一山 良太(ICHIYAMA RYOTA)
SNS Performance Marketing部 事業統括プロデューサー
大手メーカーからSNSマーケティングのベンチャー企業を経て、マインドフリーへ入社。
現在は、SNS事業部の事業責任者として、サービス開発・事業推進・マネジメント等に携わる
「マインドフリーとしての価値」を常に意識する、事業戦略の推進
ー一山さんはマインドフリーで事業統括プロデューサーとして、事業全体を推進するメンバーです。あらためて、現在の業務内容を教えてください。
SNS事業全体の推進役として多岐にわたる業務を担当しています。
主な役割は、SNSマーケティング事業の全体設計・戦略立案、クライアント企業へのコンサルティング、自社ツールの開発・運用管理、そしてマネジメント・採用教育など事業を推進するうえで必要な業務に網羅的に関わっています。
特定のある業務というよりも、事業推進を行う上で優先順位が高いものに時々に応じて比重をかけているイメージです。現在だと、TikTokを活用した縦型ショート動画のサービス開発、TikTokShopを活用したEC支援などに注力しています。SNSはトレンドの移り変わりが早いので、マインドフリーとしても常に「最先端」のトレンドやテクノロジーを活用していくように意識しています。
ーSNS Performance Marketingの現在の事業内容を教えてください。
大きく分けて3つ推進しています。
1つ目は大手クライアント向けのSNSマーケティング戦略設計・支援
2つ目は自社SNS支援ツール「GEPPY」「チャムスタ」「TikQ」等の提供
3つ目はTikTokに特化した縦型ショート動画活用の支援
1つ目のSNS全体のコミュニケーション戦略設計~並走を支援させて頂く事が一番多いです。ご相談自体は、「キャンペーンを行いたい」「インフルエンサーを活用したい」など部分的なものもありますが、効果的なSNS支援のためには、「そもそもその施策が最適解か?」「SNS以外も含めたマーケティング戦略はどうなっているのか?」から考えないといけないと思っています。それに対するご提案を行う中で、最終的にはSNS全体の戦略設計・支援を行うことがありがたいことに多くなっています。
2つ目の各種ツールは、上記の中ニーズとして多く出てきていた販促支援やUGC支援のツールも自社で開発しご提供する形になりました。
3つ目は社内TikTokerを中心として、自社ショートドラマ作成やクライアントのTikTok活用の支援を行っています。またTikTokを活用した独自サービスの新規事業の立ち上げにも現状注力し始めています。
―SNS事業部で大事にしている事を教えてください
会社として「0+α」「最先端」「ワクワク」を追求するというコンセプトの大前提があったうえで、SNS事業部としては自社のサービスを一辺倒で薦めるのではなく、「クライアントがまだ気づいていない課題を定義し、最適なソリューションを提案すること」、そこで「成果や価値をしっかりと作る事」を大事にしています。
SNSマーケティング支援の会社はこの数年でとてつもなく増えました。ひとことで、SNSマーケティングといっても、広範囲にわたり、
・設計・コンサルティング・分析改善
・ブランディング・販促・コミュニティ
・コンテンツ制作
・縦型ショート動画
・SNS広告
・インフルエンサー・PR
・アフィリエイト
・キャンペーン
・分析ツール
など幅広い会社がそれぞれの専業領域を持って活動しています。
マインドフリーの場合、特定商材や媒体に限定しているわけではなく、クライアントの課題に合わせて上記の手法を組み合わせて最適な提案を行うことができる環境です。また、SNSのみに限らず、必要であればオウンドメディアやアプリなどデジタル施策やリアル施策も含めた総合的な提案を自由にできるのが強みです。なので、1つの手法を無理に進めるということはなく、適切な課題に適切なソリューションを組み合わせて提案することができます。
例えば、
「四国電力と挑む、新たな地域共創のカタチ。「愛でたい四国」で紡ぐ、SNS時代の地方創生」などはその一例です。限られたSNS単体の領域にこだわらずに、SNS×デジタルを組み合わせて今までになかった新しいユーザーコミュニケーションの形を生み出していきたいですね。
ー今後の展開を教えてください
短期的にいうと、大きなトレンドが生まれているTikTokを活用した縦型ショート動画のサービス開発、TikTokShopを活用したEC支援などに注力しています。今後は、SNSを単なる情報発信の場から「購買行動を生み出すコマースの場」へと進化させるため、企業とユーザーを強く結びつけるコミュニケーション設計や、ライブコマースを活用した新たな購買体験の創出に重要事項としていく方針です。
長期的には、現在はToB向けのクライアント支援が中心ですが、将来的にはToC向けの事業立ち上げも行っていきたいと考えています。
AIの進歩が凄いスピードで進む中で、今まで大きな企業しかできなかったような生産活動が規模が小さな企業でも取り組めるようになってきています。
一般的な生産活動が、製造・販売・広告・物流で構成されているとすると、広告はSNS、販売・物流はEC、製造は海外OEMやChatgpt等のAIや3Dプリンターなどを活用することで、ミニマムスタートで戦える時代が来ていると感じています。
自分たちで「ものづくり」をして、SNSで「コミュニケーション」を行い、コミュニティを通して「ファン」をつくる。そういった一連の流れを自分たちでも一気通貫でトライしたいなと思っています。
ー一山さんから見たマインドフリーの良さを教えてください
・物事の本質を考える習慣がある
・失敗を恐れずに新しいことにチャレンジし続けることを良しとするカルチャーがある
ということは他の方が記事で書いてくれているので、私からは別観点で少し抽象的になりますが、「A か Bの2者択一」でものごとを判断しない環境がある。というのはすごいいいことだなと思います。
例えば、「売上に繋がる企画と面白い企画」、「ロジックと感性」、「経済合理性と社会的価値」。
よく話にあがりがちなテーマとしてあると思うのですが、どちらかに偏ることなく、色々なメンバーがいて、色々な側面から、両立が難しそうなことを頑張って両立させようとする。
株式会社である以上資本主義社会の制度上、放っておくとどうしても経済性の引力が強くなってしまう。例えばよくあると思うんですけど、月締めの営業数値が足りない人が、無理やり必要とされていない契約をねじ込もうとするみたいな。目標必達志向は良いと思うんですが、なんかアプローチが違うなという。
でもマインドフリーはそうじゃない。相反するものをなんとか作り上げようとする。
そういった環境は中々ないので、すごく有難いなと思いますね。
ーどのような人材を求めてますか?
1つはSNSやWEB広告などの専業会社にいて、特定領域のスキルは身に付いたと思うけれど、もっと幅を広げていきたい。SNS×デジタル施策全般のソリューションのスキルを身に着けていきたい方。
先程も述べましたが、マインドフリーの商材は特定媒体・特定商材に限定していません。SNSを軸にしつつも、SNSの枠に留まらない力を身に着けていきたい方にはぴったりだと思いますね。
2つめは「自分で意思を持って決断、実行する」ということを機会だと捉えられる人だと活躍しやすいと思います。新規事業立ち上げやトレンドの移り変わりの早いSNSの場合、過去の成功体験にすがっていては、まったく前に進みません。
・機会を待つのではなく、自分で機会をつくる。
・失敗を失敗と思わずに、次のチャレンジに生かす
結局は、自分の決断と行動次第で局面は作られ、変わっていくと思うので、そういった部分を大事にしていきたいです。
SNSやAIを通して情報を受け取ることは簡単になり、「知っている」ことは増えました。
一方で、私もそうですが、「自分に都合のいい情報を受け取る事」ばかりに慣れてしまっているように思います。あとは「情報を整理して終わり」みたいなことも多くなりました。
そうではなくて、誰もが何でも作れ、何でも発信できるようになっていく世の中で、「行動するか、しないか」が大きな分岐になり始めています。その中で、「自分で意思決定・行動して、自分なりの手触りのあるフィードバックを得て、次に活かす。」そんな力が今後もっと重要になってくると考えています。
「自分で意思を持って決断、実行する」そういう感覚に抵抗が無い方、もしくはこれから伸ばしていきたい方が今のフェーズのマインドフリーはとてもいい環境だと思います。