解いていくと、ギャル系の服がものすごく売れていることが分かった。ECで購入する層はギャル系アイテムが売れる、それならギャル向けの特集を組んでみよう、ということになったりして。

━━━━意外ですね!

仮説と全然違う事実が見えてくると、面白いですよね。さらに事業だけでなく自分が成長する道筋も見える化されたのは良かったです。与えられた業務に取り組んでいく上で、ビジネスとしての全体感や、事業を成長させていくための勘所が見えてくるという感覚が楽しかったですね。それを1年目に経験できるのはありがたかったです。

残念ながら「mixiモール」は2013年にクローズしてしまいました。そのタイミングで別の部署で働いたほうがいいんじゃないかと、異動の声が掛かったんです。

━━━━入社1年半で初の異動に。

そうです。次に配属となったのは、「mixi」全事業のレポーティングシステムを作るチームでした。売上、アクティブユーザー数、ユーザーの増減率など、Excelに数値を入れるとレポーティングができる仕組みを考えました。mixiやモンスターストライク(以下モンスト)など、収益系のプロダクトごとに数値を分析し、向こう半年の売上を予測するのが仕事です。例えば、「このままいくと5%ずつ下がるので、2014年頭には売上がこれぐらいになってしまう。○○の対策していきませんか」というのをレポーティングし、問題提起していました。

━━━━かなり特殊なチームに異動したんですね。

はい、特殊でしたね。数値を見るのが好きになっていたので、より大きな数値を扱うようになり、別の楽しさを見出して働いていた気がしますね。そして半年後には、プロモーションチームに異動することになります。

━━━━全社サービスの数値分析から、プロモーションって、だいぶ毛色が違う仕事ですよね。なぜ挑戦することにしたんですか?

成長できる場所、自分のバリューを発揮できる場所ならいいかなと思っていました。「こういうキャリアを描かなければいけない」という明確なものもなかったので、まだ若いし自分にできることであれば、やってみてもいいかな、と。数値を見ているだけではどうにもならないことがあることも分かったので、プロモーションやマーケティングの部署に異動してもいいかなと思っていたんです。

そこではSNS「mixi」を盛り上げるためのプロモーションとして、企画や外部アライアンスの提携をしたり。例えば、ミクシィが主催するお笑いのショーレースや、ワールドカップのパブリックビューイングなど、toC向けのプロモーションやサービスの企画や実施を経験しました。

━━━━その後、自ら手を挙げて異動を志願されたんですよね。

そうです。mcc(※)で海外マーケッターの募集を見つけて。2014年の上期、モンストがすごく伸びており、海外展開をするためのプロモーションを始めるにあたっての募集でした。

実は僕、入社前から海外に興味あったんです。当時のミクシィには海外戦略推進室があったことも入社の決め手になっていたんですね。モンストを台湾に展開するということで、マーケティングチームにジョインしました。僕のキャリアとして、台湾版モンストに関わったことは大きな成長につながったと思います。

※mcc:「ミクシィ・キャリア・チャレンジ制度」の略。部署毎に求人を掲載し、メンバーは、所属上長への相談や許可がなくても求人に応募でき、条件に合致すれば社内異動が実現する

・・続きはミクシルで! https://mixil.mixi.co.jp/people/3612

株式会社MIXI's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社MIXI
If this story triggered your interest, have a chat with the team?