ゲーム好きが集まり、つながる場所として成長を続けるライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」。マーケティンググループでマネージャーを務める平野さんは、株式会社バンダイナムコエンターテインメントでのプロモーション経験を経て、コンサルタントとして異業種に飛び込み、そして再びエンタメの世界へと戻ってきました。
大手エンタメ、コンサルファーム、スタートアップ。三つの全く異なる環境で培ったものを、いまどう活かしているのか。そしてミラティブに感じる可能性とは何か。
「事業を牽引できる存在になる」という明確なビジョンを持つ平野さんに、キャリアの変遷とミラティブへの想いを語ってもらいました。
平野(ひらの) マーケティンググループ マネージャー。バンダイナムコエンターテインメントに新卒入社。プロモーション担当として、スマホ・家庭用双方のゲームタイトルのプロモーションを手がける。その後、ベイカレント・コンサルティングにコンサルタントとして転職し、クライアント企業の課題解決に携わる。現在は、ミラティブのマーケティンググループでユーザー獲得施策全般をリードしながら、営業・プロダクトなど複数部門とも横断的に連携している。
「外の世界で、どこまで通用するか試したかった」
―― 平野さんのキャリアを振り返ると、大手エンタメ・コンサル・スタートアップと、環境が大きく異なる会社で経験を積まれています。もともとキャリアに対してどんな軸をお持ちだったのでしょうか?
実は、最初から明確な軸があったわけではないです。私のキャリアのスタートはほとんど勢いみたいなものです笑
大学では法学部にいたのですが、もともとは就職するつもりはなく、大学院への進学を考えていたんです。ところが、大学4年の4月にいろいろあって、慌てて就活を始めました。
ゲームが好きなことに加え、法学部での勉学や塾講師のアルバイトの経験を通じて、文章を書いたり誰かにわかりやすく伝えたりすることに魅力を感じていたので、「エンタメ×プロモーション」ができる会社を探しました。そんな中で大学の説明会に来ていたバンダイナムコエンターテインメントの話を聞いて「楽しそうだな」と思い、選考を受けました。
―― バンダイナムコエンターテインメントでは具体的にどんな経験を積まれましたか?
入社後はプロモーション部門に配属され、ゲームタイトルのプロモーションを担当しました。入社初期から数多くのスマホゲームのプロモーションに従事させてもらいましたし、家庭用タイトルも発売前からダウンロードコンテンツの展開まで一連の流れを経験できました。
特に、1年目から携わった自社オリジナルのスマホゲームと6年目に担当した『スーパーロボット大戦30』は強く印象に残っています。余談ですが、当時のチームの方々とは今でも連絡を取りますし、たまにご飯にも行きます。『スーパーロボット大戦30』では社内での表彰もいただけて、そのタイミングで自分の中でひとつ区切りがついた感覚があったんです。
それと同時に、外の世界に出て、自分がどこまで通用するのかを確かめてみたいと考えるようになりました。バンダイナムコエンターテインメントのように強大なIP(*)を有していると、自身のマーケターとしての実力が不足していても一定の成果が出てしまう可能性があります。純粋に自身の力のみだと市場からどのような評価をされるのか気になったんです。また、できることの幅を増やしたいという気持ちもありました。
(*)Intellectual Propertyの略語。「知的財産」を意味する。クリエイティブな活動により生み出された創作物等、知的財産として価値をもつもの。
苦手な「資料作成」を克服するために、あえてコンサルを選んだ
―― 転職先にコンサルタントを選んだのはなぜですか?
どこまで通用するか試したい、自身ができることの幅を広げたい、という思いに加え、「弱みを克服せねば」ということも考えていました。
私は資料作成が苦手なので、「高いレベルでの資料作成ができて当然という環境に身を置き、克服せざるを得ない状況」に自身を追い込みました。私は基本的に怠け者なので、そうでもしないとスキルアップできないかなと思ったんです笑
もともとコンサルタントに興味もありましたし、半ば勢いもあり挑戦しました。
コンサルタントで培った視点と思考
―― コンサルタントの経験を通じて得たものはありますか?
資料作成のスキルアップに加え、いくつかあります。経験として新鮮だったのは、自分より一段も二段も上位のレイヤーの方と話す機会ばかりだったことです。そこで求められるのは、いわゆる虫の目・鳥の目・魚の目を使い分けながら話す力でした。そこで養った感覚が、いまミラティブで経営陣と毎日のように会話する場面で非常に生きています。
また、常に「どうやったらバリューを出せるか」という意識が根付いたことは大きな財産となりました。特にAIが進化した今、たいていのことはAIでできてしまいますが、そんな中で、自身は何ができるか、どういった貢献ができるかという思考が自然にできているのはコンサルタントとしての経験によるものだと思います。この領域ならまだAIより全然自分の方がイケてるぞ!という半ば意地みたいなものもあります笑。
「エンタメ×マーケ×プロダクト」の交差点に、ミラティブがあった
―― コンサルタントから、再びエンタメ業界のミラティブへ転職したのはなぜですか?
もともと「レベルアップしてエンタメのマーケティングに戻ってこよう」という気持ちで転職をしていたので、自分としては予定調和です。実は前職の面接でも明確にそのことは伝えてありました。ミラティブに転職する際に、ちょっと時期としては早いのではという会話もしましたが、ありがたいことに職位を1つ上げることができましたし、子どもが生まれたこともあり想定より少し早く次のステージへ進むことにしました。また、事業会社勤務が長かっただけに、コンサルタントというアドバイザー的な立場ではなく、自身の手で直接ビジネスをドライブしたいというもどかしさもありました。
エンタメ業界に戻る際は、プロダクトにも入り込んでいける環境を求めていました。「エンタメ業界×マーケティング×プロダクトへの関与」という条件で探していた中で、ミラティブがマッチしたんです。
また、先ほどお話ししましたが、ちょうど子どもが生まれるタイミングでもあり、働き方が整っていることも重要でした。面談を重ねる中での体験も良く、自然と第一志望として選考を進めていました。
―― 入社してみてのギャップはありましたか?
いい意味でスピード感に驚きました。速いとは聞いていましたが、想像以上です。時間なんて制約ではないといわんばかりの推進力があり、いい意味で常識が通じないスピード感があります。
そしてこのスピード感は無茶苦茶なものではなく、ユーザーやプロダクトへの解像度の高さ、意思決定の早さに支えられています。AIの進化に伴い、もっとスピード感が上がると思うとわくわくしますね。
「周囲の熱量にあてられ、いつの間にか部門横断で動いていた」
―― 現在はマーケティンググループのマネージャーとして、どんな業務を担当されていますか?
大きく言うと、ユーザーを獲得するために何をどうするかを考え、実行しています。
最近力を入れているのが、ゲーム会社との取り組みです。
Mirrativ(ミラティブ)のユーザーさんはスマホゲームをプレイしている方が多く、その特性を活かしてゲーム会社と当社それぞれにメリットのあるようなお取り組みができるのが強みです。そのお取り組みの中で相互送客をはじめとした価値創出に挑戦しています。コア・コンピタンスというやつですね。

ユーザーのコミュニティ分析を行いゲーム会社に結果を共有することも
―― マネージャーとして、マーケ以外の領域にも関わっていると伺いました。
プロダクトはもちろんのこと、気づけば営業部にも関わっています。「もっと良くできるのではないか」と感じたところに自分から関わってきた結果です。周年プロジェクトの推進役も、自ら手を挙げました。
ただ、あまりにもいろいろ首を突っ込んでいると広げた風呂敷をたためなくなってしまうため、周囲を頼ることも意識しています。自分より詳しい人がいれば任せますし、無理のない範囲でチームメンバーにもタスクを切り渡します。また、現在はAIの活用による業務効率化にも挑戦しています。今後も伸びしろがあると思ったところへは積極的に関わっていく姿勢はとっていきたいと思っています。
ミラティブには、未完成な部分や、着手できていない伸びしろがまだまだあります。 それを「自分の手でよりよくできる機会」として楽しめる人には、すごく刺激的な環境だと思います。
「打席に早く立てる」ことが、キャリアとしての最大の武器になる
―― エンタメ業界でキャリアを積みたいと考えている人に向けて、ミラティブという環境の特徴を教えてください。
大手のゲーム会社では、開発費や開発期間が年々大きくなっています。その分、自分のタイトルを持つまでには一定の年数と実績が求められると聞いています。
一方でミラティブでは、自分で考えた企画を自分の手で動かし、ユーザーに届ける機会を比較的早く得ることができます。いわゆる「打席に早く立てる」環境です。
また、部署にとらわれず、手を挙げれば関われる範囲が広いのも特徴です。「より良いものをつくりたい」という人が多く、自分の意思次第で関与領域を広げていくことができます。
実際に私よりはるかに若い年齢で最前線で活躍している方もいますし、比較的早いうちからいろいろな経験を積むことができるのは大きな魅力かなと思います。
―― どんな方と一緒に働きたいですか?
チャレンジ精神があり、前向きで明るい方ですね。
ミラティブでは自分から手を挙げて積極的に動ける方がフィットしやすいと思います。主体的に動ける方にとっては挑戦の機会が広がる環境です。
前向きな人はキャッチアップが早い印象ですし、インプットをどんどん力に変えていける方と働いているとこちらも刺激をもらえてありがたいです。また、明るい方がいるとチームの雰囲気がよくなりますし、雰囲気が良いチームの方が成果を出しやすいです。
今お話ししたような方とは一緒に働いていてとても楽しいし、お互いに高め合える気がします。
―― 最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
まずは少しでも興味を持っていただけたら、気軽にカジュアル面談でお話できれば嬉しいです。堅苦しいものではなく、「ちょっと話してみたいな」で全然問題ないです。お待ちしています!
※記事の内容は公開当時(2026年7月時点)のものです。