ー山元さんの経歴を教えてください
私は高校を卒業後、イギリスの音楽大学に進学しました。音楽を学ぶことに情熱を注いでいましたが、ちょうどコロナ禍も重なり、途中で中退する形になってしまいました。その中でも、友人たちと一緒に自主制作映画を作ることになり、元々音楽活動をしていた時にもあった、「ゼロから作り上げる楽しさと達成感」を再認識しました。次第に「もっと自分の手で何かを創り出したい」と強く感じるようになり、社会人として新たなスタートを切る決意をしました。
その後、音楽業界に入り、音楽レーベルでアーティストのプロモーション活動に携わりました。具体的には、ラジオ番組や雑誌への営業、SNSコンテンツの制作など、アーティストのプロモーション全般を担当しました。この仕事を通じて、多くの刺激を受け、やりがいを感じることができましたが、「自分は成長していけるのか?」と自問自答することが増えました。
また性格的にも、映画を制作した経験上、「自分で0から生み出したもので世の中にインパクトを与える仕事」がしたいと考えたいこともあり、改めて若いうちからどんどんチャレンジできる環境に身を置きたいという想いが芽生え、転職を決意しました。
ーマインドフリーを選んだ理由は?
転職先としてマインドフリー株式会社を選んだ理由は、いくつかありますが、最も大きな理由は「0+α」の経営理念と「自分で0から生み出したもので世の中にインパクトを与える仕事」という自分の思いの部分が重なったことです。あとは、法人営業の経験を深めたかったという点が大きな動機でした。
私は前職で小規模なレーベルでの営業活動をしていましたが、法人への提案という形で、より本格的に業務を学んでみたいという思いがありました。前職での経験を通じて、SNS運用の奥深さを感じつつも、「運用のさらに前段階、戦略設計から関わりたい」という思いが募っていきました。
また、これまでちゃんとした経験のなかった法人営業にも挑戦してみたいという強い気持ちがありました。そんな中でマインドフリーの存在を知り、会社のホームページやSNSを拝見するうちに、その「面白そうな社風」に強く惹かれました。
SNS運用だけでなく、その先の戦略まで深く関われる環境、そして新たなソリューションスキルを身につけられるチャンスがあると感じ、マインドフリーへの転職を決意しました。
ー現在の業務内容を教えてください。
お客様へのSNSソリューション提案の活動を行っています。具体的にはお客様のヒアリングを基に、課題を定義し、課題解決に繋がるSNSソリューションを提案する形です。
解決に繋がるのであればSNS運用、UGC運用・広告、インフルエンサー、キャンペーンはもちろん、SNSを飛び越えて他のデジタル施策の提案や、リアル施策の提案も行います。単一の商材に縛られずに、お客様の課題に応じて、企画提案が出来る部分はマインドフリーのいいところですし、0から自分でくみ上げていけるやりがいがある部分です。
また、役割的には「責任者」という立場はありませんが、早くステップアップできるように自分自身の目標設定と達成に向けて、常に事業全体の売上目標に貢献することを意識しています。
最近は、後輩の育成にも力を入れています。新卒の社員2人を指導し、彼らが成長できるようサポートしています。この育成のプロセスを通じて、教えることで自分自身も学びが深まり、より良い結果を生み出すための知識や技術が向上しています。
ー未経験からの入社で大変なことはありましたか?
正直なところ、入社してから現在に至るまで、常に挑戦の連続だと感じています。特に大変なのは、「自分が出来ないこと向き合い、試行錯誤し続ける」ということ。
前職の音楽業界とは全く異なるスピード感に、入社当初は圧倒される日々でした。昨日まで新しかったものが今日には古くなるような業界の動きに食らいつくため、通常業務後も毎日、業界やトレンドに関する情報を自ら積極的にインプットし、何とか周りのメンバーに追いつこうと必死でした。
毎日本も読みましたし、YouTubeの業界のチャンネルで提案の仕方も見続けて、社内外のフィードバックも受け、自分がインプットした知識を、アウトプットに返す試行錯誤を続け、自分にある形を見つけることに集中していました。
もちろん先輩の指導や社内の研修などの充実したサポートにも助けられましたが、未経験からの自分の場合、費やせるものは「時間」だと一定期間は覚悟を持って取り組んでいました。その結果、未経験入社から数カ月で、新規のお客様の商談から企画提案~ディレクションまで自分で進行する案件をつくれたのは、一つの自分の成果だと思っています。
ー今後の展望はどう考えられていますか?
今後の展望としては、まずはマインドフリー株式会社でSNS事業部を牽引するような存在になっていきたいです。
SNS単体ではなく、デジタル施策とSNS施策を絡めた総合的なプロモーション提案も早く行っていきたいと考えています。自分のスキルをさらに磨き、会社全体の成長に貢献できるよう、挑戦を続けていきます。
ーどのような人と一緒に働きたいですか?
一緒に働きたいのは、ポジティブで前向きな姿勢を持つ方です。困難な状況に直面しても諦めずに、前向きに取り組むことができる人と一緒に仕事をしたいと考えています。
前例や事例がないことも多く、自分たちで0から作り上げていく面白さには、大変なことも多いです。自分にコミットし、常に前向きな姿勢を持っている方と一緒に働きたいなと思っています。